アメリカ駐在が決まったよ。
スマホは何をどうやって準備すればいい?
駐在のご決定、おめでとうございます。
駐在すると決まったら、いろいろと準備が必要ですね。スマホは、その中でも重要なアイテムの1つです。駐在の通知はけっこう直前の方も多いので、忘れ物がないようにしっかり準備しましょう。
我が家は夫婦ともに駐在で、私は日本からアメリカへの引越しを過去3回しています。この記事では、アメリカで駐在が決まったら、スマホをどのように準備するかをご案内します。
重要なのは、日本を出発する前にお読みいただくことです。なぜなら、準備の一部は日本を出国する前にしなければならないためです。
この記事をお読みいただければ、ばっちりスマホの準備ができますよ。
それでは、さっそくご案内しますね。
※当サイトリンクからミントモバイル公式サイトに飛び、クーポンコード”IRFREESHIP”を入れていただくと$5引きになります。
アメリカ駐在スマホの準備|スマホ/SIMが会社から提供されるか確認する
駐在が決まったら、携帯電話を会社に提供してもらえるか確認しましょう。
駐在の場合、携帯電話は必需品です。携帯電話がなければ銀行口座すら開けません。なので、会社によっては提供されます。
「提供されるはずなのに、会社に聞かなかったばかりに提供されなかった」というのはもったいなすぎます。
実際のところ、我が家は、アメリカ赴任した際、夫の会社に携帯電話について問い合わせたところ提供されました。端末は会社から提供され、月額もすべて会社から携帯会社に直接払いです。(私の会社からは提供はありませんでした…。)
駐在のベネフィットって、交渉ありきなときありますよね…。言わないと出てこない。
携帯電話の端末購入費、固定費は、年間単位で考えると大きな額になりえます。会社に念のため確認しておきましょう。
✔ スマホ端末の提供
✔ SIM(月額)の直接負担
✔ 月のプラン
✔ 国際ローミング(日本への出張の際に利用可か確認)
会社から携帯電話が提供されるなら
携帯電話はアメリカ国内で渡されます。今はアンドロイドでもiPhoneでもデータのコピーが可能です。
データ移行の方法は、以下のリンクでご確認ください。
アメリカでも日本の携帯電話番号だけを利用し続けるのはアリ?
アメリカ駐在で、アメリカ滞在時に日本の携帯電話番号だけを利用して生活するのは困難です。なぜなら、以下の問題が生じるからです。
アメリカ駐在スマホの準備|会社から端末提供なし⇒出発前の3つの準備
会社から端末の提供がない場合は、以下の3つのステップでスマホを準備します。
次の章から詳しく説明していきます。
アメリカ駐在スマホの準備|携帯電話端末を選ぶ際のポイント
「アメリカで使う端末」を選ぶ際の基本のポイントを確認しておきましょう。
SIMフリー
駐在するにあたり、携帯電話をSIMフリーにするのはとても大事です。
SIMフリーを購入すれば、アメリカのキャリアを使うことになっても、日本に帰国したら日本のSIMを挿して同じ端末が使えます。もちろんほかの国に移動しても使い続けられます。
eSIM対応
eSIMを使えると便利です。なぜならSIMカードを郵便などで物理的に受け取れなくても、ネット上で購入して、ネットワーク内に入ればすぐ利用を開始できるためです。
アメリカで利用可能
アメリカの3G~5Gのネットワークで利用可能な携帯電話を購入します。
デュアル携帯
駐在の場合、アメリカと日本のSIMを併用したい方も多いでしょう。その場合、デュアルの携帯電話が便利です。
デュアルの携帯電話は、SIMカードのスロット1つに加え、eSIMのスロットも搭載されていて合計2つのネットワークが使えます。
1枚のSIMカード+eSIM=合計2つのネットワークです。これで携帯電話を2台持つのを避けられます。
日本に帰国した際もSIMを切り替えだけになるので便利ですね。
