アメリカに駐在するんだけど、持っていくものは何?
アメリカ駐在の決定、おめでとうございます。
自分と夫の駐在で、シングル時代と結婚後にアメリカに計4回引越し、2022年まで計8年滞在していたれとです。
アメリカは、最近はネットのおかげで日本からも大抵のものが入手できるようになりました。具体的には、Amazon(USA・日本) や現地のアジア・日本スーパーなどで購入が可能です。
一方で、日本のものは割高で、選択の種類が限られる傾向にもあるのも否めません。
そんな背景から、日本から持って行った方がよい物がけっこうあります。
この記事では、「アメリカ駐在の際、日本から持っていくべき物」につきご案内します。
一方で、荷物を少なくしたい方も多いと思います。この記事では、持ってこなくとも問題ないものもご案内します。
それでは、さっそくご案内しますね。
アメリカ駐在が持っていくもの|キッチン用品
調理道具
調理道具は日本からセットで持ってくると、意外なものの入手にてこずり遠くの店に行ったり、配達を待つ時間を省けます。
カトラリーケースに入れて運搬すれば、そのままキッチンに収納できて便利です。私は、以下のアイテムを入れて持って歩いています。
これらをセットで持ってくれば、スムーズに生活がスタートできます。
ちなみに、持ってこなくてもいずれのアイテムもAmazon USAで入手は可能です。
計り・計量スプーン・計量カップ
計り、軽量スプーン、計量カップは持参します。なぜならアメリカでは、調理器具はすべてOunceが単位となるためです。日本のものを調理する場合、Gram、mlが計れる調理器具はマストです。
1 ounce ⇒ 28.3495 gram
1 ounce ⇒ 29.57 ml
日本のレシピを利用する方は、持参しましょう。
-Amazon日本
-Amazon日本
-Amazon日本
味噌マドラー
味噌マドラーはあると便利です。何かの撹拌にも使えます。
-Amazon日本
トング
トングがあると、肉を切るのがはかどります。アメリカでは、地域によっては薄切り肉を探すのが困難な場合があり、そんなときこのタイプのトングがあると肉をカット、スライスする際に重宝します。
-Amazon日本
菜箸
日本なら100円ショップで買える菜箸ですが、アメリカだと5ドル~です。そんなに場所をとるものでもないので、持ってくるのが◎です。
-Amazon日本
巻きす
巻きすがあれば、寿司を振る舞いたい時に便利です。
かにかま、ツナ、キュウリ、卵、アボカド等は結構どこでも入手できるので、入手さえできれば巻き寿司ができます。
-Amazon日本
カトラリーケース
カトラリーケースは柔軟性のあるものを選ぶと、キッチンの引き出しの大きさに合わせてスペースを調整できて便利です。
-Amazon日本
和食器
和食器は、普段利用しているものを持ってくるのをおすすめします。
なぜなら、アメリカではデザインが限られ、使いたいと思うものを見つけるのが難しいためです。
また、若干割高になるのも否めません。ぜんぶ購入するとなるとそれなりの金額になります。運搬中に割れることもあるので、普段使いのものがおすすめです。
それから、アメリカに来ると、食洗器が普通になるので、食洗器を利用できるものだと便利です。
なお、アメリカで探すならAmazonが種類が豊富です。
基本的に持っていくもの
基本的に持っていく和食器は以下のとおりです。
ご飯茶碗・茶碗・箸・箸置き
普段使い慣れたものをそのまま持ってくるのをおすすめします。
Ceramic Chopsticks Rest Rack Stand Holder for Chopsticks (Amazon USA)
▲箸置きは、アメリカでも販売者が増えてきています。日本らしいデザインも増えてはいます。
しょうゆ皿・しょうゆ差し
しょうゆ皿としょうゆ差しも、小さい物なので持ってくるのが◎です。アメリカでも寿司が大人気なので購入可能ではありますが、デザインが限られます。
-Amazon 日本
ちなみに、Amazon USAで検索の際は、”soy sauce dispenser japanese“で検索できます。アメリカでの購入をご検討であれば、日本からの商品も多く出品されています。チェックしてみてください。
すり鉢
すり鉢で擦ったゴマを食べる機会のある方は、すり鉢の持参をおすすめします。
日本では100円ショップで購入可能なゴマすり鉢ですが、アメリカでは小さいものが販売されていません。大きいものだと20ドル以上します。
