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アメリカを離れるんだけど、アメリカの電話番号ってどうしよう…。銀行のSMSが届かなくなったら困るんだよね。

わかります、それいちばん怖いところですよね。私はアメリカを離れているあいだも、アメリカの番号をずっと持ち続けていて、銀行のSMSも毎回ちゃんと受け取れています!
こんにちは、れとです。アメリカの電話番号は、アメリカの携帯会社の番号をそのまま残して、海外ではWi-FiでSMSを受け取る、というやり方で持ち続けられます。
この記事では、2019年からアメリカの番号を一度も解約せずに持っている私のやり方と、かかっているお金、実際に困ったことまで、まるごとお話ししますね。
- 結論:アメリカの番号は「携帯会社の番号を残して、海外ではWi-FiでSMSを受ける」
- ローミングを切ったままでも、Wi-FiにつなぐとアメリカのSMSが届く
- Wi-Fi Callingとは?海外でもアメリカの番号で電話・SMSができるしくみ
- 海外でWi-Fi Callingを使う設定:アカウントとスマホの2か所
- なぜアメリカの番号を残す?銀行・カードのSMS認証
- 維持の方法を比べる:携帯会社の番号・Google Voice・ほかの格安SIM
- 維持にかかるお金:私は年180ドル
- 国外で困ったこと:カードの更新を忘れて回線が止まった
- 出国前にやっておくこと
- よくある質問
- まとめ:アメリカの番号は、年180ドルの「保険」として持ち続ける
結論:アメリカの番号は「携帯会社の番号を残して、海外ではWi-FiでSMSを受ける」

アメリカの電話番号を海外で持ち続ける方法は、大きく2つあります。アメリカの携帯会社の番号をそのまま契約しておくか、Google Voiceのようなネット電話の番号に移すか、です。
私は前者で、アメリカの格安SIMの番号を、年払いでずっと契約しています。海外にいるあいだは、Wi-Fiにつないで、銀行やカードの認証SMSを受け取っています。
この方法のいいところは、アメリカにいたときと同じ「ふつうの携帯の番号」のままだということ。銀行やカードに登録している番号も、そのままでいいんです。
ローミングを切ったままでも、Wi-FiにつなぐとアメリカのSMSが届く

ここ、意外に思われるかもしれないんですが、私は海外にいるあいだ、アメリカの番号の国際ローミングをずっとオフにしています。料金が怖いので(笑)。
それでも、Wi-Fiにつないだ瞬間に、アメリカの番号あてのSMSがまとめて届くんです。銀行の認証SMSなら、たいていすぐ、遅くても1分くらいで届きます。

えっ、ローミングを切ってるのに?電波もないのに、どうやって届くの?

私も最初はふしぎでした。じつはこれ、携帯の電波のかわりにWi-Fiを使って、電話とSMSをやりとりするしくみのおかげなんです。
アメリカの番号に電話がかかってきたときも、Wi-Fiにつながっていれば海外で受けられています。ニューヨークからの迷惑電話まで、しっかり海外で鳴りました(笑)。
Wi-Fi Callingとは?海外でもアメリカの番号で電話・SMSができるしくみ

このしくみが「Wi-Fi Calling(ワイファイコーリング)」です。ふだん電話やSMSは携帯の電波を通っていますが、Wi-Fi Callingをオンにすると、インターネット経由でやりとりされるようになります。
だから、携帯の電波が届かない場所でも、対応しているスマホでWi-Fi Callingをオンにしておけば、Wi-Fiにつながっているあいだは自分のアメリカの番号のまま電話もSMSも使えるんです。別のアプリを入れたり、新しい番号をもらったりする必要もありません。

海外で使うと、国際ローミングの料金がかかったりしないの?
私が使っているMint Mobileの場合、公式サイトで「海外でもWi-Fi Callingなら国際ローミングを使わずに通話・SMSができて、アメリカの番号あての通話とSMSは無料」と案内されています。プランのデータ容量も使いません(Mint公式)。
私自身、海外でWi-Fi CallingやSMSを使って、追加の料金がかかったことは一度もありません。ただ、アメリカ以外の番号への電話などは別なので、「何をしても無料」とは思わないでくださいね。
海外でWi-Fi Callingを使う設定:アカウントとスマホの2か所