アメリカ駐在スマホの準備|端末の購入⇒日本でもアメリカでもOK
携帯電話端末の購入は、アメリカでも日本でも大丈夫です。
個人的には、AppleのiPhone、アンドロイド機種ならGoogle Pixelがおすすめです。Samsungも問題なかったです。しかし、Huawayは購入してすぐ壊れた人が身近にいるのでおすすめしません。
私は2019年からiPhone11を「アメリカ、東ヨーロッパ、オーストラリアを含む5か国」ほどでSIMを入れ替えて利用しています。今のところまったく問題なく壊れずに利用できています。
そして、サポートが必要となった場合でも、Appleなら店舗かApple代理店が大きな都市にあるので安心です。iPhoneは世界中で強いです。
この項では、日本とアメリカで端末を購入する際の注意点をご案内します。
日本で購入
日本で購入する場合は、以下の点にご注意ください。
携帯電話会社ではなく、電化製品の店で購入します。「アメリカで利用する」ことを伝えて購入すれば問題ありません。
アメリカは、3G、4G、5Gのネットワークが利用されています。ご覧になりたい方はこちらでご確認いただけます。
アメリカで購入する
アメリカで携帯電話を購入する場合、主に以下の4つの場所で購入できます。
1つずつ見ていきます。
キャリア
携帯電話のネットワークを提供する会社で、SIMの契約をする際に一緒に端末を購入すると、たいてい割引が適用され、お得に端末を購入できます。
大手キャリア
At &TやVerizon、Sprintといった大手会社の携帯ネットワーク(SIM)を利用する場合、キャリアから携帯電話が購入できます。
大手会社の店舗は、街の中、ショッピングモールにかならずあります。
MVNOキャリア(格安SIM)
当サイトのおすすめはこのMVNOキャリアです。なぜなら安価でありながら大手キャリアと同等のサービスが受けられるためです。
そして、MVNOキャリアでも端末の購入は可能です。アメリカでは、大手キャリアからMVNOに乗り換える方が多くなっています。
なかでも「ミントモバイル」は、T-mobileのネットワークを利用していて安定性があります。価格は$15/月~です。
携帯電話販売会社
iPhoneは、アップルストアで購入が可能です。Apple製品を購入するなら、アップルストア正規店からの購入が一番確実でしょう。アップルストアは、アメリカの都市かショッピングモールに店舗があります。
ほかにも携帯電話ブランド会社の店舗があればそこで購入可能です。とはいえ、アップル以外のブランドはあまり店舗がありません。電化製品店、またはオンラインショップで購入するのが一般的です。
私個人的には、iPhoneを信頼していて、可能なかぎりアメリカのアップルストアで購入するのが一番安心だと感じています。前の携帯電話からデータの引継ぎサポートもしてくれます。
電化製品店
アメリカで携帯電話が購入できる電化製品店といえば、Best buyです。
Best buyは都市部に大型店舗を出しているか、ショッピングモールに入っています。
Amazon
日本でもおなじみのAmazonなら、市場にあるすべての携帯電話をみて購入ができます。
▼欲しい機種があるか、一度Amazon USAで確認してみましょう。以下リンクからAmazon USAに飛べ
ます。
Apple iPhone 12, 64GB (Amazon USA)
Google Pixel 7-5G Android Phone (Amazon USA)
※Amazon USAでデュアルの機種を検索する方法:
Amazon USAで、”unlocked cell phones“と検索に入力し、左サイドバーで”SIM Card Slot Count“のDual SIMを選択します。
端末は、日本でもアメリカでも種類はほぼ一緒
端末を日本で買うと、なんか互換性が無いとか、落とし穴はない?
