
1歳の子どもと一緒に飛行機に乗るけど、何を持っていけばいいの?
機内で泣いたらどうしよう…。
初めての子連れフライトは、楽しみよりも不安の方がいっぱいですよね。
私も我が子が1歳のときに、日本からオーストラリア、さらにアメリカへの長距離フライトを経験しました。
そのときに「これはあってよかった!」と感じた持ち物や、ぐずり対策に役立ったアイテム、機内での過ごし方のコツなどを、この記事でギュッとまとめました。
✔️ 何を持っていけばいい?
✔️ 荷物はどう分ける?
✔️ 機内で泣かせない工夫は?
これからフライトを控えている方に、少しでも安心してもらえたらうれしいです。
子連れフライト・1歳児との搭乗前に知っておくべきこと

初めて1歳の子どもと飛行機に乗る際に、「知っておくべきこと」は以下のとおりです。
1歳児との飛行機移動、これが大変!
- 言うことをまったく理解してくれない
- 動きたい盛り&じっとしていられない
- 耳抜きできずに泣く
- 眠たい or 空腹でぐずって泣く → 親は焦る
我が子も、離陸の少し前にぐずりはじめて、「大泣きしたらどうしよう」と焦りました…。即座に授乳ケープを出して、離陸して機材が安定するまで授乳したら落ち着かせられました。離陸時は、ミルクか授乳が◎です。
搭乗前に確認したい3つのポイント
1. フライトの時間帯を選べるなら「昼寝や就寝時間」に寄せる
- 機内で寝てくれれば親はかなり楽です。
2. 座席はバシネット席 or 通路側がおすすめ
- 長距離フライトならバシネット付きの席が便利(予約は、チケットを購入した後すぐ(予約不可の場合もある))
3. 航空会社によってサービスや対応が違うので、事前に電話で確認しておく
- ベビーミール、おむつ、バシネット、事前座席指定の可否など
親は「心の準備」をしておく
- 赤ちゃんが泣くのは自然なこと。「みんな通ってきた道」と考える
- 忘れ物があっても、現地でなんとかなる(大事なのはパスポートと子ども)
周りの目が気になるかもしれません。(泣くと、本当に気になります…)ですが、人間誰もが昔は泣いていたので、自然なことと割り切るしかないです。
飛行機に乗っている人の中には子どもが苦手な人もどうしても一部います。なので、「心ない言葉をかけられることもあるかもしれない」と覚悟して乗ります。
ですが、基本的に飛行機には「子連れもいること」を理解してくれる方は多いです。CAさんもとても親切でした。
1歳との飛行機移動に必要な持ち物・荷物リスト【厳選】

初めての子連れフライトでは、「何をどれだけ持って行くべき?」と不安になります。あれもこれもと入れて荷物が増えがちになります。
私も最初は荷物が多くなりすぎて後悔しましたが、何度か乗るうちに「本当に必要なもの」だけに絞れるようになりました。
1歳の子連れフライトで役立った持ち物を厳選してご紹介します。
機内に持ち込むべき持ち物リスト(手荷物)
いつでも手が届くようにママバッグに入れ、前の座席の下にいれる必需品:
| アイテム | ポイント |
|---|---|
| おむつ(多めに) | フライト時間+2〜3枚余裕を持って |
| おしりふき(国際線なら1パック) | 食べこぼしや手拭き、色々使える |
| 着替え2セット(親も1セット) | 飲み物や食べ物、アクシデントで必須です |
| お気に入りのおもちゃ | 布絵本、小さなぬいぐるみ、シールなど(音が出ないもの) |
| おしゃぶり | 慣れたもの。離陸・着陸時の耳抜きにも◎ |
| ストローマグ | マグは必須 |
| おやつ/軽食 | 小分けになっているもの。数種類あると◎ |
| おくるみ/ブランケット | 寒さ・汚れ・授乳の目隠しなど色々活躍 |
| ビニール袋 | 使用済みおむつ・汚れた服などの収納に |
| 母子手帳・保険証のコピー | 念のための緊急対応用に |
| タブレット端末 | どうしようもなくなった時に動画を見せる |
おもちゃは、最低限必要な量に絞ります。なるべくかさばらないものを選びましょう。飛行機の中の紙コップや紙袋なども、渡せば珍しがっておもちゃになります。
▼軽食のおすすめは、これです。こういう、軽いおせんべい。
▼持ち物のもっと詳細なページは、こちらをご覧ください。
預け入れ荷物に入れるべきもの
✔ 長距離フライトや滞在日数によって調整をしましょう:
- 多めの服・おむつ・ミルクキューブ(現地で手に入らない場合も想定して多めに)
- 使い慣れたケア用品(保湿クリーム、ベビーローション、ナッピークリーム)
- 哺乳瓶と洗浄グッズ(ミルク派の場合)
- 折りたたみベビーカー(飛行機を降りて空港内ですぐ使うならゲートピックアップ指定)
- パジャマ(寝かしつけを楽に)
荷物を減らすコツ・工夫
- おむつ・ミルク・離乳食は、現地のどこで買えるか事前にリサーチ
- 家族の荷物に分散してパッキング
- ジップロックやポーチでカテゴリ分けすると、機内で探しやすい
おむつは、おむつとおしりふき、何枚かのビニール袋(何か突然収納しなくてはならない場合用)と一緒にポーチに入れ、マザーバッグに入れます。
機内での過ごし方とぐずり対策【経験談あり】

