
海外行くけど…どうやってお金送ればいいの?
銀行送金だと5,000円以上手数料にかかるみたい。
為替レートも不透明で実際に届く金額がわからない。
送金手続きが複雑で、初めてだと不安!
海外での留学やワーキングホリデー、海外就職などを考えたとき、意外と最初に迷うのが「どうやってお金を送るか」という点です。
銀行送金は手数料が高く、PayPalなどはレートがわかりにくい。そんな中で最近、利用者が増えているのが「Wise(ワイズ)」という海外送金サービスです。
結論から言えば、Wiseは「安く」「早く」「わかりやすい」海外送金ができる数少ないサービスです。
銀行のように中継手数料がかからず、為替レートもリアルタイムで確認できるため、余計なコストをかけずにお金を移動させられます。
本記事では、Wiseとは何か、なぜ安いのか、どう使うのかをわかりやすく解説します。
ほかのサービスとの比較にも触れつつ、あなたに合った送金方法を見つけるヒントをまとめています。
「初めて海外へ送金するけれど、どのサービスが良いかわからない」そんな方への参考になれば幸いです。
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Wise(ワイズ)とは?基本概要と成り立ち

「Wise(ワイズ)」は、海外送金を「もっと安く、もっとシンプルに」することを目的に、2011年にイギリス・ロンドンで誕生したフィンテック企業です。
旧称は TransferWise(トランスファーワイズ)。現在は略称の「Wise」として、世界170以上の国と地域で利用されています。
創業者の二人は、どちらも海外で働くエストニア出身のエンジニア。
当時は銀行を通じて送金するたびに「高額な手数料」と「不透明なレート」に悩まされていました。
そこで、「本当のレートで、手数料を明確にしたサービスを作ろう!」と立ち上げたのがWiseです。

自分たちが悩んでたことを解消するサービスを作ったんですね!すごい!
Wiseの特徴は、国際的に金融機関のサービスを介さずに「国ごとに口座を持つ」仕組みにあります。
これにより、実際には「国内送金」を行う形でお金をやり取りできるため、従来の銀行送金よりも手数料を大幅に抑えられるようになりました。
現在では、1,600万人以上の利用者(!)を抱え、個人送金だけでなく、フリーランスや海外取引のある小規模ビジネスにも広く利用されています。
また、英金融行動監視機構(FCA)など各国の規制当局から認可を受けており、安全面でも高い信頼性があります。
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Wiseが安い理由 ― 手数料と仕組みをわかりやすく解説


「Wiseの国際送金は安い」と言われるのはなぜ?
その理由は、銀行とはまったく異なる送金の仕組みにあります。
中継銀行を使わない「ローカル送金モデル」
通常の海外送金は、「あなたの銀行 → 中継銀行 → 受取国の銀行」、という経路を通ります。複数の銀行を中継するんですね。そのたびに中継手数料や為替マージンが発生し、結果的に高額になります。
Wiseはこの仕組みを根本から変えました。
送金元と送金先、それぞれの国に自社口座を持ち、お金を「国の中で移動させる」形でやり取りします。
たとえば日本からアメリカに1万円を送る場合、「日本ではWiseの日本口座に入金」 →「 アメリカ側ではWiseが現地の口座からドルを支払う」という流れ。
実際にはお金が国境を越えていないので、中継手数料がゼロになります。
為替レートは「リアルタイムの市場レート」
銀行や他社サービスでは、為替レートに「2〜4%程度の上乗せ(スプレッド)」があるのが一般的です。
Wiseでは、Googleなどで表示される「本当の為替レート(ミッドマーケットレート)」をそのまま適用しています。
レートが完全に透明なので、送金前に「正確にいくら届くか」が表示され、「思ったより減っていた」ということがありません。
手数料は明確で、わかりやすい
Wiseでは、送金時に「手数料はいくら」「為替はいくら」と明確に分けて表示されます。
しかも、金額に応じて一定の割合で計算されるため、高額送金ほど割安になる設計です。
たとえば、日本からアメリカに10万円を送金する場合、Wise(ワイズ)公式の試算では手数料は約859円(2024年11月時点) とされています。
これは送金額の約0.8〜0.9%に相当し、一般的な銀行送金(3,000〜5,000円前後)に比べると大幅に安いことがわかります。
👉 参考:Wise公式ブログ「海外送金手数料比較」
さらに、ロイター通信によると、Wiseの世界平均の実質手数料は約0.59% と報じられており、他の主要送金サービスと比較しても非常に競争力の高い水準です。
👉 参考:Reuters(2024年10月17日)
Wiseは、手数料の透明性と低コストを両立しています。
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Wiseの使い方 ― 登録から送金までの流れ

