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【アメリカ駐在】日本と随分違う!都市部のアパート住宅事情

駐在生活
Photo by Naomi Hébert on Unsplash

数年前、日本に住んでいた頃、会社の空寮に住んでいました。

一般的な独身用の24㎡の家具無し、風呂有りアパート。通勤時間は、乗り換えなしで大体片道1時間程。近くにはセブンイレブン。

ミニマリストでテレビも持たない主義の私にとって、残業後帰って眠るだけの空間としては全く問題のない居住環境。東京の超一般的な会社員生活です。


そんな東京の生活にすっかり馴染んでいた私が、突然異動命令を受けアメリカで駐在生活を送ることになり、アメリカで住宅探しを行うことになりました。

勤務場所は、アメリカの首都、ワシントンDC

Photo by Ridwan Meah on Unsplash

DCの周りには、中心エリアを囲むように居住エリアが広がります。

DCについては、こちらの記事をご参照下さい。↓

私は、DCの川を越えた、お隣の都市アーリントンエリアに住み、車で通勤することにしました。

そして、生活しだして見えてきたのが「日本と随分と勝手が違う住宅事情」でした。

この記事では、約5年DCで駐在をした私が見た、アメリカ都市部の一般的なアパートの住宅事情をご紹介します。

これからアメリカに住む可能性のある方には、是非ご参考にして頂ければと思います。

【アメリカ駐在】日本と随分違う!都市部のアパート住宅事情

Photo by Vlada Karpovich from Pexels

家賃

アメリカのアパートは以下の種類に分かれます。

大きさ、金額は大体の目安とお考え下さい。

スタジオタイプ  Studio(46㎡)      一部屋   $1,500~
ワンベッドルーム  One Bedroom(75㎡)   1LDK      $1,800~
トゥーベッドルーム Two Bedrooms(93㎡)   2LDK $2,400~

多くの独身者がワンベッドルーム(日本の1LDK)に住みます。

引用:https://www.abodo.com/

ワンベッドルームだと、このような間取りが多いです。

私が驚いたのが、クローゼットが浴室の隣の部屋にある間取りが多いこと。

上の間取りでもクローゼットが浴室の隣ですね。

日本人の感覚だと、洋服にカビが生える!って思ってしまいますよね。私もそう思いました。

けど、こっちは空気がからっとしているので、大丈夫なんです。

私が借りたアパートも、クローゼットが浴室の奥にありました。


アパートは、それなりにセキュリティやアメニティのしっかりしたところを探すと、アーリントン近辺なら$1,800~くらいになります。日本円で18万円~です。

高額だと感じますよね。

でも、まだDCエリアは金額が普通な方で、他の土地が高騰しているサンフランシスコやニューヨークなどに行くと、1.5倍以上の金額に跳ね上がります。


【アメリカの家賃制度のいい所】
 アメリカでは敷金・礼金は無し。
 だけど入居時に「セキュリティデポジット」の支払いを求められる。

アメリカでは一年契約が一般的なんですが、日本で取られる敷金や礼金はありません

一方で、私のいたアパートでは、入居時に家賃一か月分の「セキュリティデポジット」の支払いを要求されました。

セキュリティデポジットは、アパートにより異なり、$500~数か月分を請求されます。

これは、アパートに事故などが起きてしまった時のための、念のための預かり金です。

何か事故があったらアパートの管理会社がアパートを修理するんですが、その際の財源として、このセキュリティデポジットを使うことがあるんですね。

何にも問題が起きなければ、セキュリティデポジットはアパートを引き払った後に返金してもらうことができます。

そのため、全額きちんと返金してもらえれば、家賃以外の費用でアパート側に取られる金額はありません

【アメリカの家賃制度の困る所】
 毎年契約更新時に値上げされる

アパートの契約更新時に、絶対毎年数百ドルはアパート代が上がるんですよ。

住民としたら、毎年引越を考えなくてはいけなくて、本当に厄介です。

ですが、私のいたアパートでは住民をいつも募集しているのを私は知っていました。

だったら、「いつも絶対に支払いをミスらない住民は手放したくないはず。」と思ったんです。

それで3年目と4年目については、「絶対に支払いミスらないから、家賃あげないで涙。上がると、家賃払えないから出ていかなくてはならないけど、このアパート大好きだから悲しい。」と交渉してみたんです。

