
銀行によって海外送金の手数料、こんなに違うんだ…って知らなかった。結局どこが一番安いの?
「海外送金 銀行 ランキング」で調べても、出てくるのは「銀行によって違います」「条件次第です」というふんわりした答えばかり——そんな経験はないでしょうか。
この記事では、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・楽天銀行・ソニー銀行・ゆうちょ銀行・SBI新生銀行の7行について、オンライン申込時の送金手数料を横並びで比較し、実際にランキング形式でまとめました。
あわせて、ランキング上位の銀行でも見落としがちな「隠れコスト」と、Wiseと比べた場合にどれくらい差が出るのかも解説します。
- 結論:海外送金の銀行手数料ランキング【オンライン申込ベース】
- 今回のランキングの比較条件
- 1位:楽天銀行|送金手数料750円
- 3位:三菱UFJ銀行|オンライン申込で2,500円〜
- 2位:SBI新生銀行|円普通預金口座から2,000円
- 4位(同率):ソニー銀行・ゆうちょ銀行・三井住友銀行|3,000円前後
- 番外:みずほ銀行|アプリでも5,000円、窓口は8,000円〜
- ランキング上位の銀行でも見落としがちな「隠れコスト」3つ
- ランキング1位の楽天銀行でも、Wiseと比べるとどれくらい差がある?
- 送金額別に見る「銀行ランキング上位」と「Wise」の使い分け
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:ランキング上位でも「隠れコスト」まで見て選ぼう
結論:海外送金の銀行手数料ランキング【オンライン申込ベース】

各行の公式サイト・公式情報をもとに、個人がオンラインで海外へ送金する場合の「送金手数料」だけを横並びで比較すると、結果は次のとおりです。
- 1位:楽天銀行(750円)
- 2位:SBI新生銀行(円普通預金口座からで2,000円)
- 3位:三菱UFJ銀行(オンライン申込・当行在外支店宛で2,500円〜)
- 4位(同率):ソニー銀行/ゆうちょ銀行/三井住友銀行(いずれも3,000円前後)
- 番外:みずほ銀行(アプリで5,000円、窓口は8,000円〜)
ただし、この順位はあくまで「表示されている送金手数料」だけで比べたものです。中継銀行手数料や為替レートの上乗せまで含めた実質コストは、順位が入れ替わることもあります。詳しくは後半の「隠れコスト」の章で解説します。
今回のランキングの比較条件
- 個人が日本国内から、オンライン申込(ネットバンキング・アプリ)で海外へ送金する場合の「送金手数料(基本料金部分)」のみを比較対象としています
- 中継銀行手数料・為替レートへの上乗せ・受取側の手数料は、送金先の国や金額によって変動するため、このランキングの順位には含めていません
- 三菱UFJ銀行・ソニー銀行・ゆうちょ銀行は各行の公式サイトで確認した情報、三井住友銀行・みずほ銀行・楽天銀行・SBI新生銀行はWise公式ブログが各行の公式情報をもとにまとめた手数料情報を出典としています(2026年8月時点)
- 手数料は各行の判断で変更される可能性があるため、実際に送金する際は必ず各行の最新情報を確認してください
1位:楽天銀行|送金手数料750円

今回比較した6行の中で、送金手数料が最も安いのは楽天銀行でした(Wise公式ブログが引用する楽天銀行の公式情報より)。
楽天銀行の海外送金手数料
送金手数料:750円
海外中継銀行手数料:1,000円(送金人負担を選んだ場合)
円建て送金時のリフティングチャージ:3,000円(円で送金する場合)
送金手数料750円だけを見ると業界最安水準ですが、中継銀行手数料や円建て送金時の追加費用が別途かかる条件もあるため、実際の総コストは送金方法によって変わります。楽天銀行の公式サイトにある海外送金シミュレーターで、送りたい金額での実際のコストを確認しておくと安心です。
3位:三菱UFJ銀行|オンライン申込で2,500円〜