Plastic Sesame Grinder (Amazon USA)
▲こういうタイプのものなら安く販売されています。
れんげ
アメリカでは、ラーメンは比較的かんたんに食べれるので、れんげを最初から用意しておくと便利です。キッチンが整っていない生活立ち上げ時に重宝します。
れんげは、アジアンスーパーなどではプラスティックのものしか購入できません。陶器はAmazonから購入可能です↓。
Porcelain Soup Spoons Set of 4 (Amazon USA)
▲Ramen Spoonで検索すると出てきます。4本セットで8ドル~くらいです。
こだわりがあれば持っていくもの
こだわりがあれば、持っていくと便利なものは以下のとおりです。重いものなので、こだわりが無ければアメリカで購入するのが◎です。
ラーメンどんぶり
アメリカで一般的に販売されているラーメンどんぶりは小ぶりなものが多く、ラーメンが入りきらないことがあります。私は、日本から持参したものを利用しました。
Ramen Bowl Set of 2(Amazon USA)
▲少々高額ですがアメリカでも買えます。
どんぶり
どんぶり椀は、よほどのこだわりがなければ、アメリカで販売されている”Soup Bowl”を購入すればよいかと思います。
LE TAUCI Cereal bowls 26 OZ(Amazon USA)
▲少々高額ですが、おしゃれです。
ラップ
荷物に余裕があり、ラップの切れ味と張り付きにこだわりのある方は、ラップの持参もおすすめです。
アメリカのラップは扱いにくい傾向にあり、駐在開始時には、皆ラップに落胆します。そして日本のラップはアメリカでも販売されるほど人気です。
KUREHA Krewrap Plastic Cling Wrap (Amazon USA)
▲アメリカでも購入可です。20m×6本で$15くらいです。
ほか、GLADのラップなども使えるレベルではあります。
かやふきん
日本帰国時にリクエストをもらうのが「かやふきん」です。
-Amazon日本
アメリカでももちろんテーブルをふく”Table cleaning cloth”はあります。とはいえ、ふき心地がぜんぜん違うので、日本のかやふきんに慣れている方は持ってくると◎です。
All Purpose Cleaning Cloth(Amazon USA)
▲アメリカでは、この薄めのタオルが一般的なふきんです。
アメリカ駐在が持っていくもの|日用品
日用品は、たくさん持ってくるものがあります。日用品は、日本とアメリカで形状や品質が異なるものが多いです。
くわしく案内していきます。
基本的に持っていくもの
基本的に持っていくのをおすすめするものをご案内します。
服
仕事用の服は、日本から持っていくのをおすすめします。品質もさることながら、サイズなども日本人にぴったりのものは、やはり日本の方が多くあります。
とはいえ、アメリカで購入が必要な場合もあると思います。その場合、Banana republicやAnn Taylorなどで日本人でもあうサイズの仕事向けの服が見つかります。
なお、カジュアルな服はアメリカでは入手はかんたんです。Old navy、Express、Hollister、American Eagleなど、いくつものブランドがあります。日本のブランドでは、ユニクロ、無印良品があります。
また、スキー・スノーボード、登山など、スポーツのアパレル製品も豊富です。
一方で値段はアメリカの方が高めです。すでに持っているものを持ってこれるならば、持ってくるのがおすすめです。
靴・ブーツ
靴、ブーツは、日本から持ってくるのがおすすめです。なぜなら、靴の類はアメリカで大変高額なためです。
アメリカで安いものを購入すると、すぐに壊れます。また、サイズ、色やデザインも日本人好みのものはなかなかありません。
利用している靴やブーツを日本から持ってくるのがおすすめです。一方で、スニーカーはアメリカで購入でOKです。
歯ブラシ
普通の歯ブラシは、数本日本から持ってくるのをおすすめします。
なぜなら、アメリカのスーパーやファーマシーで売っている歯ブラシはヘッドが驚くほど大きく、近場でちょうどよいサイズのものがすぐ見つからないことがあるためです。
アメリカ国内でAmazonから送付する時間を待てるのであれば、「Oral-Bのスモールヘッド」が日本サイズです。
Oral-B Gum Care Sensitive Toothbrushes(Amazon US)
