
海外でカードを出したら「通りません」って言われちゃった…。まさか、止められた?
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焦りますよね。でも、止められたとは限らないんです。私も何度もこの場面に出くわしてきました。
こんにちは、れとです。アメリカ、オーストラリア、そして今暮らしている中南米の国で、日本のクレジットカードを使ってきました。
そのあいだに、レジで通らなかったことも、ネットの支払いで先に進めなかったことも、不正利用されたこともあります。
その経験から、海外でカードが使えないときに何が起きているのか、どうすればいいのかをお話しします。
海外でカードが使えない=止められた、とは限らない|まず「レジかネットか」を見る

カードが通らないと、真っ先に「止められた?」と思いますよね。私もそうでした。
でも、いろいろな国で使ってきてわかったのは、カードが止まっているとは限らない、ということです。
限度額にひっかかっていただけのこともあれば、お店やサイトのほうが、そもそも海外のカードを受け付けていないこともありました。カード会社が不正を疑って、本当に止めていたこともあります。

見分ける手がかりは、どこで止まったかです。お店のレジなのか、ネットの支払い画面なのか。ここで、原因の見当がだいぶ変わってきます。
もし今、レジの前で困っているなら、まずはカード会社のアプリやメールを見る→何も届いていなければ電話する→その場は別のカードで払う。この順番で大丈夫です。くわしくは、このあと順番にお話しします。

じゃあ、レジで止まったときは何が起きてるの?
レジで通らないとき|限度額と、不正利用を疑われたロック

お店のレジで通らないとき、私が実際にぶつかったのは、限度額と、不正利用を疑われてのロックでした。どちらもアメリカでのことです。
限度額そのものが、約1万円だった
アメリカに住んでいた頃、ニューヨーク近くの日本食スーパー、ミツワで買い物をしたときのことです。レジで「このカード、通りません」と言われました。
あとでカード会社に電話して聞いてみたら、驚きました。使いすぎて残りの枠が足りなかったのではなく、限度額そのものが約1万円に設定されていたんです。

1万円!?それじゃ、ちょっと買い物したらすぐ止まっちゃうね。

そうなんです。なぜそんなに低かったのかは、今もわかりません。でも電話で「10万円くらいに上げてください」とお願いしたら、その場で変えてもらえて、次からは普通に使えました。
だから、レジで通らなかったら、まずは限度額を疑ってみてください。思っているより低く設定されていることもあります。
不正利用を疑われて、カードが止まった
もうひとつは、カード会社が不正利用を疑って止めるケースです。
ある日、いつも使っていたカードが、買い物の途中で急に通らなくなりました。あとでわかったんですが、このときにはもう、カード会社がカードを止めていたんです。
自分でカード会社に問い合わせると、「ダンキンドーナツと、ベストバイで使いましたか?」と聞かれました。
どちらも、まったく心当たりがありませんでした。そう答えると、そのまま再発行に。
新しいカードが届くまで、1週間ほどかかりました。

明細を何度見ても、その請求は出てきませんでした。どうやって気づいたのかは今もわからないんですが、カード会社が先に見つけて止めてくれた、ということなんですよね。
あとは、もっと単純な理由のこともあります。暗証番号を打ち間違えていたり、カードの有効期限が切れていたり、ICチップがうまく読み込まれなかったり。
お店がそのカードのブランド(VisaやJCBなど)を扱っていない、ということもあります。

でも、ネットの支払いだと、限度額が残っていても通らないことがあるんでしょ?なんで?
ネットで通らないとき|海外のサイトは、請求先の住所を照らし合わせている

ネットの支払いで止まるときは、カードではなく、サイトのほうが原因のことがよくあります。私がいちばん困ったのが、請求先の住所でした。
日本のカードを何枚試しても、ダメだった
オーストラリアに住んでいた頃、アメリカの郵便局(USPS)のサイトで支払いをしようとしたことがあります。日本で作ったカードを何枚も試しましたが、住所を入れたところで、どれもエラーになりました。
支払い画面には、請求先の住所(Billing Address)とアメリカの郵便番号(ZIP Code)の欄があって、日本の住所はうまく入れられません。昔住んでいたアメリカの住所を入れても、エラーでした。

え、じゃあどうやって払ったの?

アメリカの銀行、Bank of Americaのカードを使ったんです。そのカードに登録してある、アメリカの親戚の住所を入れたら、あっさり通りました。
つまり、カードが止まっていたわけではなかったんです。
サイトが、入力した住所とカードに登録された住所を照らし合わせていて、そこが合わないと先に進めない。私はそう感じました。
ただ、海外の住所のカードでも普通に払えるサイトもたくさんあります。どのサイトが、どんな条件で弾くのかは、サイトごとに違います。

アメリカの格安SIMのMint Mobileでも、住所の入力で止まることがあります。くわしくはこちらにまとめています。
ほかにも、サイト側で止まることがある
海外の会社が運営しているサービスで、ビジネス用のカードだけが通らなかったこともあります。物販の仕事で使っていたサービスでした。
何度も問い合わせて、ようやく「ビジネスカードは受け付けていない」とわかったんです。
また、本人確認のパスワード(3Dセキュア)を求めるサイトもあります。カード会社のアプリやメールに確認が届いていないかも見てみてください。
それから、日本のサイトで払うときは、カードではなく、海外からアクセスしていること自体で止まることもあります。私も楽天で、精算画面に進めなかったことがありました。
こちらは、海外から日本のサイトを使うときの話として、別の記事にまとめています。

止まるのは困るけど、不正利用のときは、カード会社がちゃんと止めてくれるんだよね?