すると、家賃を据え置いてくれたんです

こういう交渉が時に有効なのは、アメリカのいいところです。

保険にはきちんと入るべし

アメリカでは、住宅に入る際は住宅保険に入り、その証書を家主に求められるのが一般的です。

通常、車の保険と一緒に入ります。

何かあった際に「デポジットから修理代」を取られると記載しましたが、例えばお風呂の水漏れが自分のせいで発生した時等は、デポジットで賄えるどころでは無い金額が発生してしまいます。

そんなことが発生してしまったら、自分で補填するのは困難です。

きちんとアパート保険に入りましょう。

家電付き

Photo by Terry Magallanes from Pexels

通常、これらの家電製品は設置された状態でアパートから提供されます。

冷蔵庫、電子レンジ、食洗器、IH調理器具、オーブン、洗濯機、乾燥機、最低限の照明

入居時に電化製品を揃えなくてはならない日本と比べると、身一つで生活が始められるアメリカは便利です。

因みに、今私の住んでるアパートでは、全家電がGeneral Electric。

いい加減に洗濯機と乾燥機を一体型にしてよ、と思うんですが、高望みしすぎですかね…。

日本では日立の一体型で、本当に快適だったんです。洗濯後にいちいち出し入れするのが面倒…。

アメリカで設置されている洗濯機と乾燥機は100%と言っていいほど別々です。


照明は、通常バスルーム、キッチン、リビングに最低限設置されています。

しかし、それ以外は照明用の配線すら用意されていません。

そのため、照明の足りない所には、スタンド型の照明を購入して電源に差して置くのが一般的です。

なんでアメリカってあんな大きなスタンドランプたくさん設置してるんだ?邪魔じゃない?と前は思ってましたが、自分が住んでみると納得。

天井などの配線のある所に据え付けるタイプだけの照明なんてあんまり売ってないし、そもそも配線が無いからスタンドタイプを置くしか無いんですね。

因みに、イケアで買う人が多いです。

皆が皆買うので、駐在さんが引っ越すをする時は、このスタンドランプが$5とかの格安価格で売りに出されています。

コンシェルジュ

Photo by Vojtech Okenka from Pexels

アパートのフロントデスクには、コンシェルジュさんがいる場合があります。

これには驚きでした。

私が以前いたアパートでは24時間常駐。今住んでいるアパートでも日中はいます。

何か大型の荷物の引き取りだとか、「IH消し忘れた!」とか言う時もコンシェルジュさんに頼めば全部ケアしてくれます。

クレームもいつでも聞いてくれるし、多くのコンシェルジュのカウンターではワンちゃん用のスナックも用意されています。

ぱぐ
ぱぐ

クッキーくれるんだよね、今日もいつものクッキーくれるんだよね????