三菱UFJ銀行の公式サイト(2026年8月時点)によると、個人がオンラインバンキングで海外送金する場合の手数料は次のとおりです。
三菱UFJ銀行の海外送金手数料(オンラインバンキング利用時)
基本手数料:2,500円(当行在外支店宛)/3,000円(他行宛)
円建て送金時の追加手数料:送金金額の0.050%(最低2,500円)
支払銀行手数料:送金人負担の場合、別途3,000円が加わることがある
(店頭窓口の場合は基本手数料7,000円)
楽天銀行と比べると基本手数料は上がりますが、メガバンクの中では比較的安く、店舗数の多さや相談のしやすさを重視する方には選びやすい水準です。
2位:SBI新生銀行|円普通預金口座から2,000円

送金手数料だけで見ると、SBI新生銀行は楽天銀行に次ぐ2位でした(Wise公式ブログが引用する公式情報より)。
SBI新生銀行の海外送金手数料
送金手数料:2,000円(円普通預金口座から)/4,000円(外貨普通預金口座から)/2,000円(振込専用口座への振込)
円為替手数料:送金金額の0.1%(最低1,500円、振込専用口座からの円建て送金の場合)
為替レート:独自レート「Goレミット専用TTSレート」を毎営業日10時頃に提示
送金手数料自体は2,000円と安めですが、為替レートは実勢レートより割高な独自レートが使われます。円為替手数料も別途かかる場合があるため、表示されている送金手数料だけで判断しないほうがよさそうです。
4位(同率):ソニー銀行・ゆうちょ銀行・三井住友銀行|3,000円前後

3位は、基本手数料がほぼ同水準の3行が並びました。
ソニー銀行(公式サイトより)
送金手数料:3,000円
支払銀行手数料:3,000円(「支払銀行手数料あり」を選んだ場合、上記に加えて発生)
ゆうちょ銀行(公式サイトより)
「ゆうちょの国際送金」送金申込料金:3,000円(1件あたり、消費税なし)
三井住友銀行(Wise公式ブログが引用する公式情報より)
SMBCダイレクト利用時:3,000円(当行海外支店・現地法人・連携銀行宛)/3,500円(海外他行宛)
円為替取扱手数料:送金金額の0.05%(最低2,500円)
(店頭窓口の場合は7,000〜7,500円)
3行とも基本手数料はほぼ横並びですが、三井住友銀行は円為替取扱手数料が別途最低2,500円かかる分、実質的な総コストではやや高くなりやすい点に注意が必要です。

れとは実際に三井住友銀行とゆうちょ銀行を使っていますが、この2行は海外からの受け取り・海外への送金どちらでも、必ず「お伺い書」の提出を求められます。この書類が届くまでにまず2週間ほどかかり、しかも記載する内容がなかなか大変なんです。マネーロンダリング対策なのは理解できるんですが、正直かなり面倒に感じています。
番外:みずほ銀行|アプリでも5,000円、窓口は8,000円〜
みずほ銀行は、今回比較した6行の中で最も手数料が高い結果になりました(Wise公式ブログが引用する公式情報より)。
みずほ銀行の海外送金手数料
みずほダイレクトアプリ利用時:5,000円
窓口利用時:8,000円(本支店向け)/8,500円(他行向け)
コルレス先支払手数料(依頼人負担を選んだ場合):2,500円
アプリ利用でも楽天銀行の6倍以上、窓口だと10倍以上の差になります。みずほ銀行をすでにメインバンクとして使っている場合でも、海外送金だけは別の手段を検討する価値がありそうです。
ランキング上位の銀行でも見落としがちな「隠れコスト」3つ

ここまでのランキングは、あくまで「表示されている送金手数料」だけの比較です。実際に受け取る金額は、次の3つのコストによって変わります。
- 為替レートへの上乗せ:銀行は「TTS(電信売り相場)」という、実勢レートより高いレートを使うのが一般的です。この差は送金額が大きいほど響きます
- 中継銀行手数料:送金ルート上に中継銀行が入る場合、1,000〜3,000円程度が差し引かれることがあります。送った側の画面には表示されず、着金後に「思ったより少ない」と気づくケースの多くがこれです
- 受取側の手数料:送金人負担・受取人負担のどちらを選ぶかによって、受け取る側で追加の手数料が引かれることがあります
つまり、「送金手数料が一番安い銀行」が、必ずしも「一番お得な銀行」とは限りません。ランキング上位の銀行を選ぶ場合でも、為替レートと中継銀行手数料の有無は、送金前に必ず確認しておきたいポイントです。