1歳の子どもと飛行機に乗る最大のハードルが「機内でどう過ごすか」。
「ぐずったらどうしよう…」「泣き続けたら周りに迷惑かも」と心配になりますよね。
私も何度もハラハラしながら搭乗しましたが、事前の準備と心構えで、だいぶラクになりました。
搭乗から着陸までの「流れ」と1歳児の様子
| タイミング | 子どもの反応 | 対応ポイント |
|---|---|---|
| 搭乗〜離陸 | 周りの状況におずおず。興奮orぐずる | 慣れたぬいぐるみであやす。離陸前に座席でどう抱えるかしっかり確認。 |
| 離陸直前 | 耳抜きできずにぐずる | 授乳の準備か、飲み物やおしゃぶりを渡す(飲み込む動作で耳抜きさせる) |
| 巡航中 | 眠い、泣く、退屈して暴れる | 気圧が変わり、寝ることが多い。 バシネットに寝かせる、暴れるなら非常ドアの前に連れていき、スペースがあるところであやす。 |
| 着陸時 | 気圧の変化でぐずる | 離陸時と同じく授乳、飲み物・おしゃぶりを活用 |

我が子は、座席で横にした途端、隣の人を蹴り出す暴挙に出て焦りました…。平謝りです。
ぐずり・泣き対策に効果的だったアイテム
退屈してどうしようもなかった際に使ったものは以下のとおりです。
実際に使ってよかった「ぐずり対策アイテム」:
| アイテム | 効果・ポイント |
|---|---|
| おしゃぶり/ストローマグ | 普段から慣れたもの |
| 携帯電話のゲームアプリ | アンパンマンなど、オフラインで遊べるもの |
| シールブック | 100均の乗り物シリーズを利用しました。剥がしてはぐちゃぐちゃにする作業が楽しかった様子 |
| 小分けのおやつ | 飽きるので2〜3種類あると◎ |
| タブレット(イヤホン不要な動画) | 最終手段。うちはココメロンとセサミストリートを入れていました。アンパンマンもおすすめ。 |
機内でもらったおもちゃも短い間ながら活躍しました。もらったのは、絵が描けるボード、靴下、手袋など。実際に何かをゴニョゴニョ書いたり、噛みついたりして楽しんでいました。
親ができる「気持ちの準備」と周囲への配慮
- 泣くことを覚悟し、「赤ちゃんには自然なことだからしょうがない」と割り切る
- 周囲の乗客に軽く「ご迷惑をおかけするかもしれません」と挨拶しておくと気がラクかもしれない
- キャビンアテンダントさんには最初に子連れであることを伝えておく。
赤ちゃんが泣くのは当然で、それを封印するのは不可能なので、「泣いたらどうしよう」というよりも、最初から泣くことを想定しておくといいです。
周りの人には、迷惑をかけたなと思ったら謝るなど、人間として普通の対応をすればOKです。飛行機は日常とは違う環境なので、お子さんにも「いつもと違って当たり前」と、少し広い心でのぞみましょう。

うちは、嘔吐事件があり、清掃のために座席の変更をしたのですが、その「座席変更後」にさらに嘔吐するという、CAさんにものすごい迷惑をかけた事件を起こしました…。ここでも平謝り。でも皆さん、本当に優しくて、優しくて、涙が出ました。
服が全部なくなったので、自分のセーターを着せました。自分はババシャツ1枚に。
実際に1歳児と長距離フライトをした感想とアドバイス

私が1歳の子どもと実際に体験した長距離フライト(日本→オーストラリア、オーストラリア(シドニー→アメリカ(ロサンゼルス))のリアルな話をお伝えします。
「準備してよかったこと」「大変だったこと」「これから乗る方へのアドバイス」をまとめます。
1歳児とのフライトは、覚悟して乗るしかない
- 正直、最初は「めちゃくちゃ泣いて地獄かも…」と思っていました…
- でも実際は、準備をしっかりすれば意外となんとかなるものでした
- 色々ありますが、なるようにしかならないと覚悟して乗るのが◎です
これはやってよかった!フライト成功のポイント
✔️ フライト時間を「深夜便レッドアイ」にした
→ 機内で2時間以上寝てくれて、かなり助かりました
✔️ 困った時の動画
→ どうしても飽きて退屈してしまう時は、動画(音無し)
✔️ ママバッグの中の整理
→ すぐ使うものを1つのバッグにまとめて、さらにポーチなどで分けることで機内でゴソゴソせずに済みました
✔️ バシネット席をリクエスト
→ 完全に寝られなくても、手を離せる時間があるだけでかなりラク
これは失敗した/こうしておけばよかった!
❌ 服の替えを1セットしか持っていなかった
→ 赤ちゃんは、乗り物に乗るとさらに吐きやすくなります。色々なアクシデントもあるので、上下多めに用意するのが◎
❌ 離陸・着陸で耳抜きの準備が遅れた
→ 1度授乳ケープをバッグの奥に入れ、離陸時にぐずりだして焦りました。離陸前は耳抜きの準備を万端に。
❌ 自分のことを忘れがち
→ 子ども優先でトイレに行けなかったり、水分を補給してなかったり。自分もケアしましょう。