それが、止めてくれないこともあるんです。
本当に不正利用されても、カードが止まらないこともある

私も一度、本当に不正利用されたのに、カードが止まらなかったことがあります。
アジアへ出張したあと、自分で三井住友VISAカードの明細を見ていたら、身に覚えのない請求がありました。ドバイで、200ドルくらい使われていたんです。

ドバイ!?行ってないのに?

行ってないんです。しかもカードは止まっていなくて、カード会社から連絡もありませんでした。自分で明細を見て、はじめて気づいたんです。
すぐに連絡して、カードは止めて再発行してもらいました。お金は、たしかあとで返ってきたと思います。
出張中に土産物屋さんで使ったあとだったので、私はそこでスキミングされたのかなと考えています。
ダンキンドーナツのときのように、カード会社が先に気づいて止めてくれることもあれば、今回のように止まらないこともある。だから、海外でカードを使ったあとは、明細をこまめに見るようにしています。
このときのことは、フリーWi-Fiの記事でも少し書いています。

止まったり、通らなかったりしたら、その場はどうやって乗り切ればいいの?
カードが止まった・通らなかったときの乗り切り方

まずは、カード会社のアプリやメールを見てみてください。不正利用を疑ったときに、確認のお知らせが届いていることがあります。
何も届いていなければ、カード会社に電話してみるのがいちばん早いです。私も、ミツワのときも、ダンキンドーナツのときも、自分から電話して理由がわかりました。
限度額が原因なら、その場で上げてもらえることもあります。

そして、その場の支払いは、別のカードで済ませる。私がこれで乗り切れたのは、カードを何枚か持っていたからなんです。
ネットの支払いで止まったときは、請求先の住所がカードに登録してある住所と合っているかを確かめてみてください。それでもダメなときは、サイトのほうが海外のカードを受け付けていないこともあります。

出かける前に、カードが使えなくて困らないようにしておけることはある?
カードが使えなくて困らないための準備|事前連絡と、会社の違う2枚目

出発前に、カード会社に伝えておく
私は昔、海外に行く前に、カード会社に電話で行き先と期間を伝えていました。オペレーターさんが「その期間で登録しておきますね」と言ってくれて、旅行中は問題なく使えました。
ただ、事前連絡が要るかどうかは、カード会社によって違います。三井住友カードは、出発の1週間前から前日を目安に、会員サイトのVpassで事前の手続きをするよう案内しています。
この手続きが効くのは、海外のお店でカードを差し込んで払うときだけで、タッチ決済やネットの支払いは対象外です。
それに、手続きをしておいても、怪しい取引だと思われたら止まることがある、とも書かれています。
いっぽうエポスカードは、海外のVisa加盟店でそのまま使えて、特別な手続きは要らないと案内しています。ただし「海外利用停止サービス」を自分で登録している場合は、出発前に解除が必要です。
自分のカードはどうなのか、出発前に公式サイトで確認しておくと安心です。
会社の違うカードを、もう1枚持っておく
いちばん効いたのは、カードを何枚か持っていたことでした。1枚が止まっても、別のカードで払えます。
不正利用で止まって再発行を待った1週間も、ほかのカードがあったので困りませんでした。
ポイントは、発行している会社が違うカードにしておくことです。USPSのときも、日本のカードは全部ダメで、アメリカの銀行のカードだから通りました。私はそうやって乗り切ってきました。
旅行で行くなら、アメリカの銀行のカードまでは要りません。いつも使っているカードとは発行会社の違う1枚を、予備に入れておく。
それだけで、1枚が止まっても慌てずに済みます。

今、私が個人で使っている日本のカードは、基本エポスカードの1枚です。20年くらい持っていて、ゴールドもインビテーションで年会費はずっと無料。海外から日本の保険料や通販の支払いをしていますが、私の場合は一度も止まったことがありません。
海外での普段の買い物は、アメリカの銀行のカードを使っています。
エポスは、日本への支払いと、いざというときの予備。年会費がかからないので、持っておくだけでも安心です。
>>> 予備に持っておけるエポスカード(年会費無料)を見てみる![]()
海外でカードが使えないときのよくある質問

Q. 海外に住んでいても、日本のクレジットカードは使えますか?
私は海外に住みながら、日本のカードをずっと使っています。ただ、更新したカードは日本の住所に届くので、私は日本の家族に受け取ってもらって、帰国したときに受け取っています。
Q. 海外に行く前の事前連絡は、今も必要ですか?
カード会社によって違います。三井住友カードは事前の手続きを案内していて、エポスカードは特別な手続きなしで使えると案内しています。
Q. カードに付いている海外旅行保険は、海外に住んでいても使えますか?
海外旅行保険の条件は、カードや会社によって違います。海外に住んでいると対象にならないこともあるので、使う前に自分のカードの保険の決まりを見てみてください。
まとめ|カードが通らなかったら、まず「レジかネットか」を見る

海外でカードが通らなくても、止められたとは限りません。
レジなら、限度額か、不正利用を疑われたロック。ネットなら、請求先の住所の照らし合わせや、サイト側の受付の条件。
止まった場所で、原因の見当がつきます。
そして、本当に不正利用されても止まらないことがあるので、明細はこまめに見る。会社の違うカードを、もう1枚持っておく。
私はこれで、何度も乗り切ってきました。
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