歯ブラシは、個人的には電子歯ブラシがおすすめです。電子歯ブラシはヘッドも小さく、歯もツルツルになります。ブランドでは、Philipsのソニックケアが◎です。
Philips Sonicare Electric Toothbrush DiamondClean 2-Pack Bundle(Amazon US)
ちなみに、アメリカで歯医者は超高額なうえに、保険が全額適用されないことが多いです。虫歯にならないよう、普段のケアが超重要です。
ヘアブラシ
ヘアブラシは、持参するのが◎です。なぜならホテルにアメニティとしてついてこず、アメリカ到着時に買い物に行けない場合は、ヘアブラシが無いことで少し困るためです。
1つ持っておけば、出張にも使えて便利です。
アメリカで購入するのはもちろんかんたんです。スーパー、ファーマシーなど、さまざまな場所で購入可能です。
ドライヤー
ドライヤーは、新居に移動後、すぐ利用するので持って行けばいつも使えて安心です。
-Amazon 日本
▲日本は100V、アメリカの電圧は120Vです。両方に対応できるタイプを選びましょう。
ちなみに、パナソニックのドライヤーはアメリカでも購入は可能です。
旅行用スリッパ
旅行用スリッパは、往路の飛行機、滞在先のホテルで利用するので持っていきます。アメリカのホテルは、よほどグレードの高いホテルでない限りスリッパは用意されていません。
これがけっこう厄介で、シャワーをあびたあとなど、スリッパが欲しいことがよくあります。また、駐在がはじまったあと、出張が発生した際も持っていれば携帯できて便利です。
ちなみに、旅行用スリッパは、Amazon USAでも購入が可能です。往路では、旅行用スリッパをいつでも出せるようにしておくのがおすすめです。
-Amazon日本
Lightweight and Memory foam Indoor Slippers for Womens and Mens(Amazon USA)
爪切り
爪切りは、1つ持ってくるのをおすすめします。小さくて荷物にもなりませんし。
アメリカで一般的に販売されている爪切りは、日本人には使いにくいものが多いです。よい爪切りに出会えないとイライラします。
日本の爪切りは優秀なので、持ってくる価値があります。
体温計・婦人体温計
体温計・婦人体温計は、日本から持ってくるのをおすすめします。なぜなら、アメリカは華氏での温度表記で、温度がわかりにくいためです。
子どもの体温計も、日本で購入してくるのがおすすめです。
アメリカの産婦人科では、基礎体温の概念が一般的ではありません。基礎体温を伝えてもそれを元にした見解はもらえず、ほかの方法で体の状態を確認します。
医薬品
使い慣れた医薬品は、日本から持ってくるのをおすすめします。
アメリカでは、ほとんどの薬が入手可能なのですが、「日本では処方せんを要しないもの」に処方せんを要したり、名前が違ったりしてかんたんに入手できないことがあります。
医師も完全アポイントメント制で、地域によっては会うだけでも時間を要するときがあります。そのため、自分の体が必要とする可能性があるとわかっている薬は、あらかじめ日本で入手するのが◎です。
こども用綿棒
お子さんがいらっしゃる方は、こども用綿棒の持参をおすすめします。なぜなら、日本のこども用綿棒は、日本以外の国では入手が困難だからです。
アメリカの子ども用綿棒は一般的に膨らみがあり、何かの奥に入りにくいようになっています。これを子どもに使おうとすると、不便さを感じます。
化粧品類
化粧品の類は、慣れているものを当座の分は持参しましょう。
アメリカの化粧品は、アジア人向けのものも販売されていますが、自分の肌にあうものを慣れない環境で見つけるのはなかなか大変です。
また、ビューラーは日本のものが一番おすすめです。替えのゴムなども忘れずにご持参ください。
化粧品類はすべてポーチに入れてもってくるのが◎です。
余裕があれば持っていくもの
必需品ではありませんが、余裕があったら持ってくるとよいものです。
保冷剤
保冷剤を利用する方は、持っていった方がよいです。
なぜなら、アメリカではケーキなどを購入しても保冷剤がついてくることがないためです。保冷剤は一般的に販売されておらず、入手する機会がありません。
アメリカではスポーツで体を冷やす用のものが販売されてますが高額です。100円ショップで販売されている保冷剤をいくつか持ってくると重宝します。
100円ショップの便利商品
100円ショップの商品は、生活の立ち上げにあたり、便利なものが多いので、あらかじめ必要とわかっているものは日本でまとめて購入して持ってくると◎です。
