アメリカの携帯は番号そのまま乗り換えできる|月$15のMintを7年使った体験談

海外通信/SIM(Mintなど)
きつね
きつね

アメリカの携帯代、正直高いなって思ってて。安いところに乗り換えたいんだけど、今の電話番号が変わっちゃうのが心配で、ずっと動けずにいるんだよね…。

れと
れと

わかります、その不安。私も昔、AT&Tを使ってた頃、まったく同じこと思ってました。

結論から言うと、条件さえ満たせば番号はそのまま乗り換えられるよ。私も以前は大手キャリアを使っていて、その後Mintにしたら、携帯代がものすごく安くなった側だから。

この記事では、AT&T・T-Mobile・Verizonのようなアメリカの大手キャリアから乗り換えるとき、電話番号がそのまま使えるのか、乗り換え前にキャリアごとに確認しておきたいことは何かをまとめました。

あわせて、以前AT&Tに月$60〜65ほど払っていた私が、再渡米後にMint Mobileを契約し、2019年から今まで約7年使い続けている実体験も交えています。


結論を先に言ってしまうと、条件を満たせば今の電話番号はそのまま持っていけます。私自身は、Mintを使い始めてからもう7年。安さだけじゃなく、今では米国番号を保つためのライフラインになっています。


アメリカで携帯会社を乗り換えても、今の電話番号はそのまま使える

Mint Mobile公式の電話番号引き継ぎ確認画面
Mint Mobile公式サイトの「Bring your phone number」画面(2023年撮影・現在は画面デザインが変わっている場合があります)

アメリカでは、キャリアを乗り換えても電話番号をそのまま持っていく仕組みが整っています。日本でいうMNP(ナンバーポータビリティ)と同じ考え方です。


今使っている番号がアメリカの番号であれば、AT&TからでもT-MobileからでもVerizonからでも、Mint Mobileにそのまま移せます。番号が新しく発行し直されるわけじゃなくて、今の番号がそのまま新しいキャリアの契約に乗り換わる、というイメージです。


ここだけは本当に外さないでほしいんだけど、今使っている回線は先に解約しないこと。解約しちゃうと番号自体が消えて、引き継げなくなるので。


Mint側で「Transfer an Existing Number(今ある番号を移す)」って手続きをして、それが終わって初めて、元のキャリア側の回線が切れる。そういう順番なんです。だから、番号をそのまま使いたいなら、先に解約の連絡を入れちゃダメ。


ただ、終わるのはあくまで移した番号の回線だけ。同じアカウントに他の回線やファミリープラン、端末の分割払いが残ってると、そっちはそのまま残ることもあるので、最終請求は一度見ておくと安心です。


手続きに必要なのは、今のキャリアのアカウント番号、Number Transfer PIN(キャリアによってはパスコードやパスワードと呼ばれることも)、そして請求先のZIPコードの3つ。この3つさえ手元にあれば、番号の引き継ぎ自体はそこまで難しくありません。


自分の番号が対象になるか気になる人は、先にMint側で確認してみるのが早いです。


>>> Mint Mobile公式サイトで自分の番号が対象か確認する


AT&T・T-Mobile・Verizonから乗り換える前に確認しておきたいこと

Mint Mobile公式の端末対応確認画面
Mint Mobile公式サイトの端末対応(Phone Compatibility)確認画面(2023年撮影)

乗り換え自体はシンプルなんだけど、今使ってるキャリアによって、ちょっとした落とし穴があるんです。ここ、先に知っておいてほしいところ。


まず、どのキャリアでも必要になるのが、今のアカウント番号とTransfer PIN、それと請求先のZIPコード。これが新しい契約先の入力内容と正確に一致してないと、引き継ぎがうまく進みません。引っ越して住所変更を忘れてた、なんて場合は要注意です。


Verizonの人は、まず「Number Lock」って機能が有効になっていないか確認しておきます。これ、オンのままだとTransfer PINがそもそも出ないので、先にMy Verizonにログインしてオフにしておかないとダメなんです。


AT&Tは「Wireless Account Lock」っていう、乗っ取り対策のロックがついてます。これも有効になってると番号を動かせないので、アプリから外してからPINをもらう感じです。


T-Mobileはちょっと変わってて、「Temporary Port Out PIN(TPOP)」っていう、その場限りのPINを発行してもらうスタイル。Port Out Protectionが有効になっていたら先に解除して、発行されたTPOPを新しいキャリア側に伝える流れです。


