不動産登記|海外在住者による不動産登記の手続き体験記

不動産登記家を建てる
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きつね
きつね

海外在住で日本で家を購入したんだけど、どうやって不動産登記すればいいの?


この記事では、海外在住者の不動産登記をした際の体験をご紹介しています。


こんにちは、れとです。昨年から家族で東京で家を建てていて、この度完成に至りました!


れと
れと

正直、とても嬉しいです♬

家を建てる過程は、少しずつですが、こちらにアップしています。



そして、先日、私の持分につき、不動産登記のための文書の取得をしてきました。見事に失敗して、それなりに遠い総領事館に一日に2度行く羽目になりました笑。


失敗した点は本当に些細な事。役所手続きには注意が必要ですね


経験を踏まえ、今後登記のための作業をされる皆様に注意点をご紹介しておきたいと思います。


それでは、ご紹介していきますね。

海外在住者による不動産登記 提出する書類

海外在住者が不動産登記をするには、以下の5つの書類が必要です。


5つの書類

◆ 自分で総領事館のページを見て用意するもの

✔ 在留証明書

✔ 署名証明書(形式は1です。共有持分申述書に添付する書類。)

◆ 司法書士に依頼し、署名、捺印するもの

✔ 共有持分申述書(大使館、総領事館に行くまで署名してはいけません。)

✔ 委任状2通(司法書士が発行したものに署名、押印)


私の場合、遠隔、かつ自分では文書の作成は難しいので、文書の作成はプロの司法書士にお願いしました。


登記にかかる全ての文書はご自身でご作成頂くことも可能かと思いますが、このページでは司法書士を利用した場合をご紹介します。


司法書士は、こちらで見つかります。


「司法書士」でご検索下さい。

>>> ココナラ



共有持分申述証明書

共有持分証明書の添付
(形式1)

在留証明書

大使館、総領事館で行うために準備するもの

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大使館には、以下を持参してください。


持っていくもの

☑ 共有持分申述書

☑ パスポート

☑ 住所を証明する文書
(IDカード、公共料金の支払いを証明するもの、アパートの契約書)


司法書士により用意された委任状は、自分で署名、押印するだけです。大使館・総領事館では、以下の2つの文書を取得します。

在留証明書

大使館や領事館においてある在留証明書の申請書に記入のうえ窓口に提出し、取得します。


ご自身の地域の大使館、総領事館のホームページの「領事」関連ページから、在留証明書の取得方法を確認してください。


剤州証明書の発行には、住所を証明する文書が必要です。


利用可能な文書は、IDカードや、公共料金の支払いを証明するもの、アパートの契約書などです。


✔ 失敗したこと

在留証明書の発行に際し、私は、住所の証明にアパートの契約書を持参しました。


ところが、アパートが発行した契約書の私の名前の記載がある文書には、アパートの契約が切れる日が記載されていなかったんです


これにより、証明書の発行は却下されました


一度自宅に戻り、アパートのリーシングオフィスに契約が切れる日が載った文書を新たに発行してもらうことに。


この、契約日がきちんと入った契約書により、無事在留証明書が発行されました。

署名証明書

大使館、総領事館においてある申請書に記入のうえ窓口に提出し、取得します。共有持分証明書の署名が、実際に本人によりなされたことを証明する文書です。


共有持分申述証明書に領事の目の前で署名をすることで、「署名証明書」が発行されます。


大使館・総領事館から戻ったら、委任状も合わせ、合計で5つの文書をまとめ、司法書士宛てに送付することで作業完了です。


文書の準備にあたっては不明なことも多いので、相談できる司法書士さんを見つけておくと、スムーズです。

海外在住者による不動産登記 まとめ

こんな作業でつまづくとは思いませんでしたが、見事に2度手間をやらかしました。


最初は夫が車で連れて行ってくれたんですが、さすがに2度目は頼めず電車で。ウィルスが蔓延してから公共交通機関に乗ったのは、これがはじめてでした。


明日以降文書を司法書士さんに送付しますが、もし何かあればまた追記します。(後日談:何も問題なく手続きは進みました。)


コロナウィルスの影響で一時は工事が遅れましたが、何とか一年を経て家が建てられたことを嬉しく思っています。



私は帰国できないので、しばらくこの家に行くことはできませんが…。


おととしから、母が祖母の介護のために、埼玉から東京に毎週通っていたんです。この家が建つことで、ようやく母と祖母が一緒に暮らす事ができます。


これで母の負担が少しでも減るといいと考えています。介護は大変なので、24時間一緒にいる事も心身の負担になるかもしれないけど…。



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