Wiseの使い方はとてもシンプルです。
基本の流れは「①登録 → ②本人確認 → ③送金情報の入力 → ④支払い → ⑤着金確認」の5ステップだけ。
初めてでも10〜15分ほどで完了します。
無料でアカウント登録しておくと、次回から数分で送金できるようになります。
👉 Wiseの公式サイトで無料登録する
Wiseアカウント登録(無料)
まずは、Wiseの公式サイトまたはアプリにアクセスします。
メールアドレス、Google、またはAppleアカウントを使って登録可能です。
個人用/ビジネス用のどちらかを選びましょう(※海外送金なら「個人」でOK)。
登録自体は無料で、登録時点では料金は発生しません。
登録方法の詳細は、以下の記事で詳細をご参照いただけます。
Wiseは登録から送金までの手続きが非常にスムーズで、「アカウント作成 → 本人確認 → 送金」の一連の流れが
アプリ1つで完結します。
銀行のような窓口手続きも不要で、手数料も明確。
初めて海外送金を行う人にも安心しておすすめできるサービスです。
Wiseの強み・メリットと注意点・デメリット

Wiseは「低コスト・スピード・透明性・多通貨対応」の4拍子がそろった送金サービスです。
一方で、「対応国の制限」や「為替変動リスク」といった注意点もあります。
ここでは、実際の利用者目線でメリット・デメリットを整理します。
Wiseの強み・メリット
銀行の数分の一という圧倒的な低コスト
Wise最大の強みはやはり手数料の安さです。日本から10万円を送金する場合でも、手数料は約1,000円前後(約1%)。
銀行やPayPalの3,000〜5,000円に比べると大きな差があります。
為替レートの透明性(リアルレート適用)
Wiseは「ミッドマーケットレート(実際の為替レート)」を採用しており、銀行のようにレートに上乗せ(スプレッド)をしていません。
レートがリアルタイムで変動しても、送金時に確定した金額がそのまま相手に届くため安心です。
送金スピードの速さ
Wiseは「中継銀行」を通さず、ローカル送金ネットワークを使うことで、送金が数時間〜数営業日で完了します。
特に日本→米国・欧州間の送金は、即日着金することも多いです。

こないだオーストラリアから日本に送金したら、3秒で着きました!!
一般的な銀行:2〜5営業日
Wise:数時間〜数営業日
多通貨アカウントで世界中の通貨を管理できる
Wiseアカウントを使うと、40種類以上の通貨を1つの口座で保有・両替できます。
留学や海外ノマドワーク、海外EC決済などにも最適。
また、Wiseデビットカードを使えば海外ATMで現地通貨を引き出すことも可能です。
セキュリティとライセンスの信頼性
WiseはイギリスのFCA(金融行動監視機構)に登録された金融機関であり、日本でも関東財務局の資金移動業者として登録されています。
ユーザー資金は「分別管理(Trust account)」され、Wiseが倒産しても保護される仕組みです。
Wiseの注意点・デメリット
対応していない国・通貨がある
すべての国に送金できるわけではなく「制裁国や一部地域(例:中東・アフリカ、南米の国の一部など)」は非対応です。
また、通貨によっては着金に数日かかるケースもあります。
為替変動の影響を受ける
Wiseはリアルレートを採用しているため、送金確定前に為替が動くと受取金額が変動することがあります。
ただし、送金時に「レート保証(数時間固定)」があるため、送金直後に通貨を確定するため、Wiseからすぐ銀行送金すればリスクは抑えられます。
本人確認やセキュリティが厳格
マネーロンダリング対策のため、本人確認や追加書類の提出を求められる場合があります。
一部ユーザーは「手続きが厳しい」と感じることもありますが、これは金融機関としての信頼性を維持するための仕組み。

安心安全な取引のための取り組みがなされているということですね。
メリット・デメリットまとめ
Wiseは「安さ・速さ・透明性」で他社をリードする一方、「対応通貨の制限」や「厳格な本人確認」といった特徴もあります。
とはいえ、これらの注意点を踏まえても、日常の海外送金・留学費用・海外フリーランスの報酬受取などではもっともコスパの良い選択肢です。
初めての方は、少額送金で仕組みを体験してみるのがおすすめです。
👉 Wise公式サイトで無料登録する
Wise vs Payoneer(+他サービス)を比べる