あと端末側も。SIMロックとか分割払いの残債とか、先に確認しておくと安心です。


キャリアごとに呼び方や手順は違うけど、結局大事なのは「今の回線を先に解約しない」、これだけ。ここさえ押さえておけば、大きな失敗にはつながりにくいと思います。


大手3社も見た。それでも私がMint Mobileを選んだ理由

ドル紙幣とコイン
毎月の携帯代、実は何にいくら払っているか把握しにくい

ここからは、私自身の話をさせてください。最初にアメリカに住んでいたとき、私はAT&Tを5年くらい使っていました。月々の請求は$60〜65くらい。アメリカは何でも高いから、固定費くらいは削りたいと思いつつ、なんとなくそのまま使い続けていたんです。


正直、AT&Tのアプリは使いにくいと感じていました。オプションがいろいろついていて、結局自分が毎月何にいくら払っているのか、感覚的につかめないまま契約していた感じです。


その後、アメリカを離れることになって、最終日にAT&Tは解約しました。そこから約1年半くらい、アメリカの携帯自体が必要ない生活が続きました。


だから正確に言うと、私はAT&Tの番号をそのままMintへ引き継いだわけじゃありません。一度アメリカ生活が途切れたタイミングで番号自体を手放して、しばらく経ってから改めてMintを新規契約した、という流れです。今キャリアを乗り換えようとしている人とはちょっと違う経路だけど、大手からMintへ移った実体験として読んでもらえたらと思います。


アメリカに戻ってきたのは、仕事の都合じゃなくて、少しの間だけの滞在という形でした。だからこそ、生活費をゼロから見直したい気持ちも強かったんです。


Verizon、AT&T、T-Mobile、大手3社の店舗も一通り回って、料金を確認しました。日本で格安SIMの存在を知っていたので、「アメリカにも同じような選択肢があるんじゃないか」という考えが頭のどこかにあったんです。


そんなときに知ったのがMint Mobileでした。自宅でネットだったかテレビ広告だったか、正直どっちで見たのかは覚えていないんだけど、最初に目に入ったのが「$15」という数字。「え、携帯の固定費が$15?」って、素直に驚きました。


キツネのキャラクターが可愛かったのも、地味に好印象でした。そこから、わりとすぐに申し込んだのを覚えています。


携帯代がこんなに変わった。それでも不便どころか、私はMintの方が使いやすかった

Mint Mobileアプリのプラン画面
Mint Mobileアプリのプラン画面(2023年撮影)。料金の内訳が一目で分かる

料金でいうと、AT&Tが月$60〜65くらいだったのに対して、Mintは月$15。単純計算でも固定費がかなり下がりました。


それだけじゃなくて、意外だったのがアプリの使いやすさです。AT&Tのアプリはどこに何があるか分かりにくくて、正直あまり開きたくなかった。Mintはそのへんがシンプルで、キツネのUIも含めて直感的に使えます。「安いのに、むしろ使いやすい」というのが率直な感想でした。


通信の質についても書いておきます。当時住んでいたボストン市内・近郊、セーラム、メイン州の海岸沿い、ニューヨーク方面、バーモントと、車であちこち移動しながら使っていましたが、基本的に電波で困ることはありませんでした。動画通話も問題なくできています。


ただ、正直に書くと1か所だけ、バーモントのかなり山奥に入ったときに、電波が入らなかった記憶があります。「どこでも完璧に繋がる」とまでは言えなくて、山の中は例外もある、というのが実感です。


申し込み自体はオンラインで完結しました。当時は物理SIMを郵送で受け取る形で、正直eSIMのことはよく理解しておらず、自分の端末が対応しているかどうかも気にしていなかったです。最初の開通がうまくいかず、電話サポートに連絡したんですが、対応がすごく丁寧で分かりやすくて、そこで問題も解決できました。「Mint、ちゃんとしてるじゃん」って、さらに好印象になったのを覚えています。



2019年から7年継続。今では米国番号を維持するためのライフライン

Mint Mobileの全米カバレッジマップ
Mint Mobile公式のカバレッジマップ。田舎の一部エリアには対応外の場所もある

2019年からMintを使い始めて、2026年の今でまる7年ほど継続しています。アメリカに住んでいた間はメインの回線として、その後オーストラリアに住んでいたときも、今暮らしている中南米の国でも、ずっと維持し続けています。


今の使い方は、物理SIMをMint用に、現地の回線はeSIMで別に持つスタイルです。海外にいる間、メインのデータ通信は現地のSIM・eSIMを使っていて、Mintの方は主に米国番号を維持するために置いています。