なぜなら、アメリカでは100円ショップのようなものとしてDoller treeとかDoller Generalとか至るところにありますが、商品の品質が悪すぎて使えないためです。
アメリカでは、ダイソーは都市部にはあります。そして価格は$3ほどとなっています。直接行くのは難しいかもしれませんが、オンラインショッピングできるので利用もありですね。
いずれにしろ、生活立ち上げの際の最低限の100円ショップの商品は、選りすぐって持ってくるのがよいです。
アメリカ駐在が持っていくもの|文房具
文房具は、家で事務作業が発生したときのために日本から持参していると便利です。アメリカの文房具は日本のものより使い心地が劣り、不便を感じることがあります。
日本から文房具があれば、アメリカの文房具でイライラしたときに日本のものに切り替えられます。
ボールペン
日本のボールペンは本当に優秀です。気に入っている書き心地のペンがあれば数本持ってくるのが◎です。
-Amazon日本
Pilot, FriXion Gel Ink Pens (Amazon USA)
▲フリクションはアメリカでもとても人気で、同じくらいの金額で買えます。
シャープペンについては、種類は少ないですがAmazonで普通に購入可能です。
クリアファイル
クリアファイルは、重宝します。なぜなら、アメリカでは使われていないので入手が困難なためです。
日本ではかなり利用されているので、いきなりなくなるとけっこう困ります。
-Amazon日本
針ナシホチキス
針ナシホチキスを利用している方は、そのまま持ってくるのをおすすめします。使えます。
Kokuyo Harinacs Stapleless (Amazon USA)
▲アメリカでは12ドルほどで購入可能です。
アメリカの紙のサイズはLetterサイズで、日本の一般的な文書用のA4と異なります。
アメリカでは、文書を作成すると①3つ穴ファイルに保存するか、②紙ファイルで文書をまとめるのが一般的です。
Mr. Pen- Folders with Pockets(三つ穴ファイル) (Amazon USA)
Pendaflex Hanging File Folders (紙ファイル)(Amazon USA)
日本の2つ穴方式は利用されておらず、「A4サイズ用の文書ファイル」も販売されていません。
一方で、2つ穴パンチは販売されています。
アメリカ駐在が持っていくもの|特別なアイテム
アメリカ生活を始めるにあたって持ってきてよかったと思う特別なアイテムです。アメリカ生活をする中で、どうしようもなくなり日本から調達しました。
脱毛器
脱毛器の持参がおすすめです。なぜならアメリカは、男女ともに脱毛をするのが当然といった風潮があり、夏前に脱毛せずにはいられないためです。
現地ではワックスが人気なのですが、とても高額で一回でチップ込みで80ドル前後かかります。これを2か月に一度することになります。
高額過ぎるので、どうしても永久脱毛を考えますが、アメリカの永久脱毛はいずれの方法でもかなりの額がかかります。
私は、日本人の肌にあい、かつ7万円前後で購入できる「ケノン」を日本から購入し、アメリカで利用しました。
ケノンは効果が高く、おかげでムダ毛がなくなりました。心からおすすめできます。
ちなみに、自宅で脱毛する場合、保冷剤が必要になります。保冷剤も日本から忘れずにご持参ください。
アメリカ駐在が持っていくもの|持っていかなくてよいもの
「持って行った方がよい?」と聞かれたことがありますが、持っていかなくても問題ないと思うものをあげます。
今はAmazonでアメリカ全土でたいていの物が手に入ります。荷物を減らすご参考としていただければと思います。
日本から持ってくる荷物は少なければ、以下のメリットがあります。
①引越しが楽に済む
②現地で調達し、消費できる方が家のスペースを有効活用できる
③引っ越す際も売却・贈与・日本への再送付など、面倒を考えずに済む
1つ1つのアイテムは小さく感じても、引越しとなるとアイテムの数だけ作業が発生します。かさばったり重いアイテムは1つでも減らした方がよいです。
住む家が広く、船便が利用でき、大きさやスペースを気にしないで引越しできる場合は、初期投資費用を抑えられるので、もちろん持参も◎です。
電気ケトル
電気ケトルは、2度目の駐在の際にアメリカのものを利用しました。アメリカの電子ケトルでもじゅうぶん速くお湯が沸きます。
1度目は日本からT-falを持参していましたが、遜色なかったです。ちなみに、日本のT-falは電圧範囲が怪しかったのですが、アメリカでも使えました。