リーシングオフィスの人がコンシェルジュの役割を果たしている場合もあります。

いずれにしろ、何かあった時にすぐ相談できる人がフロント近辺にいます。

宅配ボックス

Photo by Erda Estremera on Unsplash

宅配ボックスは、今は多くのアパートで宅配ボックスか宅配ボックス用倉庫が設置されています。

宅配ボックスが無くても、アパートの入口に宅配会社が荷物を置いて行っていい仕組みのアパートもあります。

そんなアパートでは、玄関に大量の箱が投げ置いてあって驚くことがあります。

きちんとしているアパートとそうでないアパートは、こういう所でも判別できます。

それにしても、間違って箱を持って行っちゃうとか、盗んじゃう人とかいそうな気がするんですが、そういう問題は発生していないのか疑問です…。

メンテナンスサービス

Photo by Erda Estremera on Unsplash

アパートのメンテンナンスサービス。

私はアメリカのアパートが大好きなんですが、これがその理由です。

通常、アパートに入居すると、住人のみが利用できるウェブサイトが提供されます。

何か壊れたとしますよね。

例えば、電球が切れたとか、水漏れとか、備え付けの家電が壊れたとか。

それを、この住民用ウェブサイトでレポートすると、なんと翌日までには全て修理してくれるんです

これ、凄いですよね…。

私は5年を経過しても未だに感激しっぱなしです。

ユニットバス

Photo by Francesca Tosolini on Unsplash

日本人としては、お風呂とトイレが別れているのが理想ですが、残念ながらその発想がアメリカには無いですね。

トイレが別れているバスルームを見たことはありません。

どんなに大きなアパートでもユニットバスです。

部屋の温度

Photo by Francesca Tosolini on Unsplash

寒い地方ならではなのかもしれませんが、どこのアパートも冬でも暖かいです。

私のいたアパートでは、夏も冬もあまりエアコンをつけていなかったんですが、いつも丁度いい温度でした。

外から帰ってきて部屋が寒いことって日本では普通で、エアコンが効くまでジャケットが脱げないってこと、ありますよね。

それが無いのが驚きました。

通常、ガレージで車を降りて、そのままエレベーターに乗って自分の部屋に着くので、寒い場所をほとんど経由する必要がありません。

本当に快適です。

ゴミ

ゴミは、各階に「ゴミ用の部屋」が設けられています。

それらの部屋には、1階のゴミ集積所に通じている、ゴミを投げ込める窓が設置されているんです。

そのため、ゴミは、自分が捨てたいタイミングでその部屋に棄てに行くだけ。

リサイクルが可能な物については、きちんと分けている人は、アパートにリサイクルゴミ集積所が設けられているので、そこに棄てに行きます。

いずれにしろ、何曜日が「燃えるゴミの日」とかが無いのは、ずぼらな私にとってとてもありがたいです…。

アメニティ

そして驚くのがアパートのアメニティ。

アメリカ都市部の新しいアパートでは、プール、ドッグラン、テニスコート、ジム、グリル、映画ルーム等のいずれかが設置されているのが一般的です。

備え付けられているアメニティは、アパートによって異なります。

これはアパートが自分達のサービスを差別化するために努力しているポイントですね。

Photo by Evan Wise on Unsplash

冬は雪で埋もれてしまうことが良くある東海岸北部ですが、ジムがあるおかげで冬でも運動できます。

他によく使うのがプールとグリル。

友達と色々と持ち寄って、パーティーを気軽に開いたりすることができます。

ガレージ 

車が雪に埋もれるのを防ぐため、屋根付きのガレージが用意されていることが多いです。

しかし、外に駐車場がある場合もあるので、これは契約時にきちんと確認する必要があります。

それから、ガレージ利用費用は$100~取られるのが一般的ですね。

【アメリカ駐在】日本と随分違う!都市部のアパート住宅事情 まとめ

日本とは違う!ポイントは思いつく限りこんな感じです。

①家賃   :一人暮らしのワンルームタイプなら、18万円くらい
②敷金・礼金:無し
③デポジット:500ドルから数か月分くらいが相場
④契約更新時:値上げする
⑤家の保険 :加入する必要がある
⑥電化製品 :備え付け
⑦コンシェルジュ:いるところがある
⑧宅配ボックス :あることが多い
⑨メンテナンス :連絡すれば、翌日には修理
⑩ユニットバス :別れている所は無い。
⑪部屋の温度  :いつもなんとなく快適な温度
⑫ゴミ     :いつでもゴミの部屋に棄てに行ける
⑬アメニティ  :プール、ドッグラン、テニスコート、ジム、グリル、映画ルームなど
⑭ガレージ   :屋根付きが多いが、外の場合もある/別料金

日本でも外資系に経営されてるマンションなんかはこういう所もあるんでしょうか。そうだとしたら、家賃が物凄く高そうです…。

駐在前の準備として、こちらもどうぞ。

キッチングッズについてはこちら。

携帯電話は、きちんとデータが引き継げるようにしておきましょう。

ご参考になればと思います。

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はりねずみ
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