アメリカの銀行や各種サービスのSMS認証、米国番号じゃないと通りにくい場面、米国番号からかけた方が電話がつながりやすい場面。そういうときだけ、必要に応じてMint側に切り替えて使っています。海外でMintのデータ通信だけで生活しているわけではなくて、あくまで米国番号を持ち続けるための保険というか、命綱に近い存在です。


「安いから続けている」というより、今ではもう無いと困るライフラインになっています。


2026年9月時点であらためて公式サイトを確認したところ、6GBで12か月契約のプランが月$15相当、年払いで$180(税・手数料は別)という価格でした。


今のプラン内容・料金は変わることもあるので、気になる人は公式サイトの最新情報を見てみてください。


>>> Mint Mobile公式サイトで現在の料金プランを見てみる


乗り換えるならいつ?請求・端末残債・バンドルも一度見直す

積み上がったコインと成長する芽
固定費の見直しは、大手キャリアが悪いという話ではない

大手キャリアが悪いというわけじゃありません。サポート体制や法人向けサービス、契約条件を重視するなら、大手を選ぶ理由もちゃんとあります。


ただ、もし毎月$60〜100くらい払っていて、その内訳を最近ちゃんと見返していないなら、一度見直してみる価値はあると思います。惰性でそのまま高い料金を払い続けている、というケースは意外と多い気がします。


ケーブルテレビやインターネット、Netflixなんかとまとめてバンドル契約している人は、そこも合わせて確認したいところ。バンドルにしているからこそ安くなっている場合もあれば、逆に分解した方がトータルで安くなる場合もあって、一概に「バンドルは高い」とは言えません。中身を一度見てみる、くらいのスタンスでいいと思います。


乗り換えのタイミングについては、大手キャリアの多くが月の途中で解約しても最終月の料金を日割りしてくれません。だから、今の請求サイクル(billing cycle)がいつ締まるかを確認してから動いた方が、無駄なく乗り換えられます。端末の分割払いが残っている場合は、完済のタイミングと合わせて考えるのもひとつの手だと思います。


電話番号をそのままMintへ引き継ぐ具体的な手順

Mint Mobileのアクティベート画面
Mint MobileのSIMアクティベート画面(2023年撮影)

具体的な手続きの流れだけ、ざっとまとめておきます。まず、今の回線は解約せずそのまま残しておくこと。次に、今のキャリアのアカウント番号・Transfer PIN・請求先ZIPコードを手元に用意すること。そのうえで、MintのSIM・eSIMをアクティベートする画面で「Transfer an Existing Number(今ある番号を移す)」を選び、必要な情報を入力すれば手続き自体は完了です。


移行が終わるまでの時間は、早ければ数時間、入力情報に誤りがあると48時間くらいかかることもあります。固定電話番号など一部のケースはさらに時間がかかることもあるようです。


もっと詳しい手順やつまずきやすいポイント、うまくいかなかったときの対処法は、以前まとめた記事の方に詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。



Mint Mobileが向いている人・大手キャリアの方が向いている人

Mint Mobileの口コミ評価
Google・Facebook・Amazonでのユーザー評価

正直に書くと、Mintが誰にでも向いているとは思いません。個人利用がメインで、大手に毎月$60〜100払っていて固定費を下げたい人。オンラインだけの手続きに抵抗がなくて、米国番号は維持したい人。そういう人には、かなり向いていると思います。


逆に、仕事用の回線で通信の確実性を最優先したい人や、法人向けのサポート体制を重視する人は、無理にMintへ変える必要はないと思います。バンドル契約ですでに十分安くなっているなら、それもそのままでいいはず。ちなみにMint自体もT-Mobileの回線網を借りて動いているので、「大手だから電波が強い、格安だから弱い」と単純に比較できるものでもないです。


向き不向きがある、というのも含めて、実際に使い続けている私の正直な感想です。


Mint Mobileについて、他にもこんな記事を書いています。あわせてどうぞ。





まとめ

アメリカで携帯会社を乗り換えても、電話番号は条件を満たせばそのまま使えます。今の回線を先に解約しないこと、キャリアごとの確認事項(VerizonのNumber Lock、AT&TのWireless Account Lock、T-MobileのTPOPなど)を押さえておくことが、失敗しないポイントです。


私自身は、以前AT&Tに月$60〜65ほど払っていましたが、その後Mintを契約してからは月$15。2019年から今まで約7年、今も米国番号を維持するために使い続けています。


今の携帯代を見直したいと思っているなら、まずは自分の利用エリアがMintの対応エリアに入っているか、公式サイトで確認するところから始めてみてください。


>>> Mint Mobileのエリアに自分の地域が入っているか確認する


では、また♪

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