Mueller Austria Ultra Kettle(Amazon USA)
▲Muellerはお湯が沸くのが早いです。35ドルくらいで購入できます。
炊飯器
ご飯は、お鍋で炊いた方がおいしいご飯が食べられます。炊飯器は場所をとるので、省けるなら省いた方がよいと思っています。
私はいろんな国で駐在してまして、ご飯をお鍋で炊くようになってから炊飯器のときよりおいしいし、荷物が減ってよかったと感じています。
鍋でご飯を炊くと本当においしいですよ。20分で炊けます。おいしいご飯の炊き方は、こちらをご覧ください。
ホットプレート・たこ焼き器
ホットプレート・たこ焼き器は、よほど機材にこだわりがなければアメリカで購入可能です。
日本のホットプレートと違って温度の調整がつまみでできず、オンとオフだけなので物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
こだわりがあるようであれば、日本から持ってくるのが◎です。
Nonstick Baking Maker with 3 Interchangeable Baking Plates for Grill(Amazon USA)
▲60ドルくらいで購入可です。
土鍋
土鍋は、あると重宝します。そしてアメリカで購入可能です。大変重いものでかさばるので、日本から持ってくる必要はないと思います。
アメリカ北部は寒いので冬は鍋だと体があたたまります。同僚と鍋を囲むのもいいですよね。
Ginpo Hanamishima Earthenware Pot (Amazon USA)
▲普通に”Donabe“で検索してでてきます。60ドルくらいからあります。
スリッパ
スリッパは、現地に着いて環境を確かめてから購入するのがおすすめです。アメリカでは、さまざまな気候にあわせたスリッパが購入できます。
Women’s Warm Cushioned Slippers (Amazon USA)
北部では、セントラルヒーティングが効きますがかなり冷えるため、足首まであるタイプのスリッパを利用するとあたたかいです。
寝具
寝具は不要です。大きくてかさばるので、持ってくるのはおすすめしません。基本的な寝具は、以下のお店で購入可です。
なお、タオルケットのようなものは、”Cotton Blanket“といいます。
シャンプー/リンス
アメリカの商品では「パンテーン」など、日本でも販売されているブランドのものが入手可能です。
日本のものがよければ、クラシエのいち髪は現在世界中で販売が展開されていて入手可能です。
ICHIKAMI Soft Moisture NEW Bottle Design 2023 Shampoo & conditioner Set(Amazon USA)
洗剤
洗剤は、アメリカのものは香りがきついことがありますが、”Non scent”の品物はにおいが無く、日本人でも安心して利用できます。
また、”Hypoallergenic”の商品は、低刺激性になります。日本人は、においと感触に敏感な方が多いので、“Non Scent”、“Hypoallergenic”の商品をおすすめします。
Tide PODS Free & Gentle Laundry Detergent Soap Pods(Amazon USA)
ちなみに、日本ブランドの方が安心であれば、花王のアタックも購入可能です。
Kao Attack BioEX Detergent(Amazon USA)
せっけん・ハンドソープ
せっけんの類は、ファーマシーやWalmart、Target、スーパーなどいろいろな所で販売されています。Doveなどの世界的ブランドも販売されているので、何かほしいものが見つかると思います。
また、個人的にBath & Body Worksがおすすめです。値段ははるのですが、よい香りの商品が多いです。液体系の商品が多いので、日本に持ち帰るのも難しく、アメリカにいる間に利用したいお店です。
Bath & Body Worksの商品は、ショッピングモールやAmazonで購入が可能です。
化粧落とし
化粧落としは不要です。この▼Garnierのマイセラーウォーターが、気持ちよくメイクを落としてくれるのでおすすめです。
コットンに含ませ、顔をふくと、マスカラも眉墨も含めてきれいに落ちます。においも無くて◎です。
Garnier SkinActive Micellar Water For Waterproof Makeup(Amazon USA)
