ねぇ、れと、今日の夜は7時に会うでOK?
いいわよ!7時にお店で集合で。
すっごい!!じゃ、後でね!
え?何がすごいの?
きゃん!
ミシェルは”Great!”を日本語に直訳してるみたい!
この記事は、日本語を学ぶ外国人の間違いあるあるの記事です。
こんにちは、れとです。私は、今まで駐在員として3か国で、約10年現地の方と一緒に働いてきました。出会う人の中には、多くの日本語学習者もいました。
その方々と日々働く中で、「外国人のよくある日本語の間違い」だけど、言われた日本人が一瞬「なんでそんなこと言うんだろ。」と思いつつ、なんでなのか分からないまま流してしまう、よくある間違いについて話したいと思います。
もしこれらに当てはまる日本語学習者の間違いに気づいたら、正してあげてください。
これらの間違いは結構な勘違いを生み出すことがあるんです。直してもらえば、その後発生する誤解や恥ずかしめを本人が受けずに済みます。
今回は英語での説明をつけておきますので、もし英語話者が間違った表現をしていることに気づいたら、こちらの説明をご利用ください。
Hi, thank you for dropping by my blog. I don’t usually write this blog in English, but as I think this article may help some of the Japanese learners, I am translating some of the parts in English.
If you are learning Japanese, you might want to read this. The sentences below are the common conversation mistakes made by Japanese language learners.
I hope this helps you 🙂
それでは行ってみましょう!
日本語の間違いは指摘してあげよ!外国人のよくある3つの日本語間違いあるある
さっそく、3つの間違いを案内していきます。
「凄い!!」(sugoi)≠ (all of the)Great!!!
Sugoi can be used only in “WOW” moment.
例 example:
私:ねぇ、今夜は7時に会うでOK?
Ne-, konya wa 7ji ni au de OK?
(Me: Hey, is that ok to meet up at 7 tonight?)
ハンナ:えーと、7時半でどう?
E-to, 7ji han de dou?
(Hanna: Ah, how about 7:30?)
私:大丈夫だよ。
Daijoubu dayo.
(Me: That’ll work)
ハンナ☆:すごい!!じゃ、後でね!
Sugoi!! Ja ato de ne.
Hanna: Great, see you then!
私:(すごい???何がすごいんだろ。)
(Sugoi?? Nani ga Sugoi n daro.)
Me: Sugoi??? What is so “wow” for her…?
これ、本当に良く発生します。
言われた日本人は、何で「すごい」と言われるのか一瞬わからないので、ぽかーんとして直す暇もなく過ぎ去ってしまうのですよね。
日本語話者の表現、「すごい」は、Great, Awesome, Wonderful, Super, Gorgeous, Marvelous等と色々と訳すことができます。
他方で、英語話者の「Great」は、日本語の表現で「すごい」と訳せる時もあるのですが、そうでない時もあります。
例えば、上記の例だと、ハンナは☆の箇所で「よかった!じゃ、後でね」とか、「OK、後でね。」と返答するのが正しいですね。
要するに、英語話者は「よかった」とか「OK]を表現するために英語ではGreatという表現をするということです。
Japanese expression “Sugoi” can be translated to Great, Awesome, Wonderful, Super, Gorgeous, Marvelous.
However English expression “Great” cannot be translated to “Sugoi” all the time.I would say “Sugoi” can be used only in “WOW” moment.
申し訳ございません(moushiwake gozaimasen)≠I’m sorry(sometimes)
例 Example:
私:風邪ひいたみたいでね、声が出ないの。
Kaze hiita mitai dene, koe ga denai no.
(Me: Apparently I caught a cold, and I lost my voice…)
レイチェル☆:それは申し訳ございません…。
Sore wa moushiwake gozaimasen…
(Rachel: I am sorry to hear that.)
私:(なんで謝るんだ?)
Nande ayamarunnda?
(Me: Why is she apologizing??)
これもよくあります。I‘m sorryは、英語では、「残念ですね」、「ごめんなさい」と両方の意味を持ちます。日本語では、「残念ですね」と「ごめんなさい」は随分と言いたい内容に違いがありますよね。
この場合、レイチェルが☆の箇所で返答すべき日本語は、「それは大変ですね」とか「大丈夫ですか?」ですね。
In English, “I’m sorry” can be used when you are feeling sorry for some circumstance that someone is in, or you want to apologize. On the other hand, Japanese expression “申し訳ございません/ありません。-Moushiwake gozaimasen/arimasen” can be used only when you want to apologize sincerly.
If you just feel sorry for certain situation, you may say “残念ですね。Zannen-desune.”
In the conversation above, you may reply “それは大変ですね。Sore wa taihen desune.(I feel for you)” Or “大丈夫ですか?Daijoubu desuka(Are you ok?)”.
I’d say you’d better avoid apologizing easily to avoid any misunderstanding.
怖い(kowai)=I am scared かわいい(Kawaii)=Cute
かわいい犬と歩いてる女性に話しかけるトーマス。
Kawaii inu to aruiteru josei ni hanashi kakeru Thomas.
Thomas is talking to a lady who is walking her dog which is tiny and cute.
トーマス:コワイイネ!
Thomas: Kowaii ne!
犬の飼い主の女性:え??怖い(こわい)の?
E?? Kowai no?
Japanese Lady: What???? Is he scared??
これは、発音の問題ですね。「かわいい」という言葉はもう世界語になりつつあるので多くの人が知っているのですが、発音が「コワイイ」になる傾向なのは何でなんでしょう?
「こわい」という、「かわいい」と似たような発音の形容詞があるので気をつけなければいけないことを知ったら、発音に気をつけられるのかもしれませんね。
“KAWAII” is “cute“, and “KOWAI” is “I’m scared“. It is often mispronounced and can be very confusing.
Japanese vowels あ and お are not so close compared with English a and o.
か and こ pronounciation excercise may work for this problem.
日本語の間違いは指摘してあげよ!外国人のよくある3つの日本語間違いあるある まとめ
さて、日本語学習者との会話で思い当たるケースはありましたか?もし思い当たる会話があったら、ぜひその方に説明してあげてください。
おまけの話。以前東京で日本在住一年目の外国の方とバスに乗る機会があったんです。
「閉まる扉にご注意ください。」というアナウンスが流れて、その人にこう聞かれました。
「なんでいつもバスの運転手さんは『玉ねぎに50円ください。』って言ってるの?」と。
なんとかわいい聞き間違い♥日常聞く音には字幕はつかないですからね、習得中の言語のアナウンスと聞き取りが一致するまでは時間がかかりますよね…。