Mintを使いはじめたとき、Wi-Fiで電話とSMSが使えるように、何か設定した覚えはあるんです。Wi-FiでSMSを受け取れるか、Wi-Fiで電話できるかはいちばん気にしていたところで、試しにかけてみた覚えもあります。
ただ、細かい手順はうろ覚えなので、ここからはMintの公式ヘルプの案内でお話ししますね。
Mintの場合、オンにする場所は2か所です。まずMintのアプリかアカウントにログインして、メニューの「Wi-Fi Calling & Text」から有効にします。このとき、緊急通報(911)用の住所を入力します。終わると、Mintから確認のSMSが届くそうです。

2か所ってことは、スマホの方も設定がいるの?
そうなんです。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「Wi-Fi通話」をオンにします。デュアルSIMのiPhoneは、先にMintの回線を選んでから。Androidは機種によって違いますが、「設定」→「接続」などの中にWi-Fi通話の項目があります(Mint公式ヘルプ)。
ひとつ注意があって、MintのWi-Fi Callingは中国と北朝鮮では使えません。ほかにも、インターネットの規制が厳しい国では使えないことがあるそうなので、行く国が決まっていたら確認しておいてください。
あと、スマホがWi-Fi Callingに対応しているかは、Mintの公式サイトでIMEI(端末の識別番号)を入れると確認できます。日本で買ったiPhoneを使う人は、こちらの記事も参考にどうぞ。
なぜアメリカの番号を残す?銀行・カードのSMS認証

私がアメリカの番号を残しているいちばんの理由は、アメリカの銀行です。海外でいちばんよく受け取るのは、Bank of Americaの認証SMS。ほかにもクレジットカードやAmazon、アメリカのPayPalの認証にもこの番号を使っています。
Bank of AmericaのSMSは、Wi-Fiにつないでいれば毎回届いていて、届かなかった記憶はありません。もちろんこれは私の場合で、国や環境によって違うかもしれません。

じゃあ、番号を手放しちゃったらどうなるの?

じつは私、一度アメリカの番号を手放して、銀行の手続きがほとんど進められなくなったことがあるんです。その話はこちらに書いています。
それ以来、「アメリカの番号はもう解約しない」と決めました。昔登録したまま忘れているサービスもあるかもしれないので、番号がなくなると何が使えなくなるのか、自分でも予想できないんですよね。
維持の方法を比べる:携帯会社の番号・Google Voice・ほかの格安SIM

アメリカの番号を持ち続ける方法を、ざっくり比べるとこんな感じです。
| 方法 | どんな番号? | 銀行のSMS認証 | 私の利用 |
|---|---|---|---|
| 携帯会社の番号(Mintなど) | ふつうの携帯の番号 | 銀行・サービスによる(私はBank of Americaで毎回受け取れている) | 2019年から使っている |
| Google Voice | ネット電話(VoIP)の番号 | Bank of AmericaのZelleは、Google Voiceの番号では登録できない(公式) | 使ったことはない |
| ほかの格安SIM(Telloなど) | ふつうの携帯の番号 | 料金や銀行での扱いはサービスごとに確認 | 名前を見たことがあるくらい |
Google Voiceは、Googleのネット電話の番号です。個人向けには無料で使えるサービスもあります。ただ、今使っている携帯の番号をGoogle Voiceに移すときは、20ドルの手数料がかかります。すべての番号を移せるわけではなくて、アメリカの利用者は、使える状態のアメリカの携帯番号で、アメリカにいるうちに手続きする必要があるそうです(Google公式ヘルプ)。
それと、私がいちばん使っているBank of Americaは、送金サービスのZelleについて、Google Voiceなどのネット電話の番号では登録できないと公式で案内しています(Bank of America公式)。銀行のためにアメリカの番号を残したい人は、ここは知っておいてくださいね。

れとは、どうしてGoogle Voiceにしなかったの?

正直に言うと、比べて選んだわけじゃないんです。Mintを契約したまま、海外でもWi-FiでSMSが届いていたので、そのまま続けている感じです(笑)。
Telloのような、ほかのアメリカの格安SIMも候補になります。Telloも公式サイトで、海外でアメリカの番号を持ち続ける方法として、Wi-Fi Callingを案内しています。ただ、海外でWi-Fi Callingを使うと、アメリカにいるときと同じようにプランの通話分が使われるそうで、料金の考え方はMintとは違います(Tello公式)。私は使ったことがないので、選ぶなら公式で確認してみてください。
維持にかかるお金:私は年180ドル

私が払っているのは、Mintの12か月6GBプランで、年180ドル。月にすると15ドルです。12か月分をまとめて払う代わりに、いちばん安くなるプランを選んでいます。
海外にいるあいだも自動更新で続いていて、国外にいることが原因で困ったことはありません。データはほとんど使っていないので、私にとって年180ドルは、通信費というより「アメリカの銀行やカードを使い続けるための保険」みたいなものですね。

1年分まとめて払うんだ!でも、その方が安いならいいね。
Mintの料金は、2026年10月時点で12か月6GBなら月15ドル(180ドルの前払い)です。税金や手数料は別にかかります。
国外で困ったこと:カードの更新を忘れて回線が止まった

ひとつだけ、困ったことがあります。オーストラリアにいたとき、クレジットカードが新しくなったのに、Mintに登録しているカード情報を変えるのを忘れていて、自動更新の引き落としに失敗。回線が止まってしまいました。
アプリでカード情報を直そうとしても、うまく反映されなくて。電話サポートに連絡したら、サポートの側でもロックがかかっていて、すぐには直せなかったんです。

えっ、それ海外で起きたら焦るね…どうなったの?

「なんとかするから待っててね」と言われて、待つこと数時間。「Full tank」というSMSが届いて、無事に元どおりになりました。それからは一度も問題なしです。
これは海外にいたからというより、アメリカにいても起きることです。でも、海外で起きると焦るのはたしか。カードが新しくなったら、Mintの登録もすぐ変えておくのがおすすめです。
出国前にやっておくこと

アメリカを離れる前に、やっておきたいことがいくつかあります。
まず、Wi-Fi Callingをアカウントとスマホの両方でオンにして、アメリカにいるうちに一度試しておくこと。私も最初に試してから使いはじめました。それから、新しく番号を取るなら、アメリカにいるうちに開通(アクティベート)まで済ませておくのが安心です。
今使っているAT&TやT-Mobile、Verizonなどの番号を、格安SIMに移して残したい人もいますよね。その場合は、番号の移行が終わるまで、今の契約を先に解約しないでください。番号をそのまま乗り換える方法は、こちらにまとめています。

あと、ほかに気をつけることある?
年払いの自動更新にしておけば、毎年自分で更新する手間は減ります。ただ、登録しているクレジットカードの期限は、出国前に一度見ておいてください。私みたいに止まらないように(笑)。
私は料金が怖いので、海外ではアメリカの番号の国際ローミングをオフにしています。アメリカの番号は物理SIMで持って、滞在する国のデータ通信は現地のeSIMを使っています。この2台持ちならぬ「2回線持ち」のやり方は、こちらで詳しく書いています。
よくある質問

Q. 海外でアメリカの番号あての電話も受けられる?
A. Wi-Fiにつながっていれば、私は海外でも受けられています。
Q. 海外でWi-Fi Callingを使うと料金はかかる?
A. Mintの場合、Wi-Fi Callingでアメリカの番号あての通話・SMSは無料と案内されています。私も追加料金がかかったことはありません。ただ、アメリカ以外の番号への電話などは別です。
Q. SMSがなかなか届かないときは?
A. まずWi-Fiにつながっているか、Mintのアカウントとスマホの両方でWi-Fi Callingがオンになっているかを確認してみてください。設定の手順はMint公式ヘルプにまとまっています。
Q. 日本でアメリカの番号を使いたいときは?
A. Wi-Fiがある場所なら、Wi-Fi Callingで使えます。外出先でも携帯の電波で使いたいなら、国際ローミングを使う方法もあります。日本でのローミングについては、こちらにまとめています。
まとめ:アメリカの番号は、年180ドルの「保険」として持ち続ける

アメリカの電話番号は、携帯会社の番号をそのまま残して、海外ではWi-FiでSMSを受け取れば持ち続けられます。私の場合は、ローミングを切ったままでも、Wi-FiにつなぐとBank of Americaなどの認証SMSを受け取れています。
私は2019年からMintの番号を一度も解約せず、年180ドルで持ち続けています。アメリカの銀行やカードを使い続けるなら、番号を手放す前に、残す方法を考えてみてくださいね。
次に読むなら、こちらもどうぞ。
- 番号をこれから取る人は→アメリカの電話番号を取得する方法
- 海外でのSIMの持ち方を知りたい人は→アメリカ長期滞在のeSIM/SIM選び
- 一時帰国で使いたい人は→ミントモバイルで一時帰国





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