日本でも販売されているDHCも購入可能です。
DHC Deep Cleansing Oil(Amazon USA)
そうじ用具
そうじ用具は大きいので、持参はおすすめしません。WalmartやTargetに行けば、欲しいそうじ用具はすべて見つかります。
もちろん、Amazonで”cleaning tools”と入れれば、検索も可能です。
ウォシュレット(温水洗浄便座)
ウォシュレットは、アメリカでも購入可能なので輸送費用を支払ってまで日本から持ってくる必要はないかと思います。
TOTO SW3084#01 WASHLET C5 Electronic Bidet Toilet Seat with PREMIST and EWATER+ Wand Cleaning(Amazon US)
▲4万円くらいで買えます。
船便である一定の量まで費用がかからないなら、持ってくるとよいですね。
家具
家具は重く、不要です。アメリカでは、IKEAのようなチープな家具から、高級品までさまざまな家具があります。
私は過去、アメリカですべての家具を揃えたことが2回ありますが、不便はありませんでした。
アメリカでは、統一したインテリアで家具を販売することが多いので、ぜんぶ一緒に買えば、部屋に統一感が出てよいです。
一方で、よほど気に入っている家具があり運搬に問題がなければ、日本に置いておくのももったいないので持ってきてもよいと思います。
生理用品
生理用品もよく聞かれますが、不要です。アメリカの生理用品は、日本と同等のクオリティです。コットンのものもあります。
また、種類も豊富にあり、不便を感じたことはありません。スーパーやファーマシー、Amazonで購入できます。
Organic Cotton Cover Pads (Amazon US)
おむつ
おむつも不要です。パンパースも売ってます。
個人的にはHuggiesがおすすめです。相性は赤ちゃんによると思いますが、通気性がよくかぶれず、使い勝手もよく、我が家はHuggiesに落ち着いています。
Huggies Little Snugglers Baby Diapers (Amazon US)
調味料
調味料も基本的には持参はおすすめしません。ボトル系は重さがあるため、なるべく減らしたいところです。
Amazonでは、日本の一般的な調味料は見つかります。しかし、残念ながらアメリカでは若干値が張るものが多いです。
よほどお気に入りの調味料あれば持参してもいいと思います。
以下のような軽いものは、荷物に入れて持ってきてもいいと思います。ホームシックになったとき、日本の味があると心が落ち着きます。
青のり
唐辛子
ゆずこしょう
和からし・わさび
かつおぶし
梅干し
ちなみに、にんにくのすりおろしは、”minced garlic”、しょうがのすりおろしは”minced ginger”です。スーパーで見つかります。
キューピーのマヨネーズも若干高額ですが、amazonで3本セットで販売されています。
Japanese Kewpie Mayonnaise (Amazon US)
片栗粉は、”Potato starch”を購入してください。日本の片栗粉と一緒です。
Potato Starch Bundle. Includes One-22 Oz Bag of Bobs Red Mill Unmodified Potato Starch (Amazon USA)
なお、食料は、持ち込みできないものがあるので注意が必要です。次の章で注意点をご案内します。
アメリカ駐在が持っていくもの|持ち込む際の注意点
アメリカには、持ち込みが禁止されている品物があります。
入国の際に検査されたら、以下に含まれるものは没収されます。お気をつけください。
日本人に必需品の調味料、コンソメはアメリカで売っています。
コンソメ
Consomme 30pieces(Amazon US)
▲30個入りで9ドルくらいなので、日本の2倍くらい…。少し高額です。
「アメリカのブイヨンを試したい」という場合には、この”Better than Buillon”です。コンソメの代用になります。
Better Than Bouillon Premium Roasted Chicken Base(Amazon US)
アメリカ駐在|生活セットアップをお得にする方法2つ
現地生活を立ち上げる前に、Amazon PrimeとRakutenを利用すると、お得に生活が開始できるのでおすすめです。