2018年頃までは、いろいろと問題があった互換性は今ではかなり解消されています。どこのブランドの携帯電話も、SIMフリーならどの国でも機能します。
一方で、「アメリカで機能するか心配」な方は、以下をご一読ください。
アメリカのネットワークで使えるのを確実にする⇒アメリカのキャリアでの購入が確実
アメリカのネットワークで携帯電話が何の問題もなく機能するのを確実にしたい方は、アメリカでの携帯端末の購入をおすすめします。
さらに、それぞれの携帯電話ネットワーク会社で確実に携帯電話が機能するのを確実にしたかったら、
携帯ネットワークキャリアで、「端末とプランをセット」で申しこむ
のをおすすめします。
ミントモバイルでは、「『6か月分のプラン申込み』と『対象機種の購入』をすると、通信料が6か月分無料」になります。なので、欲しい機種が対象になっていればお得です。
>>ミントモバイルで「6か月プランが無料になる機種」を確認する
最近のウォレットアプリは、日本のクレジットカードも利用可
最近のウォレットアプリは、日本のクレジットカードも利用可で、もう互換性について心配はいりません。
例えば、アップルで利用できる日本の銀行やカードの種類はこちらでご確認ください。
私は3年程前、以下で困りました。
「日本で購入したiPhone」のクレジットカード機能がアメリカで機能しなかった
「アメリカで購入したiPhone」のクレジットカード機能が日本で機能しなかった
しかし、これらの問題は、iPhone11に変えてから発生していません。
今はオーストラリアで暮らしていますが、iPhoneのウォレットで日本、アメリカ、オーストラリアのいずれのクレジットカードも利用できます。
アメリカで購入する端末だとマナーモードで撮影時にシャッター音が鳴らない
マイナーな違いですが、アメリカで携帯電話を購入すると、写真撮影時にマナーモードでシャッター音が鳴りません。
一方、日本の携帯電話はぜんぶ、写真を撮影する際にかならずシャッター音が鳴ります。
仕事とかで写真撮影可な静かなところに行く場合、シャッター音が鳴らないのってありがたいんです。
アメリカ駐在スマホの準備|アメリカでの携帯電話ネットワーク会社の選択
駐在でアメリカに滞在となると、ネットワークは信頼性のおけるものを選択する必要があります。いざという時、携帯電話が通じないなんてことが発生すると困ります。
アメリカでは、携帯電話ネットワーク会社は、①大手のキャリアと②MVNO(格安SIM)の2つの種類があります。
この項では、アメリカで携帯電話ネットワークの会社を選択する際のポイントをご案内します。
大手キャリア
アメリカでは、AT&T、T-Mobile、Verizon、Sprintなどが主に有名な携帯電話キャリアです。
これらの会社のネットワークは長年利用されており、信頼性がおけます。一方で、大手キャリアは、日本の携帯電話会社同様、2年の縛りや月額の高さがネックになります。
MVNO
MVNOは、いわゆる「格安SIMキャリア」です。とはいえ、アメリカのMVNOの会社は、大手のネットワークを利用していて、スピード、エリアともに大手と遜色がありません。
安すぎるMVNOは避ける
一方で安すぎるMVNOは注意が必要です。なぜなら、「アンリミテッド」のプランを選択した場合でもデータの制限量が低い場合があるためです。
データ制限量を超えると、通信の速度が一気に落ちます。突然いろいろなサービスが利用できなくなるので注意が必要です。
安くて安心して利用できるMVNOのミントモバイル
MVNOでもおすすめできるキャリアがT-mobileのネットワークを利用するミントモバイルです。T-mobileのエリアは、アメリカ全土をカバーしています。
ミントモバイルは、MVNOで価格は低め($15~/月)といえど、アンリミテッドは40GBとなっており、なかなか使い切る量ではないので安心です。
\クーポンコード”IRFREESHIP”で$5割引されます。/
アメリカ駐在スマホの準備|アプリの確認
駐在の準備で見落としがちなのが、「アプリの確認」です。海外に出ても、利用しているアプリが利用し続けられるかを確認します。
端末を変更する場合は、アプリの引継ぎ方法を確認し、海外でも利用できるかを確認しておきましょう。
とくに「日本の電話番号に紐づいて認証される」アプリは、海外に出ると認証ができなくなり、利用できなくなります。
普段SMSで認証してから利用するアプリは「e-mailでの認証」や「生体認証」、「ほかのサービスへの連携でログインする方法に変更」します。
これらのアプリは、海外に出ると、Wi-Fiさえあればしばらくは利用できます。しかし、日本の電話番号の認証が必要になった瞬間に利用できなくなります。
よく聞くのが、「日本のLINEが使えなくなった!」というもの。日本LINEの引継ぎ方法は次の章をご覧ください。
アメリカ駐在スマホの準備|LINE⇒日本を離れる前に設定
