アメリカってピザとステーキのイメージだけど…。ほかに有名な食べ物ってあるの?
アメリカのカフェでよく見る食べ物といえば、やっぱりハンバーガーにピザ、ステーキですね。これらは、どこの州でもかならず見かける定番です。
でも、それ以外に「アメリカならでは」な食べ物はある?というわけで、アメリカのダイナーやカフェなどでよく出てくる、ほかの国で見ない食べ物をまとめました。
この記事を読めば、「アメリカの日本であまり知られていない有名な食べ物」を知れます。
これらの食べ物が食べられる地域へ行くことがあれば、ぜひお見逃しなくお試しください。
それでは、さっそくご案内しますね。
- アメリカの有名な食べ物|ナチョス
- アメリカの有名な食べ物|テイタートッツ
- アメリカの有名な食べ物|ブルーベリーコブラー
- アメリカの有名な食べ物|コーンブレッド
- アメリカの有名な食べ物|チオピーノ
- アメリカの有名な食べ物|シカゴピザ
- アメリカの有名な食べ物|チョコレートチップクッキー
- アメリカの有名な食べ物|バーベキューリブス
- アメリカの有名な食べ物|フィリーチーズステーキ
- アメリカの有名な食べ物|マックアンドチーズ
- アメリカの有名な食べ物|メリーランド クラブケーキ
- アメリカの有名な食べ物|ニューイングランドクラムチャウダー
- アメリカの有名な食べ物|バッファローウィングス
- アメリカの有名な食べ物|チキン&ワッフル
- アメリカの有名な食べ物|ロブスターロール
- アメリカの有名な食べ物|ルーベンサンドイッチ
- アメリカの有名な食べ物|チョコレートベーコン
- アメリカの有名な食べ物|フライドピクルス
- アメリカの有名な食べ物|フライドバター
- アメリカの有名な食べ物|ドーナッツバーガー
- アメリカの有名な食べ物|ピーナツバターとジャムのサンドイッチ
- アメリカの有名な食べ物|スモアーズ
- アメリカの有名な食べ物|キーライムパイ
- アメリカの有名な食べ物|まとめ
アメリカの有名な食べ物|ナチョス
メキシコ生まれのナチョスは、アメリカのハッピーアワーのおつまみの定番です。
揚げたてのトルティーヤチップスの上に、豪快にかけられたミンチ肉とたっぷりでトロトロに溶けたチーズの味に、ハラペーニョ、パクチー、ライムの爽快さがあいます。
バーに行けばメニューによくある、ビールのお供に最適な料理です。
アメリカの有名な食べ物|テイタートッツ
テイタートッツは、じゃがいもに小麦粉と調味料を加え揚げたもの。ハッシュドポテトを丸めたような軽い食感です。
アメリカで、年間320万キロも消費されています。
じゃがいものつけあわせといえばフレンチフライを思い浮かべますが、テイタートッツも人気です。
アメリカの有名な食べ物|ブルーベリーコブラー
ブルーベリーコブラーは、定番のデザートの一つです。
砂糖と混ぜたブルーベリーなどのフルーツの上からケーキの生地を流し込み、オーブンなどで焼くのが、今の一般的な調理法です。
もともとは、まだオーブンの無かった時代にフライパンや鍋などで作れるデザートして誕生したそうです。ダイナーなどでよく出てきます。
アメリカの有名な食べ物|コーンブレッド
アメリカ南部をうたうレストランに行くと、パンの代わりに最初に提供されるのが、このコーンブレッドです。今では、北部のレストランでも、パンの代わりに提供されることがあります。
とうもろこしを粉にして、その他の材料と一緒にフライパンやマフィン型で焼いたものです。もっそりとした食感で、ほんの少し甘みがあります。
アメリカの有名な食べ物|チオピーノ
チオピーノは、サンフランシスコ発の魚介類のスープ料理です。
魚介類とトマト、ワイン、調味料、ブイヤベースなどを一緒に煮込んだもので、カリカリに焼かれたパンがつけ合わせとして添えられています。
熱いうちに魚介を貝やしっぽから外しながら食べます。魚介はその日に取れた新鮮なものが多く、プリプリです。
蟹、貝などの魚介のうまみがしみ出したスープと、カリカリに焼かれたパンの組み合わせは最高です。お皿に少しも残したくないと思うこと間違いなし。
西海岸だけでなく、東海岸のシーフードレストランでも提供されていることがあります。
アメリカの有名な食べ物|シカゴピザ
シカゴピザは、「もはやピザなの?」と思うほど迫力満点のピザです。
ピザと材料は同じですが、深い型に高くクラストをしいて、たっぷりの具材を詰めこんで作られます。1943年ごろにはじめて作られたという伝説が残っていて、歴史はまだ浅い料理です。
見た目はキッシュのようですね。ボリューム満点です。
アメリカの有名な食べ物|チョコレートチップクッキー
