【不妊治療体験談】卵管造影検査は痛いの?⇒痛い5つの工程を深堀り

PREGNANCY
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こんにちは、れとです。


不妊治療で避けて通れない卵管造影検査。はじめて受ける方は、「痛いの?そうでもないの?」と不安でいっぱいですよね。


結果から言うと、正直痛いです。実体験からすると「痛くないよ」とはぜったい言えないので、むしろ、どんな痛みだったかを深堀りしたいと思います。


私の中では、不妊治療の中でももっとも辛かった検査でした。二度と受けたくありません。


ですが、不妊治療で赤ちゃんを授かった私としては、痛みを伴っても受けた甲斐はありました。痛いとしても、やらなくてはいけない検査なので、さっさと覚悟を決めて検査を受けるが良しだと思います。


この記事では、その工程も含め、私の実体験をご紹介したいと思います。


それでは、さっそくご案内しますね。


造影検査は痛いの?⇒痛いです。

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卵管造影検査は、生理痛を強くしたような気持ち悪い痛みを感じます。


一方で、痛みを感じる工程は、2回ほど。そのうち、痛みと気持ち悪さがマックスなのは、だいたい2分ほどです。気持ち悪い痛みですが、たった2分なので、痛みに強かったり、我慢強い方なら何でもないかもしれません。


多少の個人差はあると思います。ですが、おそらく多くの方が気持ち悪い痛みを感じるものだと思います。痛みがあることを覚悟して乗り切ると◎です。


 

卵管造影検査とは?

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卵管造影検査とは、子宮の中にチューブを入れ、そこに液体を流し込んで卵管に通し造影して、卵管が詰まっていないかを調べる検査です。


自然に妊娠を試みた場合、卵子と精子はこの卵管で出会うんですね。検査でこの卵管が詰まっていると判断された場合、自然妊娠ができないので、不妊治療が必要と判断されます。


痛みは、①子宮の中にチューブを入れて固定する際と、②中に液体を入れこむ際、この2つの工程で生じます。


卵管造影検査は、不妊治療を行うにあたり、最初に受けるように指示を受ける検査です。私は不妊治療をアメリカで行いましたが、アメリカでも最初にこの検査を言い渡されました。


卵管造影検査の流れ(実体験をもとに)

私が体験した卵管造影検査の流れをご紹介します。まったく医学的な知識が無い患者視点ですので、その点ご了承ください。


卵管造影検査の前

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専門病院の待合室で待つ

病院の待合室で名前が呼ばれるまで待ちます。「痛い」と聞いていた検査なので、待ってる時間はドキドキでした…。緊張しっぱなしだったのを覚えています。


診察用のガウンに着替え

名前を呼ばれ、ロッカールームに通されます。体の全面か後面が隠れるガウンを2枚渡され、前と後ろに着用します。


診察台に寝っ転がる

診察室にはベッドがあり、ベッド横にはモニターがありました。ベッドに寝転がると、天井の方にもモニターがあって、造影された内容が映るようになっています。


1名のナースの方がずっと一緒にいてくれ、「緊張してる?大丈夫よ、すぐ終わるから。」と優しい声をかけてくれるけど、緊張はとけません…。


医師が入ってくるまで、その状態で待ちます。


足を広げ、ひざを立てるよう言われる

医師が入ってくると、チューブを子宮に入れるため、寝っ転がったままひざを立てて足を開くように指示されます。


卵管造影検査自体

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【工程1】シュルリと細い管が入れられる

股に何か器具があたる感触があり、細い管がシュルリと通されるのがわかります。この時点では、不快感はあるものの、そこまで気持ち悪くありません。


【工程2】奥に入れられる瞬間⇒気持ち悪さのはじまり

チューブがどんどん奥に入れられる感触があり、中に固定されます。このチューブが入っていく工程で、「ググッ」となんとも説明しづらい生理痛の強いバージョンの痛みがとつぜん生じます。


お腹に気持ち悪い疼痛が生じ、何かを排出したい感情が湧き出ます。ただ、まだ叫ぶほどではありません。


【工程3】液体が流し込まれる

チューブが固定されたら、液体が流し込まれます。この瞬間からが最高の痛みです。普段経験することのない、体の奥に入ってきてはいけないものが入る感覚をともなう痛み。


異物が入ってきているのがわかり、その不快感とともに、生理痛の数倍の痛みが襲います。


私は瞬間「ウァーッ」と叫び、気持ち悪さと痛みで、のけぞってのたうち回ろうとしました。体の中心を疼痛が駆け抜け、何かを排出したい気持ちでいっぱいになります。たえられない感覚です。手足が勝手にバタバタします。


痛みで腰が浮いたため、4名ほどのスタッフが抱え込んで私をベッドに押しつける事態に。勝手に涙があふれ出ます。


【工程4】体を左右に寝返りする

最後に、液体が卵管を流れるのを確認するため、「はい、右側に体傾けて体を固定してー、今度は左側ー。」と寝返りを打つよう指示されます。

これがもう拷問です。体の奥底に痛みがある中、かたい台の上で寝返り。子宮の中にさらに気持ち悪い痛みを生じさせます。私は、さらに「うゎーっ」と叫びました。涙が出続けます。


このとき、医師から「モニターに卵管が映ってるよー。ご覧くださーい。」と言われましたが、そんな余裕はゼロでした。


【工程5】チューブが抜かれる

検査が終わると、「はい、終わりましたよー。」とあっという間にしゅるりとチューブが抜かれます。体を拭く用のペーパータオルを渡されます。


ナースの方から、「しばらく動けないだろうから、時間かかっても大丈夫よ。着替えができる状態になったら、ロッカーに移動してね。」と言われます。


卵管造影検査が終わったあとは

検査のあと、「腰が抜けた」ような感覚になります。腰に力が入らず、うまく歩けない…。がに股でヨロヨロと何かにつかまりながら歩く状態。


涙は出てるままだし、お腹の中は「生理痛の後遺症のような状態」で、気持ち悪くて仕方ありません。


この状態は、検査のあと半日ほど続きます。検査のあとは、仕事など動かなければいけない予定を入れるのはおすすめできません。


造影検査は痛いの?まとめ

というわけで、卵管造影検査の痛みについて深堀りしました。何度も言いますが、ほんっとに痛かったです。もう麻酔できればいいのに、と思う検査です。


もしかしたら、私はとくに痛みに弱く、このように感じたのかもしれません。痛みに強い人からしたら、「えっ、この人おおげさ!」と思われるかもしれませんね。


いずれにしろ、痛みは少ないほうがいいに決まっているので、この記事を読まれた方が少しでも軽い痛みで済むことを祈ります。


不妊治療に際しては、多くの場合、最初に卵管造影検査をもとめられます。皆さんがこの検査を避けられない場合、この記事が「痛みへの覚悟」に一役買えればと祈っています。


それから、卵管造影検査を受けたあとって、卵管の通りがよくなるので、数か月の間だけ自然妊娠しやすくなるそうですね。


なので、不妊治療に進むか迷っている方は、とりあえず造影検査を受けて卵管の通りをよくし、このゴールデンタイムに自然妊娠を目指すのもありだと思います。


卵管造影検査については、痛みのことはよく知ったうえで、覚悟を決めてさっさと検査をしてしまうのが◎と思います。一回だけやれば、もう受ける必要はないはずですので。


不妊治療は、はじまるのが遅ければ遅いほど成功の確率が低くなります。治療をするのをためらっている場合は、とりあえず専門家に相談です。


この記事を読まれている方が、こうのとりに出会えますように。


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