
ミントモバイルって日本で購入できるの?
ミントモバイルは日本で購入可能です。
とはいえ、基本的にミントモバイルのネットワークはアメリカ国内用につくられています。そのため、購入にあたっては注意すべき点がいくつかあります。
この記事では、以下につき案内します。
それではさっそくご案内しますね。
ミントモバイルを日本で購入:eSIMの購入の仕方
ミントモバイルを日本で購入するなら、買えるのはeSIMになります。購入は、公式サイトから購入します。
購入は、プランを選択し、カートにある商品を購入する際に”eSIM”を選択するだけ。とてもかんたんです。
購入画面は、こちらの記事でご覧いただけます。
ミントモバイルを日本で購入:想定される「◎なケース」と「×なケース」
ミントモバイルを日本で購入する場合、以下のケースは購入してもOKです。
一方で、ダメなケースは以下のとおりです。
ダメな理由は、アメリカ国内に入ってアクティベートできないからです。アクティベートできない理由については後ほどの項で改めて説明します。
一度アクティベートさえできれば、WIFI、国際ローミングを利用すれば日本でも問題なく、二段階認証を含めすべてのサービスが利用できます。
ミントモバイルを日本で購入:アメリカ国内でのエリアを確認する

ミントモバイルを日本で購入するなら、アメリカ国内の行き先がミントモバイルのエリア内であることを確認しておきましょう。
エリアの確認にあたっては、ZIPコードと住所が必要です。
ミントモバイルを日本で購入:SIMフリー携帯を準備
ミントモバイルを日本で購入するにあたっては、SIMフリー携帯電話を準備します。
そのなかでも、自分の携帯電話がミントモバイルのSIMと互換性があるかを確認しましょう。
ミントモバイルの公式サイトでは、ブランドや機種がわかれば互換性があるかどうかを確認できます。
上のリンクに入ったら、“PHONE COMPATIBILITY”でブランドとモデルを選択すれば、互換性が確認できます。
“FOXTASTIC”と表示されれば互換性アリです。

ミントモバイルを日本で購入する場合の注意点3つ
ミントモバイルを日本で購入する場合に注意すべきことを3つ紹介します。
1つずつみていきます。
ミントモバイルを日本で購入してもアクティベートはアメリカ国内でしかできない
ミントモバイルを日本で購入しても、日本ではアクティベートはできません。
なぜならミントモバイルのSIMカードは、アメリカ国内でT-mobileの電波をつかむことによりアクティベートできる仕様だからです。
そのため、日本国内でアクティベートしようとしてもできません。

それから、SIMカードは「購入してから45日以内にアクティベートが必要」だよ。
それを過ぎると、使えなくなります。
カスタマーサポートに理由を話して交渉はできるかもだけど、利用できるかは事情次第な様子。
ミントモバイルを日本で利用する⇒国際ローミング
ミントモバイルを日本で利用するとなると、国際ローミングで利用することになります。国際ローミングの利用にあたっては、ローミング用クレジットをミントモバイルのアプリから購入します。
国際ローミングは、発信受信ともに課金され、通常の滞在国のネットワークを利用するのに比べてかなり高額になります。
ミントモバイルの「国際ローミングのクレジット購入」および「注意点の詳細」については、こちらの記事をどうぞ。
国際ローミングは不安定になりがち
国際ローミングは、どこの国のどこのキャリアのものだとしても、ほかの国では不安定になりがちです。
ネットワークの利用を確実にしたいなら、その国現地のSIM、ネットワークを利用するのが確実です。
ミントモバイルSIM:実際のところ、日本のネットワークの使い心地は?

日本での使い心地をお知らせします。
ミントモバイルはアメリカのT-Mobileのネットワークを使っており、日本でのローミング時にはSoftbankの回線を経由して利用できます。
対応周波数(バンド)の確認
対応周波数(バンド)は以下のとおりです(Softbankの主要バンド):
- Band 1 (2100MHz)
- Band 3 (1800MHz)
- Band 8 (900MHz)
- Band 41 (2500MHz)
→ これらのバンドに対応しているスマートフォンであれば、日本国内でも通信できる可能性が高くなります。
iPhoneシリーズやGoogle Pixelはこの条件を満たす場合が多いです。私はiPhone11でミントモバイルを利用していますが、日本、オーストラリア、コスタリカといずれの国でも快適に利用できています。
日本での通話・SMSの挙動
私個人的には、通常の通話やメッセージの送受信などだけですが、特に問題なく利用できました。
一方で、日本国内での利用では、速度が遅くなる、または圏外になるとの口コミもありました。
実際に利用したユーザーから「東京でも接続が不安定だった」「SMSは送れたが、データ通信が非常に遅かった」といった声も報告されています。
(※Redditより)
Wifi圏内で利用することを念頭に使い、あとは日本現地のSIMカードを利用した方がいいかもしれません。
日本で利用する場合の料金
ミントモバイルのMinternational Planに加入していれば、日本国内でも以下の通信が可能です:
音声通話:日本の固定電話・携帯電話へ → 25¢/分
SMS送信:可能(受信は無料)
データ通信:20¢/MB(使いすぎに注意)
→ やはり本格的に使うと結構高額なので、滞在中に多く利用するなら、Wi-Fi環境での通話(LINE通話など)を活用するのがおすすめです。
日本で利用するならWi-Fi Callingの有効活用のススメ
Mint Mobile は Wi-Fi Calling に対応しています。これを有効にしておくと、日本国内の Wi-Fi 環境で音声通話やSMSを利用することが可能です。
これにより、日本のローミングネットワークを利用せずにSIMカードの機能が使え、経費の節約になります。
※ 設定方法は「設定 > モバイル通信 > Wi-Fi 通話をオン」にて変更可能です(iPhoneの場合)。
まとめ: ミントモバイルを日本で購入するなら、アメリカ渡航直前なら意味がある
ミントモバイルを日本で購入する場合のやり方、注意点につきまとめました。
一番注意が必要なのは、アクティベート作業がアメリカ国内でしかできない点ですね。アメリカに行く予定のない方の購入はおすすめできません。
アクティベートさえできれば、日本国内ではWIFIがあれば、アメリカ国内と同じように利用できます。
アメリカにこれから行く予定のある方であれば、渡航直前にeSIMを購入しておけば、到着時にスムーズにアクティベートして利用を開始できるのでおすすめです。
アメリカに行く予定がなくて、アメリカの電話番号が必要な方は、SIMを日本で購入しても、「アクティベートをアメリカで誰かにお願いする」ことになりますので、気をつけてください。

ネット上で確認したところ、実際、ミントモバイルのSIMと携帯電話をアメリカ国内で親戚に購入してアクティベートしてもらってから他の国に送ってもらうケースもある様子。
みんないろいろ事情があるのね…。