チョコレートチップクッキーは日本にもありますが、アメリカのチョコレートチップクッキーは一般的にかなり柔らかく、日本でイメージするものとはかなり違います。
日本のカントリーマアムに近いですが、それよりは外側がもそっとしていて、少し固めです。定番なのはNestleから販売されているチョコレートチップクッキーなようです。
ホテルによっては、このチョコレートチップクッキーがチェックイン時に配布されているところもあります。
柔らかいチョコレートチップクッキーは、アメリカでかなり大きな存在感です。
アメリカの有名な食べ物|バーベキューリブス
リブは、ステーキレストランでもステーキ同様に、かならずと言っていいほどメニューにある料理です。
ジューシーな骨つき肉は、手で直接持ってかぶりつきます。お肉は柔らかくジューシーで、骨からかんたんにはがれます。甘酸っぱいBBQソースと柔らかいお肉は、食べ出したら手が止まりません。
ビールのお供にも最適。家でするBBQパーティーでも定番のメニューです。
アメリカの有名な食べ物|フィリーチーズステーキ
フィラデルフィアといえば、このフィリーチーズステーキ。細かく刻まれ炒められた牛肉と玉ねぎ、チーズがサンドイッチバンに挟まれています。
黄色いチーズはこってりとしていて、刻まれた牛肉と絡みあって食べごたえ抜群。でも、重すぎずペロリと1つ食べられるのが不思議です。
フィラデルフィアに行くと、多くの人がこのお店の前に並んでいます。
アメリカの有名な食べ物|マックアンドチーズ
アメリカご飯の定番中の定番が、この「マカロニアンドチーズ」。通称マックエンチーズです。
その名の通り、マカロニがホワイトソースとチーズに絡められているシンプルな料理。
なんと、その起源は第3代目の大統領トーマス・ジェファソン。ヨーロッパに行った際に食べたパスタ料理がおいしかったようで、それをメモしてアメリカに持ってきて「マカロニ・パイ」として晩餐会でふるまったのがはじまりなのだそうです。
これも、レストランに行けば大抵ある定番メニュー。ファンシーなお店ではファンシーな、ジャンクなお店ではジャンクなマックエンチーズが楽しめます。
アメリカの有名な食べ物|メリーランド クラブケーキ
チェサピークベイで取れた蟹をふんだんに使い、丸めてパン粉などをまぶし、揚げるか焼くかされ提供されるのがクラブケーキです。
カニクリームコロッケの中にカニがぎっしり詰まっているような食感です。蟹好きにはたまらない料理です。お店により、調理の仕方がかなり違います。
メリーランド、ヴァージニアあたりのレストランでよく提供されています。
アメリカの有名な食べ物|ニューイングランドクラムチャウダー
東海岸では定番の、クラムチャウダー。ハマグリ、じゃがいも、玉ねぎがたっぷり入っている、ホワイトソースのようなとろとろのスープが特徴です。
ニューイングランド地方では、クラムチャウダーが多くのレストランで提供されています。つけ合わせとして、袋に入ったままのオイスタークラッカーが添えられます。
個人的には、オイスタークラッカーをチャウダーにいれ、まだカリカリのうちに食べるのがオススメです◎。
凍えそうな冬の寒い日にクラムチャウダーを食べると、体が芯からあたたまります。
アメリカの有名な食べ物|バッファローウィングス
アメリカのバーに行ったらみんなとシェアしたいのが、このチキンウィングスです。
カラッと揚げられたチキンウィングに、ソースがかかっているか、自分でディップして食べます。ソースは、BBQソースやマンボソース、ランチソースなどお店によりさまざまです。
スポーツ観戦や、ビールのお供に最適です。
アメリカの有名な食べ物|チキン&ワッフル
アメリカのカフェやダイナーで定番料理として提供されているチキンアンドワッフル。
甘いワッフルの上にフライドチキンが豪快にのったもので、メープルソースが添えられていることもあります。
チキンもワッフルもドライ。一緒に食べると喉に詰まりそうな感覚を覚えます。そして、チキンのしょっぱさのあとのワッフルの甘さがなんとも不思議…。
メープルシロップをかけると、あっという間にディズニーで出てきそうな、アメリカらしいテイストに早替わりします。
しかし個人的には、この組み合わせは謎でしかありません…。
アメリカの有名な食べ物|ロブスターロール
メイン州に行く機会があればぜひ食べたいのが、ロブスターロールです。ロブスターがこれでもかというほどバンに詰め込まれています。北部の東海岸であれば、それぞれの街に一つくらいはお店を見かけます。
外側のバンにはバターが塗られ、ロブスターはボイルされてマヨネーズやレモンとあえられています。シンプルさが良い料理です。
