ノマド族になって海外で働きたいけど、ビザがおりるいい国ってある?
どこでも働くことができるライフスタイルが一般になってきた昨今。コロナウィルスの影響もあって、世界中で「世界中どこにいても仕事はできる」という考えが広まっています。
(日本は残念ながらそこまで広がっていないですが。)
世界では、そんな「自分の力で収入を得ることができて、他の国に住むことができる人」に自分達の国に住んで欲しい!という国があります。
外からお金を持ってきてくれる居住者が増えれば、地元の経済が潤うからですね。
ノマドをする側も、見慣れている環境や閉塞した環境よりも、異文化の新鮮な環境で仕事を行うことで、新しいアイディアを生み出すことができるかもしれません。
何よりも、このような「ノマドに来て欲しい!」という国々は、トロピカルな気候と白浜を持つビーチリゾート地が多かったりします。ビーチなんて、行くだけで気持ちが高揚しますよね。
この記事では、そんなノマドに来て欲しい!という国15か国と、そのビザの条件も含めた情報をお届けします。
既に自営業である程度の収入を得ていて、「どこか他の国に住みたい」と思われている方、必見です!
モーリシャス
モーリシャスは、東アフリカに位置する小さな島国です。つい最近、新しいビザの発行を発表しました。
このビザの詳細は、こちらのウェブサイトでご確認いただけます。
発行ビザ
「プレミアム・トラべル・ビザ」
期間
1年
条件
✔ 応募フォーム作成中
✔ 自営業、ないしは、モーリシャス外の会社に勤めていること(詳細:MAURITIUS IS OPEN ↗)
✔ 収入がモーリシャス外で得られることが確定していること
✔ 長期滞在予定表の提出(滞在先、旅行健康保険の有無などを含む)
ケイマン諸島
ケイマン諸島は、無税の地域です。この国では2年間滞在可能なビザを用意しています。
発行ビザ
「グローバル・シチズン・コンシェルジュプログラム」(Global Citizen Concierge Program ↗)
期間
2年
条件
✔ ケイマン諸島外の会社に勤めている証明書
✔ 年間で、シングルの場合$100,000(1,000万円)、カップルの場合、$150,000、家族の場合$180,000の収入があることの証明書提出。
✔ その他、銀行の給与証明の公証、現在の健康保険のカバー内容、無犯罪証明書提出。
✔ 最低申請料$1,469
(詳細: Cayman Islands Department of Tourism’s website,↗)
アンティグア・バーブーダ
アンティグア・バーブーダも新しいビザを発表しました。
この査証では、現地で働くことも可能です。
発行ビザ
「ノマド・デジタル・居住プログラム」( Nomad Digital Residence program ↗)
期間
2年
条件
✔ 家族全員の生活を支えるための最低年間$50,000(500万円)の収入があることの証明。
✔ 雇用者は、カリブ海の外であることの証明
✔ 滞在中ずっと利用可能な健康保険を所持
✔ 申請料
(詳細:Nomad Digital Residence program↗)
アラブ首長国連邦
アラブ首長国連邦も新しいビザを発表しました。
ビザを認められると、現地で銀行口座を開設することができ、電話番号とインターネットを開通することができます。子供を学校にも入れることができます。
また、アラブ首長国連邦には所得税がありません。
発行ビザ
「1年バーチャル勤務プログラム」”one-year virtual working program“
期間
1年
条件
✔ 国外にある会社に勤務していること。
✔ 年間最低$5,000以上の収入証明及び前月の支払い証明
✔ 過去3か月の銀行口座の口座内容証明
✔ アラブ首長国連邦で利用可能な医療保険
✔ 6か月は有効なパスポート
✔ 申請料:$287
(詳細:one-year virtual working program↗)
アルバ
アルバの新しいビザは、90日間の短期滞在型です。
発行ビザ
「ハッピー・ワケーション」” One Happy Workation“
期間
90日間(伸びる可能性あり)
条件
✔ パスポートを所持していること
✔ 用意されているパッケージプランへの一週間前の申し込み
✔ アルバ外の会社に雇用されている必要有
✔ アルバの個人及び企業への勤務は、就労許可証が別途必要
(詳細:One Happy Workation)
バルバドス
アルバの新しいビザは、1年間です。
このビザでは、居住の他、現地での勤務も可能です。
発行ビザ
「バルバドス・ウェルカム・スタンプ」”Barbados Welcome Stamp“
期間
12か月
条件
✔ ネット上の申請書を提出
✔ 申請料:$2,000/一人、$3,000/家族
エストニア