赤ちゃんと2人でフライトに乗った時は、赤ちゃんに手がかかりすぎて、目も離せないし置き去りにもできないしでやっぱり色々大変でした…。
でもだからこそ、私がしっかり食べて寝ないと、なんですよね。自分も優先順位高くケア。
これから初めて1歳と飛行機に乗るママ・パパへ
● 不安がゼロになることはないけれど、経験者の失敗談を参考にして、あなたの旅行はより良いものにしてください。
● 完璧じゃなくていいんです。大事なのは「子どもと一緒に乗り越える」こと
● 忘れ物しても、泣いても、失敗しても…みんな同じ経験してます!
きっと大丈夫です!よい旅行になります!
1歳との飛行機移動におすすめのアイテム5選【リンク付き】

ここでは、私が実際に1歳児とのフライトで使って「本当に助かった!」と感じたアイテムを5つご紹介します。
どれも荷物に入れて正解だったモノだけを厳選していますので、フライト前の準備にご参考ください。
1. シールブック(100均やAmazonでOK)
- 静かに、長時間遊べる「神アイテム」。
- 貼ってはがせるタイプなら、座席やトレーにも貼って遊べる。
- コツ:新品を機内で初めて出すと食いつき◎
2. ストローマグ
- 離陸・着陸時の耳抜きに活躍。
- ペットボトルよりも飲みやすく、こぼれにくい。
- 飲み慣れているものを持っていくのがベスト。
これ、オーストラリアで全子どもが使っています。とても使いやすいので、我が家は、3歳に至るまで計3つ使いました。寝っ転がった角度でも子どもが飲みやすく、こぼれない。とてもおすすめです。
3. タブレット or スマホにダウンロードしたお気に入り動画やアプリ
- 動画は「最終兵器」として準備。イヤホンなしで使える音量設定が重要。
- Wi-Fiがなくても再生できるよう、事前にオフライン保存必須
動画:🔗Netflixでアンパンマンを見てみる
アプリ:🔗やったね!できたね!アンパンマン 子供向けのアプリ知育ゲーム
4. お着替えセット+圧縮袋
- 機内での食べこぼし・飲み物事故は“ほぼ確実”に起こる。
- 子ども用2セット+自分の分も最低1セットあると安心。
- 使用済みを入れるビニール袋や圧縮袋もセットに。
ダイソーや無印のもOKです。
5. ガーゼブランケット
- 冷房が効いている機内では防寒対策に。
- 授乳ケープ、目隠し、タオル代わりにもなる万能選手。
- 洗える&軽いタイプがおすすめ。
エイデンアンドアネイのスワドルは、飛行機に乗るのに大きさもちょうど良くて、洗ってもいたまず、良品です。生まれた時に買いましたが、3歳を過ぎてもまだお昼寝に使えてます。
⚫︎「音が出ない」「手元で完結する」「軽い・かさばらない」がキーワード
⚫︎段使っているもの+新鮮味のあるアイテムのバランスが大事

機内では、「子どもの気をそらせるアイテム」が必要になる時もあります。
荷物に余裕があるなら、万が一用の保険アイテムとして、1〜2個多めに入れておくと安心です。
あなたとお子さんに合った「お助けアイテム」を見つけてくださいね。
まとめ|1歳の子連れフライトは「準備」と「心構え」が安心へのカギ
1歳との飛行機移動は、不安も多いけれど、しっかり準備すれば必ず乗り切れます!
この記事では、以下のポイントをお伝えしました:
✔ 子連れフライト前に知っておきたいこと
- 1歳児は耳抜き・飽き対策がカギ
- 座席の選び方や時間帯選びも意外と重要
✔ 飛行機に必要な持ち物・荷物
- 手荷物と預け荷物のバランスが大切
- 本当に使うものだけに厳選するのがコツ
✔ 機内での過ごし方&ぐずり対策
- 飲み物・シール・おやつなど“気をそらす工夫”が効果的
- 親の気持ちの余裕が一番のぐずり対策になることも
✔ 実際にフライトして感じたこと
- 大変なこともあったけど、思ったよりも大丈夫!
- 「完璧じゃなくていい」と思えたことで、気持ちがラクに
最後に:これから飛行機に乗る方へ
飛行機で赤ちゃんが泣いちゃうこともある。荷物が足りないこともある。
でも、それでもちゃんと目的地に着けます。
大事なのは、完璧を目指すことじゃなく、備えて安心すること。
この記事が、少しでもあなたの不安を減らせますように。
そして、あなたの旅が良い旅になりますように!




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