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セサミストリートにいたカエル。名前はカーミットの7つの事実

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Image by Alexa from Pixabay
ちわわ
ちわわ

セサミストリートにさ、カエルいなかった?



けど、最近ほかの場所で見かけたような…。

名前はなんだっけ?

セサミストリートに昔出ていたカエルは、カーミット(Kermit the Frog)です。


昔、確かにセサミストリートに出ていたんです。今は、基本的にセサミストリートには出てきません。


セサミストリートに出ていたけどいつの間にか番組から消え、そしてまだほかのメディアで見かけるこのカーミット。


そういえば、カーミットって何ものなんだろう?と気になったので、深堀りします。


この記事を読むと、カーミットが何者なのか、彼の生い立ちや現在を知れます。


それでは、さっそくご案内しますね。


【セサミストリートのカエル】名前はカーミット!

  • 名前:Kermit the Frog(カーミット)

  • メインの仕事:The Muppet(※) Showのホストであり、進行役

  • 所属:
    Jim Henson Company
    2004年~:The Walt Disney Company

  • 経歴:1955年のジム・ヘンソン製作による”Sam and Friends”を皮切りに、Muppet movies やテレビ番組に出演

  • お決まりのフレーズ:
    “Hi-ho, Kermit the Frog here!”
    (ハイホー!カエルのカーミットはココだよ!)

  • 育ち:ディズニーワールドにある沼育ち。家族と兄弟がたくさんいる

※Muppet(マペット)とは、Jim Hensonが作り出した、腕で動かす人形たちのこと。

Puppet created by Jim Henson, Kermit the Frog. 1994.0037.01. 引用:https://www.si.edu/


【セサミストリートのカエル】カーミットの出演歴

カーミットは、セサミストリートに1950年代から1960年代に主に出演しています。


彼は、セサミストリートのニュースのコーナーでインタビューをする役を務めていました。他に歌を披露したりもしています。


出演の具体的な様子をみていきましょう。


Sesami Street News Flashのニュースコーナー

▲Sesami Street News Flashのニュース


一番の主な役は、Sesami Street News Flash(セサミストリートニュース)のコーナーで童謡とおとぎ話のキャラクターにインタビューする役回りです。


カーミットが歌う歌

カーミットはセサミストリートでたくさんの歌を歌っています。その中の歌、“Bein’ Green”は多くの人に記憶に残る作品になっています。


▲Being Green(緑色であること)


ほかにも、“This Frog”“On My Pond”“Caribbean Amphibian”なども彼の有名なナンバーです。


▲This Frog(このカエル)




▲On My Pond(ぼくの池)



▲Caribbean Amphibian(カリブの両生類)


セサミストリートでの生活

セサミストリートでは、カーミットは家に住んでいました。


カーミットの家には、グローバーがよく遊びに来ていて、カエルには使えない歯ブラシやイヤマフなどを売りに来ています。


▲歯ブラシを売りつけようとするグローバー


▲イヤマフを売りつけようとするグローバー


カーミットは、家にいるとき、彼のリビングルームにいっぱいの観客がいることを想像して、My Polliwog Ways(オタマジャクシの歌)などの曲を歌ったりもしています。


▲My Polliwog Waysを歌うカーミット


カーミットの講義

カーミットは、セサミストリートで特定の言葉について講義をすることもありました。

数例をご紹介します。


Letter W (Wの字)

▲Letter Wについて講義するカーミットと、Wを食べちゃうクッキーモンスター。


hands(手)

▲Handsについて講義するカーミット。最後の方くすぐられてて、めちゃくちゃかわいいです。


Tall and Short(高いと低い)

▲Tall and Short(高いと低い)について講義するカーミット。2匹の背が伸びたり縮んだりするので、説明ができません。


そのほか、パロディにも出演してます。


“Gone with the Wind(風と共に去りぬ)”

▲Monsterpiece Theater(モンスターピースシアター)作、「風と共に去りぬ」のパロディ。


”Miami Mice”

▲マイアミバイスのパロディ。

【セサミストリートのカエル】カーミットがセサミストリートから消えた経緯

▲ エルモと一緒に「ハッピー」と「悲しい」のお話


カーミットはセサミストリートに初期から出演していました。


一方で、製作者であるジム・ヘンソン的には、カーミットが彼の一番人気のキャラクターになることがわかっていたため、シーズン1のあとにはセサミストリートへの出演を見合わせ、ほかの番組で活躍させようとした経緯があります。


また、1970年頃には、カーミットが商業的過ぎるキャラクターとなり、批判を受けてセサミストリートに出さなくなったという経緯もありました。


しかしいずれにしろ、1971年以降、カーミットはセサミストリートに戻ってきて、わき役的キャラクターの1つとして出演を続けています。


しかし、2004年には、カーミットを含めたマペットの会社がディズニーに所属することになったため、拠点をディズニーに移動することとなりました。


今カーミットは、セサミストリートにはゲストとしてごくまれに出演することがありますが、基本的には出てきません。


【セサミストリートのカエル】カーミットの知られざる製作秘話

カーミットは、ジム・ヘンセンの「母親の古いコート」と「ピンポン玉」でできた目玉をつけて、1955年頃に作られたそうです。1977年、ジム・ヘンセン自身がこう話していました。


