れとは、日本芸術応援団です。
世界中、どこでも日本の画風を見ると心が躍ります。そして、世界中の人々に日本の芸術を知ってほしい。
日本の文化は、数世代に渡り引き継がれて、長い時間をかけて洗練されたことが分かる技術で成り立つものばかり。
これから日本はちょっぴり人口的に縮みますが、これらの素晴らしい文化はずっとずっと引き継がれて欲しい。
今日は、boredpanda↗から、アメリカ、カリフォルニア州でアーティストとして活躍されているホリトモさんの記事をご紹介したいと思います。
ホリトモさんは、猫とタトゥーに情熱を持っていて、「Monmon Cats↗」というお店を運営されています。お店では、これらの猫画グッズや衣料品等の購入が可能。
ホリトモさんは、猫絵アーティスト、タトゥーアーティスト、手彫り師として20年のキャリアをお持ちで、今はサンホセのタトゥー店で勤務しています。
過去には、セガでデザインの仕事をしていたことも。サンフランシスコやロスアンジェルス近郊で、個展等も開かれています。
日本ではネガティブな印象の刺青ですが、アメリカではファッションや芸術的な感覚で彫る人が多いよう。それでも私はやっぱり刺青には反対なんですが、ホリトモさんのタトゥーは、芸術作品として何度も眺めたい素晴らしいクオリティです。
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
この北斎のような画風の河童と現代が混ざった感じ。
河童の目に宿る迫力が凄いです。
機嫌の悪そうな達磨さんと猫さんの組み合わせが絶妙。
ネズミさんたちも自然なのに気怠い雰囲気が何とも良い雰囲気を醸し出しています。
猫に刺青をする猫。
刺青を彫ってもらっている猫の表情が色々語ってます。
猫の体に絵文字のスマイルマーク。猫の表情がリアルです。
スマホで写真撮ってるところも今世紀らしい。
これもモダンさと伝統が混ざってていいですね。
風神が嵐を起こすことを頭に思い描いているのに、猫が袋の中に。
これは猫が空から降ってくるってことでいいんですかね。
日本に元々ある水彩画のタッチそのままに、絵は現代版。
ネズミの動きが本当に踊ってるみたいです。
蜘蛛女でしょうか。どこかで見たことがあるような気がしますね。
それにしても素晴らしい構図。小さな蜘蛛が吐き出す、毒、炎と煙が美しい。
これも可愛い。
だるまさんも可愛いですけど、右下のおもちゃの細かいところ、たまりません。
メキシコの死者の日のシンボルの骸骨が描かれた猫。
これも現代ならでは、ですね。
こちらは、ネズミのタトゥー。
私は日本の温泉大好きなのでタトゥーには反対派なんですが、これは肌に一匹飼いたくなってしまいます…。
こちらもネズミのタトゥー。こんなに綺麗に色が入るんですね…。
これらの作品は、もう芸術品ですよね。バランスが完璧で本当に美しい。
今は世界でタトゥーを入れる人は多いですが、芸術好きな人にとっては、これらのタトゥーは魅力的に映るはずです。
これは人気が出るはず。
終わりに
北斎とか歌麿とか、日本の絵って独特ですよね。
小さい頃、北斎館に連れて行ってもらって龍の絵を見た瞬間、なんだか可愛いらしさがあると思ったのを覚えています。
彼らが描く絵達は、なんともコミカルで、それぞれの登場人物の顔にキャラクターが見える様は、今のマンガの世界に通じるものがあると思います。
こういうコミカルな絵が、そのまま現代まで進化を続けている国ってそんなに多くないと思うんですよね。
この日本ならではの芸術が、ホリトモさんのような方によって世界に広まって、そして後世に残っていくことにロマンを感じます。
一度個展に行ってみたいですね。
そして、このレトログのサイトが軌道に乗ったら、英語版のサイトも作って掲載していきたいです、という野望だけ掲載しておきます。
こちらもどうぞ↓。
写真:Photo by Cong H on Unsplash