ホットドッグパンにロブスターを挟んだシンプル料理…とはいえロブスターはロブスター。なかなか高額なので、その点はご注意ください。
アメリカの有名な食べ物|ルーベンサンドイッチ
ライ麦パンに薄くスライスしたパストラミビーフをこれでもかというほどはさみ、ザワークラウトとロシアンドレッシング、スイスチーズをのせ、グリルしたのがルーベンサンドイッチです。
ぜんたいの大きさと牛肉のボリュームは、アメリカらしさ抜群。肉肉しさが半端ないのですが、ザワークラウトのおかげでさっぱりとした口当たりで、食が進みます。
しかし、お肉の部分はなかなかにドライで、パンも硬め。お店によっては、なかなか喉を通りにくい…。個人的には、食べきれないことも発生する一品です。
アメリカの有名な食べ物|チョコレートベーコン
#ChocolateBacon individually delicious. Combined, they are Devine! Give that special person a unique taste sensation pic.twitter.com/rk4dYOL8cj
— Pseudonym Bacon (@BaconPDX) February 14, 2015
文字どおり、かりっかりに焼かれたベーコンをチョコレートにくぐらせたのがチョコレートベーコンです。
アメリカでは、しょっぱくて甘いものが好まれるようですね。チョコレートベーコンは、普通のスーパーでも売られています。
アメリカの有名な食べ物|フライドピクルス
ピクルスに衣をつけて揚げたスナックがフライドピクルスです。
外側はフライドチキンの衣と一緒ですね。かじると、中からジュワッとピクルスのジュースが染み出して、なかなかクセになるおいしさです。
バーではフライ系の料理が多く、フライドピクルスはよく見られるメニューの1つです。
アメリカの有名な食べ物|フライドバター
名前のとおり、バターに衣をつけて揚げたのがフライドバターです。テキサスのステートフェアの売店などで販売されたのを皮切りに、今では全米で開かれるフェアの売店で見かけるようになりました。
外の衣は、コーンドッグ(日本語だとアメリカンドッグ)と一緒です。衣を開けると、中から溶けたバターがあふれ出します。
その歴史はまだ浅く、出てきたのは2009年頃からであるよう。物珍しさから、メディアに取り上げられています。
アメリカの有名な食べ物|ドーナッツバーガー
クリスピークリームの甘いドーナッツにハンバーグパテやベーコンとチーズをはさんだのが、ドーナッツバーガーです。
ベーコンチョコレートとか、チキンアンドワッフルと同じ発想ですね。甘いものとしょっぱいもののマリアージュです。
2005年にジョージアで誕生した、こちらも歴史の浅い料理です。
アメリカの有名な食べ物|ピーナツバターとジャムのサンドイッチ
アメリカのランチの定番中の定番、みんな大好きなピーナツバターとジャムのサンドイッチ。
ピーナツバターとジャムのサンドイッチは、カットフルーツやクラッカーと一緒に、学校に持って行くランチボックスの定番です。
定番すぎて、ピーナツバターとジャムを混ぜているものも販売されています。
アメリカの有名な食べ物|スモアーズ
外でキャンプファイアーすると決まって出てくるのが、スモアーズです。
マシュマロを串に刺して火であぶり、ちょっと焦げるまで待ちます。そして、グラハムクラッカー2枚に、板チョコと焼けたマシュマロを一緒に挟んで食べます。
冷えこむ秋の夕方に、燃え上がる火でマシュマロを炙ります。甘い香りが漂い、雰囲気は格別。友人との会話もはずみます。
しかし、マシュマロとチョコレートの「パンチの効いた甘々コンビネーション」に、胸は焼けつきますね。はさむチョコレートの量も多いので、カロリーもそうとうなものです。
アメリカではスモアーはとても愛されていて、スタバのメニューの1つにもスモア風の飲み物が販売されています。
アメリカの有名な食べ物|キーライムパイ
キーライムパイは、1800年代にフロリダのキーウェストで生まれたパイです。
ライムで作るさわやかなフィリングがどっしりとした甘いタルトに乗ったこのパイは、今や世界中で愛される一品。
アメリカでは、いろいろな地域のレストランで見かけます。
アメリカの有名な食べ物|まとめ
アメリカの有名な食べ物をまとめました。
全体的に見ると、しょっぱさと一緒に甘さが味わえるものが人気なことがわかります。
あと、全体的にやはりボリューミーなもの、パンチの効いたものが多いですね。味がはっきりしたものが好まれる傾向にあると思います。
アメリカに行ったら、ぜひこれらの料理を試してみてください。
この記事を読まれた方が、楽しくアメリカに滞在できますように。
では、また♪
▼参考