● Amazon Prime:会員になると、Amazonの商品送付が無料になります。また、最速で届きます。送料は大きいので、削減できると大きいです。
またAmazon Prime Videoの無料作品が見られます。
30日間無料で体験できるので、この間に生活立ち上げで必要なものをオーダーしまくり、1か月後に不要だと思ったらやめればOKです。
\30日間無料で体験/
● Rakuten:無料の会員登録をすると、アメリカのネット上のさまざまなショッピングサイトで商品購入の際にPCのアドオンで割引が表示され、買い物が割引きされるようになります。
もちろん、実際に店舗に行っても割引が適用されます。
上述のWalmartやAmazon、ユニクロ、Banana Republic、Ann Taylor、Mint mobileなどでも割引が適用されます。ほかにもかなりのお店で割引が適用になるので、Rakutenサイトでお店を確認してみてください。
毎回の買い物のうちの数%ですが、たくさん買い物するとけっこうな額を節約できます。
おまけに、Rakuten会員登録時には、10ドル~、ラッキーなら30ドルのクレジットをもらえます。これで試しに買い物をしましょう。
\無料登録で買い物お試し用クレジットをもらえます/
とくにRakutenは費用を必要としないので、とりあえず登録しておくのをおすすめします。
引越し直後は、生活を立ち上げるにあたり、多くの商品の購入が避けられません。大きな額になるので、これらのサービスを利用することで、不要な出費を減らしましょう。
アメリカ駐在|持ってきたもの・買ったもの、利用後はエコにリサイクル
アメリカ駐在をして、持ってきたもの・買ったものは、利用後エコにリサイクルしましょう。
駐在の終了まで1か月を切ったら、FacebookとMercariを利用すれば、けっこうな量の物を処分できますよ。
アメリカでは、エコ思考が強く、使われたものでもバンバン売れます。もちろん傷や汚れがないものに限りますので、物は大事に使いましょう。
駐在が終わるときは、かならず物の処分に頭を悩ませます。「捨てるのはもったいないし、できれば誰かに譲りたい。」そう思う方は多いと思います。
FacebookとMercariに購入当初の半額くらいの金額で掲載し、じょじょに金額を落としていけばOKです。
アメリカ駐在が持っていくもの|まとめ
アメリカ駐在が、日本出発の際に持っていくものをまとめました。
持っていくと便利なものをたくさん羅列しましたが、荷物は最低限の量にするのがよいです。
そのため、荷物を最小限にすることを考慮してまとめてみたら、「持っていかなくてよいもの」の項のボリュームがずいぶんと増えました。
到着直後は、わからないことだらけの中、生活の立ち上げをしつつ仕事も開始しなければならず、けっこうなストレスがかかります。
解体しなければならない荷物は、少なくした方が引越しのストレスは少なくなりますよ。街の店舗やショッピングモールなどをめぐってお店を見るのも楽しいものです。
アメリカは先進国ですし、現地のものでじゅうぶん生活できます。どれだけ滞在するかわからない中、すべての滞在期間中のものを日本から持ってきてまかなうことも困難です。
この10年でAmazonや物資の流通が発達し、いろいろな物がかんたんに入手できるようになりました。
個人的に、最近中華三昧とマルちゃん正麺がアメリカ系のスーパーで出回るようになったことは、本当にうれしいですね。
あと、アジアンスーパーがあれば、納豆と豆腐も結構入手可能です。ラーメンと納豆で、QOLが各段に上がります。アメリカにの都市部なら、日本の食事を毎日作ることにまったく問題はありません。
Nissin RAOH Ramen Noodle Soup (Amazon USA)
▲ラ王も買えます。1パック3ドルくらいなので、そこまで高額ではありません。
一方でとても残念なのが、アメリカでは今でも新鮮じゃない魚しか手に入らないこと。肉も不思議な臭いがすることがあるんですよね…。薄切り肉も滅多にないし。
しかし、「住めば都」で、慣れれば良い品質のものが相応の値段でを売られている場所などもだんだんとわかるようになってきます。
レストランや、楽しそうなショッピングモール、公園など、行きたい場所が増えてくると、毎日がわくわくしてきます。
そういう現地の生活を学べるのは、駐在生活のよさですね。
この記事を読まれた方が、スムーズに駐在生活を立ち上げられますように♪
アメリカ駐在準備なら、こちらもどうぞ。↓
では、また♪