海外送金を使う人の中には、「Wise以外にも似たようなサービスがあるのでは?」と思う方もいると思います。
実際、PayoneerやPayPalなども国際送金に対応しています。
それぞれのサービスには特徴があり、たとえば「海外で報酬を受け取るのに強い」「企業送金に向く」など、得意分野が異なります。
→ Wiseと他サービスの違いを、手数料・為替レート・送金スピードなどで解説した記事はこちら↓
よくある質問(FAQ) & トラブル防止のポイント

よくある質問(FAQ)
Wiseの送金はどのくらいで着金しますか?
送金先や通貨によりますが、多くの場合は数時間〜数営業日以内に着金します。

私の場合、本人確認に時間を要した最初の4日間が最大でした。通常、1日以内に着金しています。
たとえば日本→アメリカ送金なら、早ければ当日中に反映されることもあります。
※銀行営業日と入金方法(カード・銀行振込)で多少前後します。
送金手数料はいつ確定しますか?
Wiseでは、送金手続きの前に手数料が明示されます。
また為替レートも「○時間固定」と表示されるため、完了前にコストが確定して安心です。
本人確認にはどのくらいかかりますか?
本人確認(KYC)は初回のみ必要で、通常は1〜2営業日ほどだそうです。
マイナンバーまたは運転免許証・パスポートをアップロードすればOKです。

本人確認の文書が追加で求められることがありますが、メールが「迷惑メール」に入ることもあるので、注意してチェックしておきましょう。
Wiseアカウントは無料で作れますか?
アカウント作成は完全無料です。送金時や通貨両替時にのみ手数料が発生します。
送金をキャンセルすることはできますか?
送金がまだ処理中(銀行に到達していない)段階であれば、キャンセルできます。
送金履歴の「キャンセル」ボタンから申請できます。

処理は一瞬で済んじゃうこともあります。Wiseの処理スピードとの勝負!
トラブル防止のポイント
入力ミスを防ぐ:受取人情報は正確に
受取銀行名・口座番号・SWIFTコード(BIC)など、一文字でも違うとエラーになる場合があります。
コピーペーストで基本は入力し、最後に送信前に内容の再チェックをしましょう。
為替のタイミングを意識する
送金直前の為替レートを固定できる時間は通常24〜48時間。
変動の激しいタイミングは避け、安定している時間帯に手続きすると安心です。
対応しない国・通貨を確認
Wiseは多くの通貨をカバーしていますが、一部の国・通貨は非対応です。
事前に公式サイトの「対応通貨リスト」で確認しましょう。
入金元の名義は本人名で
第三者名義の口座や法人口座からの入金は拒否されることがあります。
必ずアカウント登録者本人の名義で送金するのが原則です。
問題が起きたらサポートへ連絡を
Wiseは日本語サポートもあり、チャットまたはメールで対応可能。
エラーや遅延が発生した場合も、履歴番号を伝えれば迅速に調査してくれます。

カスタマーサポートの対応はとても迅速です。すぐに連絡が来ますよ。
まとめ:Wiseはこういう人におすすめ & 初めて送金する方へのアドバイス
Wise(ワイズ)は、次のような人に特におすすめです。
- 「これから海外に行く・働く・学ぶ」予定がある人
海外生活や留学前に、日本円から現地通貨への送金・資金管理をシンプルにしたい方。 - 銀行の手数料の高さに悩んでいる人
10万円の送金で数千円もかかる銀行送金に比べ、Wiseならかなり低い手数料で完了。
中継銀行も不要なので、無駄な手数料がかかりません。 - 複数の通貨を扱う人・フリーランスや個人事業主
マルチカレンシー口座を使えば、ドル建て・ユーロ建ての入金もスムーズ。
Payoneerと併用することで、海外クライアントとのやりとりも効率化できます。
初めてWiseを使う方へ:安心して始めるためのポイント
- まずは少額でテスト送金する
登録〜送金まではシンプルですが、初回は操作に慣れるためにも小額で試してみましょう。 - 送金先の情報を正確に入力する
名前のスペルや口座番号のミスで送金エラーになるケースも。
入力後は一度見直すのがおすすめです。 - 為替レートのタイミングを確認する
Wiseは「リアルタイムレート」を使います。
レートが変動する前にロックできる機能(一定時間レート固定)を活用すると安心です。 - 本人確認書類は早めに提出する
住所確認や本人確認の審査に時間がかかることもあるため、出発前に準備しておくとスムーズです。
Wiseは「速く・安く・わかりやすく」海外送金ができる数少ないサービスです。
手数料や仕組みの透明性に優れていて、海外生活やグローバルに働く人の「最初に用意するツール」として最適。
まずは少額から送金して、その便利さを実感してみてください。
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