為替レートの上乗せと中継銀行手数料、これがとても厄介です。三井住友銀行やゆうちょ銀行を使っていた頃、着金後に明細を見たら数十ドル〜数百ドル単位でごっそり引かれていて青くなったことが何度かあります。
厄介なのは、この中継銀行手数料が送金前の画面にはいくら引かれるか出てこないこと。着金してみないと実際の金額がわからないんです。Wiseを使い始めてからは、送金前に受取金額がそのまま表示されるので、この「後から来る」不安がなくなりました。
ランキング1位の楽天銀行でも、Wiseと比べるとどれくらい差がある?

今回のランキング1位だった楽天銀行の750円は、銀行の中では確かに安い水準です。ここでWiseとも比較しておきましょう。
銀行の手数料は「送る金額にかかわらずほぼ一定額」という固定制が中心なのに対し、Wiseの送金手数料は送金額に対する0.29%〜0.43%程度の変動制が中心です(Wise公式ヘルプセンターより)。さらに為替レートも、上乗せのないミッドマーケットレート(銀行間で使われる仲値)がそのまま適用されます。
固定制と割合制では、送る金額によって有利不利が入れ替わります。数千円〜数万円程度の少額なら楽天銀行の750円という固定費も悪くありませんが、送金額が大きくなるほど、割合で決まるWiseの方が有利になりやすい仕組みです。さらにWiseは為替レートへの上乗せがない分、銀行ランキング上位行と比べても総コストで差が出やすくなります。
送金額別に見る「銀行ランキング上位」と「Wise」の使い分け


結局「どっちがいいか」は、送る金額次第ってことなんですよね。ここだけ押さえておけば、もう迷わないと思います。
- 数千円〜3万円程度の少額:銀行だと固定手数料の負担割合が跳ね上がりやすい金額帯です。詳しくは以下の記事でまとめています
>> 少額の海外送金は損しやすい?1万円を安く送る方法とWiseの手数料を解説
- 数十万円〜100万円以上のまとまった金額:固定手数料の銀行より、割合制のWiseの方が有利になりやすい金額帯です。高額送金特有の注意点は以下でまとめています
>> 高額送金(100万円以上)の注意点とWiseでの手続き
よくある質問(FAQ)

Q. このランキングの手数料だけを見て銀行を選んで大丈夫ですか?
A. 送金手数料はあくまで比較の入り口です。前述のとおり、為替レートの上乗せや中継銀行手数料まで含めた総コストで見ると順位が変わることがあるため、実際に送金する前は各行のシミュレーターで総額を確認することをおすすめします。
Q. 銀行の海外送金手数料は今後変わることがありますか?
A. あります。各行とも手数料改定を行うことがあるため、この記事の金額は2026年8月時点の情報として参考にしつつ、実際の送金前には必ず各行の公式サイトで最新情報を確認してください。
Q. 今回のランキングに入っていない銀行はどうですか?
A. りそな銀行や横浜銀行など、今回比較していないネット銀行・地方銀行もあります。今回は情報源として確認できた主要7行に絞って比較しました。他行との比較記事は今後追加予定です。
まとめ:ランキング上位でも「隠れコスト」まで見て選ぼう
今回の比較では、送金手数料だけなら楽天銀行が1位、僅差でSBI新生銀行が2位、続いて三菱UFJ銀行、4位にソニー銀行・ゆうちょ銀行・三井住友銀行が並び、そしてみずほ銀行が最も高いという結果になりました。
ただし、ランキング上位の銀行を選んでも、為替レートの上乗せや中継銀行手数料までは避けられません。送る金額や頻度によっては、割合制で為替レートの上乗せがないWiseの方が総コストを抑えられるケースも多くあります。
次に海外送金する予定がある方は、まず気になる銀行とWiseの両方で、実際の送金額をシミュレーションしてみてください。
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