エストニアのこのノマド用査証は、EU内ではじめて発行されたものだそうです。
発行ビザ
「デジタル・ノーマッド・ビザ」”digital nomad visa“
期間
1年
条件
✔ エストニア外の
✔ 最低$4,130/月以上の収入が6か月以上あること。
✔ 申請料:$94~$117 (滞在期間による)
詳細:(digital nomad visa)
バミューダ
バミューダが最近発表したのは、「新居住者認定」の新しい指針です。
この指針は、学生向けにもデザインされています。
発行ビザ
「バミューダ1年居住者認定ポリシー」”One (1) Year Residency Certificate Policy“
期間
1年
条件
✔ 18歳以上
✔ 健康保険有
✔ 雇用証明書、教育機関に属している証明書、給与証明
✔ 申請料:$263
ジョージア
ジョージアのプログラムは、自営業者とリモート勤務者対象です。
発行ビザ
「ジョージアからリモート」”Remotely from Georgia“
期間
6か月~
条件
✔ 最低$2,000/月以上の収入があり、ジョージアで税金を支払えること
✔ 滞在中利用できる健康保険があること
✔ 到着後は、12日間の検疫隔離期間(自費滞在)
✔ 隔離後、コロナの検査を受けること
チェキア
この種のノマド向けビザは、以前からチェキアにありましたが、今が正に利用できる時です。
発行ビザ
「ジブノビザ(居住用ビザ)または長期間ビジネス用ビザ」” zivno visa, or long-term business visa“
期間
大使館/領事館にて確認
条件
✔ 長期間滞在することを予定しているフリーランス/リモートワーカー
✔ 大使館/領事館に連絡
✔ 申請書に入力
✔ 給与証明/旅行医療保険、居住地の確保
ポルトガル
ポルトガルは、一時滞在者用のビザを発行しています。
ただ、ちょっと難しいのが、申請者は、「自分のスキルがポルトガルにおいてどのように役立つのかを証明しなければならない」、という条件がある点。
(かなりハードルが上がりますよね…。)
発行ビザ
「一時滞在者用ビザ」” temporary residence“
期間
滞在希望期間による
条件
✔ ポルトガル国内にてフリーランサーとして登録
✔ 申請内容に合わせ、ポルトガルの外務省が滞在可能期間を決定
✔ ポルトガルの口座を自力で解説するなどをする必要あり
(詳細:BePortugal↗)
スペイン
スペインでは、フリーランサー、自営業者向けのビザが提供されています。
発行ビザ
「自営業者用ビザ」” self-employment work visa“
期間
1年
条件
✔ 雇用された状態を保ち続けること
✔ バックグラウンドチェックを通過すること
(詳細:SELF-EMPLOYMENT WORK VISA↗
※在日本大使館のページには情報の掲載がありません。取得を検討される方は、「一時的な居住および自営業のための初回許可証(スペイン語:Autorización inicial de residencia temporal y trabajo por cuenta propia)」という名称で領事館にお問い合わせください。)
ドイツ
ドイツでもフリーランサー及びリモートワーカー向けのプログラムがあります。
発行ビザ
「フリーランサー用ビザ」“freiberufler”
期間
3か月(居住ビザに変更できる可能性あり。)
条件
✔ 給与証明
✔ 旅行保険
✔ 前雇用者からの推薦書
メキシコ
メキシコでは、一時居住者用のビザがあります。
このビザでは、メキシコ国内で勤務することはできません。
発行ビザ
「ビザ」“viza”
期間
1年(4年まで延期できる可能性あり)
条件
✔ $1,620/月の給与証明または$27,000の口座証明
コスタリカ
コスタリカもデジタルノマド向けの法整備を現在行っており、2020年末までに完了予定です。
発行ビザ
「デジタルノマド用の就労ビザ」“viza”
期間
1年~1年半
条件
✔ $5,000/月の給与証明
✔ 滞在期間中に有効な医療保険の証明
✔ その他調整中
期間限定かも?海外ノマド大歓迎ビザを用意している15か国 まとめ
ということで、改めてご紹介した国をまとめます。
魅力的な国ばかりです…!
既に収入のある方ならば、一度旅をするように他の国で働いてみるのもありですよね。
いくつかの国は、コロナによる経済打撃を機にこれらのビザを用意しているので、将来的には無くなって行くものもあると思います。
日本にいても家から全く出ていない方は、これを機に一度冒険してみてはいかがでしょうか。
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良いノマドライフをお送り下さい♪
参考: