
もうすぐアメリカに引っ越すんだけど、まだSSNもクレジットヒストリーもないんだよね…。これ、携帯って契約できるのかな。

わかります、その不安。結論から言うと、SSNがなくても契約できるプランはありますよ。ポイントは、SSNの有無より「契約方式」なんです。
信用審査のいらないプリペイドを軸に探すと見つかりやすいです。大手キャリアにもプリペイドはあるので、選択肢は思ったより広いですよ。
>>> 私が使っているMintのプリペイドプランを見てみる(住所や支払い方法の条件は、この後で詳しく説明します)
「え、契約方式ってどういうこと?」って思いますよね。ここから順番に、確認すべきポイントを一緒に見ていきましょう。
SSNがなくても、アメリカの携帯は契約できます

結論から言うと、SSN(社会保障番号)がなくても、アメリカの携帯は契約できます。
まず押さえておきたいのが、信用審査が不要な「プリペイド(前払い)」です。大手キャリアにもプリペイド専用プランがあり、たとえばAT&Tのプリペイドプランは公式サイトで「no credit check(信用審査なし)」と案内されています。プリペイドという選択肢自体は、大手・格安を問わず存在します。
正直に言うと、私自身はSSNなしで契約に詰まった経験はありません。2002年の留学時にSSNを取得していて、それ以来ずっと持っているからです。
それでも、アメリカで暮らしていると「SSNがない人はいろいろ大変そうだな」と、以前から感じていました。携帯だけじゃなく、銀行口座やクレジットカード、アパート契約まで、あちこちでSSNを聞かれるからです。
だからこそ、渡米直前・直後で「携帯くらいは詰まりたくない」と思っている人の不安、すごくよく分かります。この記事では、私が実際に格安SIMを契約したときの一次体験も交えながら、SSN・クレジットヒストリーなしでも契約できる仕組みをお話しします。
携帯契約でSSNやクレジットヒストリーは、そもそも何に使われる?

SSNとクレジットヒストリーは、実は役割が違います。SSNは個人を識別するための番号、クレジットヒストリーはこれまでの支払い・返済の実績、つまり信用履歴です。SSNを持っているからといって、自動的に信用履歴があるわけではありません。
携帯の契約でこれが特に関わってくるのが、いわゆる「ポストペイド(後払い)」契約です。サービスを利用した後、月ごとに料金を支払う方式なので、キャリア側は「ちゃんと払ってくれる人か」を確認したくなる。多くのポストペイドはここで信用審査を行い、SSN・クレジットヒストリーを求めます。
ただし、後払いなら必ずSSNが必要というわけでもありません。たとえば日本向けのハナセルは後払い型のサービスですが、SSN・クレジットヒストリーなしで契約でき、必要なのはクレジットカードかPayPalだけだと案内しています。「後払い=SSN必須」と単純に割り切れるものではないんですよね。
2013年ごろ、私は仕事でアメリカへ渡り、AT&Tと契約しました。SSNは持っていましたが、クレジットヒストリーはほとんどない状態だったんです。それでも契約できたのは、正直に言うと、勤務先経由という特殊な事情があったからだと思います。会社のサポートがある状態だったので、一般的な渡米者の方と全く同じ条件ではありません。
デポジット(保証金)を払った気もするのですが、正直そこの記憶は曖昧です。「クレヒスなしでも大手キャリアを普通に契約できる」と断言できるほど、はっきり覚えていないんです。

じゃあ、ポストペイドじゃなければ、SSNは関係ないってこと?

半分正解で、半分は言い過ぎです。プリペイドなら審査なしのことが多いのは本当ですが、後払いでも審査なしのサービスがある。大事なのは「後払いか前払いか」より「審査があるサービスかどうか」なんですよね。
実は「SSNがないから契約できない」わけではありません

「SSNがないと携帯は契約できない」って思っていませんか? でも、少なくとも「SSNがないから契約できない」と単純には言えないんです。
タネ明かしをすると、鍵になっているのは「前払いか後払いか」という名前ではなく、審査の有無そのものです。プリペイド(前払い)は先に払った分しか使えないので、キャリア側が支払い能力を審査する理由がそもそもありません。
だからSSNなしで契約先を探すなら、まずプリペイドを軸に見るのが近道です。後払いも検討したいなら、SSN・クレジットヒストリー不要をうたっているサービスかどうかを個別に確認してください。
私自身、Mintという格安SIMを契約したとき、まさにこのプリペイドの仕組みのおかげでSSNを聞かれませんでした。
私がMintを買ったときは、普通のネット通販みたいでした

私が使っているプリペイドサービスの一例が、Mint Mobileです。2019年ごろ、初めてMintを購入したときのことをお話しします。
当時は特に身構えることもなく、普通にネットで買い物する感覚で手続きを進めました。
2019年当時、SSNを入力した覚えはありませんし、身分証を提出した記憶もありません。そして今回、この記事を書くために現在の購入画面を確認してみたのですが、少なくとも掲載した現在のBilling Details画面には、氏名・住所・連絡先の欄はありますが、SSN欄は見当たりません。当時の記憶と今回確認した画面、どちらも普通のネット通販で買い物するのとほとんど変わらない作りでした。
ただし、ここは正直にお伝えしておきたいのですが、当時の私にはボストンの自宅住所と、アメリカで発行されたクレジットカードがありました。「SSNなしで、日本にいながら誰でも簡単に購入・開通できる」という話ではありません。私が住所とカードを持っていた、という前提あってのスムーズさです。

なるほど、れとさんの場合はSSNの壁はなかったけど、住所やカードの壁は人によってはありえそうだね。

そうなんです。だから、SSNだけ気にして安心するのは、ちょっと早いんですよね。
SSNなしで契約するとき、むしろ確認したい4つのこと

私の経験から言うと、SSNなしで契約先を選ぶときは、SSNの有無より先に、この4つを確認した方がいいです。
- 契約方式・利用期間:信用審査の有無と、前払いの期間・総額。Mintのようなプリペイドを候補にするなら、3か月分などのまとめ払いを受け入れられるかも確認
- 住所:請求先住所と、物理SIMを送ってもらう配送先は別物。私は米国の自宅住所で買えましたが、それが日本の住所でも買えるという根拠にはなりません
- 支払い方法:使うカード・決済方法がその購入先で使えるか。私が使えたのは米国発行のクレジットカードで、日本発行カードが使えるかどうかは別に確認が必要です
- 端末・SIM・開通:SIMロック解除済みか、対応バンドを満たしているか、物理SIMかeSIMか、どのタイミング・場所で開通できるか。日本で準備してから渡米したい人と、すでに米国にいる人とでは、ここの条件が変わってきます
特に見落としやすいのが、住所と支払い方法です。私のときはたまたまアメリカの住所とカードがありましたが、日本からの渡米直前で何も持っていない場合、ここで詰まる可能性があります。
住所やカードの条件が公式サイトと合わない場合、Amazon US(Amazon.com)でMintのSIMキットを購入するという方法もあります。これは新規契約向けの物理SIMで、販売元はMint Mobile、発送元はAmazonです。現実的には、アメリカにAmazonアカウントを持っている友人や家族に頼んで、代わりに購入・受け取りをしてもらう、という使い方が想定されます。
ただ、実際に自分の端末で使えるかどうかは、開通してみないと分かりません。合わなければそこで見切りをつける、くらいの気持ちで試すのが現実的です。返品・返金の条件はAmazon側の規定に従うので、購入前に確認してください。
>>> Amazonで新規契約用のMint SIMキットを見てみる
海外からの新規購入・開通条件はサービスによって差が大きく、簡単には一般化できないんですよね。もし住所やカードの条件がどうしても合わない場合は、大手キャリアのプリペイドプランや、日本から購入・受け取りができることを明記しているサービスも比較してみてください。契約する直前に、そのサービスの公式サイトで最新の条件を確認することをおすすめします。
私がMintを選んだ理由。最後の決め手は、まさかのキツネでした

ここまで真面目な話が続いたので、ここでちょっと横道に逸れますね。
Mintに決めるまでの話ですが、2019年当時、まず大手キャリアの店舗をいくつか回りました。ちょうど新しいiPhoneを買ったばかりで、端末はもう必要なかったんです。それなのに、店舗では「一定期間の契約+新規端末」のセットで安くなる、という提案がありました。SIMだけ欲しい私にとっては、月額が高く感じました。
その場では契約せず、「格安SIMならどうだろう」と検索を始めました。Telloとかね、他社もちらっと見た記憶があります。
でも最終的に決め手になったのは、正直に言うと、比較検討の結果というより一目惚れに近い感覚でした。Mintの薄い緑とキツネのデザインが目に入った瞬間、これだと思ったんです。
私の中では、最後は「狐でしょ」でした。安さは候補に入った理由で、最後の一押しはこのブランドデザイン。冷静に比較して選んだ、という話ではありません。
Mintが合う人・ほかのプリペイドを選んだ方がいい人

ここまで読んで「Mintも候補に」と思った人へ、正直に向き不向きをお伝えしますね。
合うのは、店舗サポートが不要で、自分の端末を持っていて、オンラインでの購入・設定に抵抗がない人です。私自身、物理SIMを自分で入れ替える形で7年使い続けていますが、大きく困ったことはありません。
ただ、全員にMintをすすめるつもりはありません。3か月分などのまとめ払いに抵抗がないか、滞在期間がある程度読めるか。料金・データ量・対応エリア・支払いや住所の条件は、大手のプリペイドプランや他の格安SIMと比べて、自分に合う方を選んでください。

自分に合うか、契約前にどこを見ればいい?

まず端末の対応状況から見てみるのがおすすめです。
端末の対応状況は、契約前でも公式サイトで確認できます。IMEI番号を入れるだけなので、不安な人は先に見ておくと安心です。
生活圏でMintの電波がちゃんと入るかも、契約前に確認しておくと安心です。
他の大手・格安SIMも含めて比較したい人は、こちらの記事も参考にしてください。
番号をそのまま残したい人、携帯代が高いと感じている人はこちらも。
>>> アメリカの携帯を番号そのまま乗り換えた体験談はこちら
まとめ
SSN・クレジットヒストリーがなくても、アメリカの携帯は契約できます。ポイントは、前払いか後払いかという名前だけで判断せず、信用審査があるサービスかどうかをサービスごとに確認することです。
一番伝えたいのは、SSNだけ気にして終わらせないでほしい、ということです。契約方式・住所・支払い方法・端末やSIMの条件、この4つも忘れずに確認してください。

SSNだけじゃなかったんだね。確認すべきこと、忘れないようにする。

うん、その4つを確認しておけば、迷わず判断しやすくなりますよ。
私が使っているMintの場合は、こちらのページで対応エリアを確認できます。
ここまで読んだ人には、こちらの記事も参考になると思います。
・番号をそのまま残したい人は→番号移行の手続きまとめ
・他の選択肢も比べたい人は→大手3社・格安SIM比較
・携帯代が高いと感じている人は→料金の見直し方
では、また♪




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