一番最初に作られた際は、段ボールが利用されていて、見た目はもっと抽象的でとかげっぽかったそう。その後さまざまな経緯をへて、今の姿に落ち着いたようです。


▲ベビーカーミット。ディズニーで活躍中です。


【セサミストリートのカエル】カーミットのトリビア

魅力いっぱいのカーミットのトリビアをいくつか紹介します。


カーミットは指が5本ある

カーミットには、指が5本あります。ほかのマペットやセサミストリートのキャラの中でも、指が5本なのは珍しい。


カーミットの目には、透明なまぶたがある

2011年11月George Stroumboulopoulosという番組に出演した際には、カーミットは「透明なまぶた」があると証言しています。


▲さまざまな番組でお呼ばれ。大人気スターです。6:55あたりで「まぶたがある」と言っています。



著書が3冊

カーミットは、3冊の著書があります。いずれもAmazon USAから購入可能です。


For Every Child, A Better World(すべてのこどもたちへ よりよい世界を)

For Every Child, A Better World


※カーミットは、本の中の進行役になっています。



One Frog Can Make a Difference(一匹のカエルは世界を変えられる)

One Frog Can Make a Difference

Before You Leap(跳躍の前に)

Before You Leap


ーAmazon USA


ハリウッドに殿堂入り

ハリウッドのThe Hollywood Walk of Fameには、2002年、カーミットの星が加えられています。




【セサミストリートのカエル】カーミットは既婚者?いつも隣にいるミスピギーとの関係

カーミットと一緒にいろんな番組に出てくるMiss Piggy(ミスピギー)。カーミットとミスピギーの2人は、長年複雑な関係にあるようです。


少し関係をみてみましょう。


ミスピギーと結婚したっぽいけど、してないらしい

ミスピギー は、カーミットと結婚していると主張していることがありました。


しかし、一方のカーミットは異論を唱えています。結婚式は番組のためと騙されてしたのであって、事実上結婚はしていないと答えています。


この2人は結婚してるの?してないの?の議論は、長年に渡りなされてきました。


▲番組のために行った結婚式。でも牧師さんが本物だったから結婚したことになった?模様。


ミスピギーはカーミットへの愛を隠さず、いつも押しつけがましい好意をカーミットにぶつけてきました。


その一方で、ミスピギーは、「カーミットが好き」と言いつつ、怒るとカーミットに痛そうな空手チョップをすることもあります。



▲ミスピギーの空手チョップ。カーミットもぶっ飛ばされてるけど、誰にでも容赦なしな模様。


そして、カーミットは、ミスピギーがほかの出演者に好意を見せると、嫉妬心を抱くこともあるようです。


▲Good Morning Americaにも出てます。


▲ミスピギー「私たちは実際のところ結婚してないかもしれない…。けど心の中で結婚してるのよ。」

カーミット「そうだね。そのとおりだ。」

…ということで、愛はあるようです。


ミスピギーとのデュエット

そんな2人は、歌も一緒に歌っています。


▲ In Spite of Ourselves(こんな私たちでも)



▲waiting at the church(教会で待ってる)


▲Ukulele Lady(ウクレレレディ)


▲I won’t dance(僕は踊らないよ)


▲2015年9月22日には、人気の番組、ジミー・キンメルのショーにも2人でゲスト出演


【セサミストリートのカエル】今はウォルトディズニーのキャラクターとして活躍

カーミットは、2004年からほかのThe Muppetのキャラクターと一緒にディズニーに帰属しています。


今は基本的にディズニーのキャラクターとして活躍していますが、特別出演のような形でセサミストリートに出ることもあるようです。


2009年には、Elmo’s Worldの”Frongs”の回に特別出演しています。


▲6:51にチラリと数秒だけ出演するカーミット。


また、セサミストリート50周年記念スペシャルの際は、Cookie MonsterとGongerと共演し、Elvis Costelloと”It’s Not Easy Being Green”を披露しています。





-アマゾンJAPAN



セサミストリートの消えたカエル、カーミット:まとめ

セサミストリートにいたのに、いつの間にか消えたカエル、カーミットについてまとめました。


カーミットは、独立した俳優のような存在…なんでしょうか。セサミストリートからは卒業して、今はディズニーで大活躍。


セサミストリートの子どもたちを観客にした芝居にとどまらず、カーミットは大人のふるまい、言動なのが興味深いです。


なんというか、人間の俳優よりずっと成功してますね。カーミットは、セレブの中でも、世界でもっとも認知度されている部類に入るでしょう。


見ればみるほど愛らしいので納得です。私は、実はカーミットがかわいくて、昔からグッズを購入していました。いまさらながら正体が判明してうれしいです。


さて、引き続き今日はPLAZA SESAMO(スペイン語セサミ)を見ようと思います。


では、また♪



カーミット(Amazon USA)


参考:https://muppet.fandom.com

参考:https://www.eonline.com

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