アメリカ駐在となっても、LINEは利用し続けたいですよね。家族との連絡はLINEという方は多いです。駐在が決まったら、LINEの設定を日本を出発する前に行いましょう。
「日本のLINE」と「アメリカのLINE」は異なり、日本のLINEは日本の電話番号に紐づいています。
出国後は日本のLINEの設定を変えられません。設定の仕方は、こちらの記事をご覧ください。
アメリカ駐在スマホの準備|日本の携帯電話番号(SIM)の保持
アメリカ駐在中も日本のSIMを利用し続けるかどうか、日本出国前に決めます。
日本のSIMも利用するなら⇒端末は1台/2台
アメリカのSIMを利用しつつ日本のSIMも利用し続ける場合は、
●2台利用:「日本用」と「アメリカ用」の2台の携帯電話を持って用途をわける
●1台利用:デュアルの端末を用意。日本とアメリカの両方のSIMを一台で利用
のいずれかとなります。どちらでも問題ありません。
日本のSIMの契約の見直し/または格安SIMへの乗り換え
日本のSIMを利用し続ける場合、以下を行います。
①現在利用中の日本のキャリアを利用する場合⇒契約内容の見直し
②格安キャリアのSIMに変更する場合⇒新たに契約する
海外に出ると、日本の電話番号はほとんど使わなくなるので、契約内容は念のために見直しておくと◎です。アメリカに来ると、ちょっとした契約を変えるのも面倒です。
「海外で日本の電話番号を保持する」だけの携帯会社なら、日本では楽天モバイルが安いです。
今はキャリアをかえても、MNPで電話番号を保持できます。日本の電話番号が変わらなければ、周囲の人に電話番号変更の連絡をせずに済むので便利ですね。
その後、端末にSIMを入れ、設定をして準備します。
日本出国前の準備
日本、アメリカでの準備を3つのパターンでみておきます。
アメリカで使えるSIMフリー携帯をすでに使っている場合
①日本出発前:
②アメリカ到着後:
▼ミントモバイルのeSIMは、日本でも購入できます。(アクティベーションはアメリカ国内)
アメリカで使えるSIMフリー端末を「日本で購入する」場合
①日本出発前:
②アメリカ到着後:
端末を「アメリカで購入する」場合
①日本出国前:
②アメリカ到着後:
アメリカ駐在スマホの準備|入れておくと便利なアプリ
アメリカでは、一般的に利用されているアプリが日本と異なります。
現地の人たちとのやり取りの中で、必要となるアプリをご紹介します。
WhatsAppは、北米を中心に世界中で利用されているアプリです。
アプリを入れれば、電話番号を入手している人の中でWhatsAppを利用している人が自動的に検出され、登録されます。
世界中の多くの人がWhatsAppで連絡しているため、入れておくと便利です。
Facebook Messenger
アメリカ在住の人たちとのやり取りには、Facebook Messengerが欠かせません。
グループでのミーティングのアレンジや、食事の割り勘や送金など、ありとあらゆるところで利用する機会があります。
Skype
Skypeは、駐在なら入れておくと便利なチャット・通話ソフトウェアです。
なぜなら、日本の電話番号に電話しなければならない際、インターネット上から格安で電話をかけることができるためです。
クレジットを購入しておけば、いざほかのサービスで連絡ができなくなった際、電話番号に電話できます。
アメリカ駐在スマホの準備|まとめ
アメリカ駐在のスマホの準備についてまとめました。もう一度、記事を踏まえて時系列で書き出します。
私個人的には、アメリカの携帯電話会社で「端末とプランを一緒に購入する」のが確実でおすすめです。
上述のとおり、ミントモバイルがしっかりしたサービスでおすすめです。端末購入で、月額が6か月無料になるお得なキャンペーンをご確認ください。
>> ミントモバイルで、6か月プランが無料になる機種を確認する
また、よく利用しているアプリが海外でも利用できるかくれぐれもご確認ください。日本のアプリが海外で使えなくなると困ります。
とくに、銀行、オンラインショッピング(誕生日に日本国内で物を送ったりします。)は、認証がSNSになっていることが多いので要注意です。
駐在を言い渡されてから出発まで、3か月くらいはあるでしょうか?携帯電話は、MNPなどをするとなると、携帯会社に行ったりせねばならず、面倒な作業があります。
ギリギリになるとバタバタしますので、なるべくお早めにご自身の利用されているキャリアに、作業を確認されることをおすすめします。
私は、LINEのFacebookへの連携作業をせず、アカウントが消えたことと、アメリカのアカウント化して日本のLINEが利用できなくなったことがあります。
日本のLINEが利用できなくなると、ちょっと残念です。こちらも作業を忘れずに行うのをおすすめします。
この記事を読まれた方の駐在生活が、スムーズにスタートしますように。
では、また♪