アメリカの婚約指輪事情を教えて。おすすめブランドも知りたいな。
日本では、あまりつける機会のないのが一般的ですが、アメリカではいつも身につけるのが一般的な婚約指輪。
日本の婚約指輪の文化も西洋から来たため、「婚約指輪」自体の伝統的な存在意義はアメリカとは変わりません。
一方で、最近は婚約指輪自体の扱い方にも「多様性」が生まれ、婚約指輪や結婚指輪の伝統的な文化にとらわれず、つける人物が扱いたいように扱うのも一般的になってきたようです。
婚約指輪と結婚指輪を用意するなら、昨今の指輪の取り扱われ方の背景も知り、どの指につけるかも考え、お互いに一生使い続けられる指輪を用意したいですね。
この記事では、アメリカにおける婚約指輪・結婚事情とおすすめブランド、またトレンドについてご案内します。
それでは、さっそくご案内しますね。
アメリカにおける婚約指輪とは
そもそもアメリカにおいて「婚約指輪」は伝統的にどういう風に捉えられているかにつきおさらいします。
基本的には、「日本で一般的に持たれている婚約指輪」の意義と変わりはありません。
婚約指輪の意味
婚約指輪は、通常、プロポーズの際に渡されるか、婚約した際に渡される「婚約したことの証」となるシンボルです。
一方の結婚指輪は、結婚式で「永遠の愛を誓う」際に交換されるものです。
伝統的な婚約指輪の形
伝統的な婚約指輪は、以下のデザインが考えられます。
一方の結婚指輪は、伝統的には金属だけのバンドか、ダイヤモンドががバンドぜんたいにはめ込まれたデザインのものが多くなっています。
一般的に婚約指輪は、結婚指輪よりも高額です。
しかし最近はこうした伝統的なデザインにとらわれず、自分が好むデザインの指輪をつける人も出てきています。
婚約指輪のつけ方(伝統的なもの)
婚約指輪の伝統なつけ方をおさらいします。
この伝統的な指輪の文化は、今ではアメリカやフランス、イギリス、カナダ、メキシコ、南アフリカやアジアの数カ国で共有されています。
一方で、これ以外の国では、指輪を違う指にはめるなど、異なる文化を持つ国も多くあります。
婚約指輪と結婚指輪をつける指
アメリカをはじめとする西洋文化圏では、婚約指輪と結婚指輪は、左手の薬指にはめるのが一般的です。
これは、西洋において古代ローマ時代、「左手の薬指が心臓と直接つながっていた」と考えられていたことに由来します。
この心臓と指を直接つないでいたと考えられる血管は、”vena amoris(愛の血管)”と呼ばれていました。
結婚指輪の上に婚約指輪をつける
伝統的には、結婚指輪は婚約指輪の下(体に近い方)につけるものとされています。
そうすることで、結婚指輪が心臓に近い方にセットされ、誓いを確固たるものにします。
婚約指輪のつけ方(伝統的でないもの)
最近は、婚約指輪のつけ方にも多様性が生まれています。
婚約指輪を右手につける
単純に右手の方が快適だったり、婚約指輪と結婚指輪のデザインが合わない場合など、さまざまな理由で婚約指輪を右手にする人もいます。
海外セレブでも、最近アリアナ・グランデやヘイリー・ビーバーなどが指輪を右手にはめて注目されました。
婚約指輪を下につける
伝統的には、結婚指輪の上に結婚指輪をはめるのが一般的とされていますが、婚約指輪を下(体に近い方)につける人もいます。
論理的に、「もらった順番にそのまま指にはめて」いるものです。
婚約指輪と結婚指輪を別々に違う手につける
婚約指輪と結婚指輪を違う手にはめる場合もあります。
これは、デザイン的に2つの指輪を一緒にはめるのが困難な場合や、別々の手の方が快適など、理由はさまざまです。
アメリカの婚約指輪・結婚指輪人気ブランド10選
アメリカの婚約指輪、結婚指輪の人気ブランドを10選、こちらの記事で紹介しています。
この記事では、世界的に有名で大々的に知られているブランドは省き、アメリカ国内で一般的に購入されている人気ブランドを紹介しています。
アメリカで指輪を購入しようと宝石街やショッピングセンターに行っても、日本人が好むような華奢な指輪を見つけるのはかなり難しいです。
まずは、ネットで気になるブランドのデザインを確認し、その後アポイントメントをとって店舗に指輪を見に行くのがおすすめです。
また、男性用の指輪については、こちらの記事をご参照ください。
アメリカの婚約指輪|人気のトレンド
アメリカの指輪の人気トレンドをみてみましょう。以下は、ネットマガジン「BRIDES」の2023年の婚約指輪人気トレンド5つを引用しています。
市場では伝統的なデザインが多くの購入者に支持されていますが、伝統的でないユニークなデザインも昨今婚約指輪のデザインとして人気が出ているようです。
Modern Art-Deco(モダン アールデコ)
アールデコのデザインは、長きにわたり人々に愛されていて、このトレンドはまだまだ続きそうです。
5つの石がデザインされた指輪や、エメラルドカットのダイアモンドなど、ユニークなデザインは多くの人の心をとらえています。
アールデコは、流行にとらわれず、デザインからエレガントさを感じられるのが特徴で、時代を選ばないユニークなデザインを探しているカップルにぴったりです。
アールデコと一口にいっても、かなりの種類のバリエーションがあり、デザインに限りがありません。
Colored Stones(色のある宝石)
婚約指輪、結婚指輪といえばダイヤモンドを連想しますが、あえて色のある宝石を選ぶカップルも増えています。
色のある宝石は、指輪に個性を持たせ、所有者に特別さを感じさせます。
自分たちだけの個性的な指輪を見つけたければダイヤモンド以外の宝石をみてみるのもよいでしょう。
Lab-Grown Diamonds(ラボグロウンダイヤモンド)
SDGs(社会が持続可能な開発を続けるための目標)が叫ばれるなか、ラボグロウンダイヤモンドが躍進を続けています。
ラボグロウンダイヤモンドとは、その名のとおり「ラボで作製されるダイヤモンド」です。
天然ダイヤモンドが、「紛争」を生じさせる可能性があるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは確実に紛争を生じさせる可能性はありません。
「倫理的に問題のないダイヤモンド」の入手なら、100%紛争を起こさないラボグロウンダイヤモンドの購入が理にかなっています。
また、ラボグロウンダイヤモンドは、ラボで作製されるため品質が確実です。一方で需要にあわせ生産が可能なため、高価になりすぎない点も購入者が選択したいと考える特徴です。
East-West Settings(イースト・ウェストセッティングス)
East-Westセッティングとは、宝石が指輪のバンドに対し「横にセットされているデザイン」をさします。
従来、宝石はバンドに対し縦方向にセットされるのが定番でしたが、昨今、この「宝石を横にデザインする」新しいタイプのデザインに人気が出てきています。
伝統にとらわれず、斬新なデザインをお求めの方におすすめです。
Multiple Large Stones(いくつかの大きな宝石を利用)
Maltiple Large Stonesとは、その名のとおり、「大きな宝石を複数利用する指輪」をさします。
「指輪のバンドに1つのダイヤモンド」は、もっとも定番の婚約指輪の型です。しかし、最近は、その伝統をやぶり、大きな宝石を大胆に利用する個性的なデザインに人気が出てきています。
個性的な指輪をお求めの方におすすめです。
アメリカの婚約指輪・人気ブランドとトレンド|まとめ
アメリカの婚約指輪についてまとめました。
アメリカでは、世界で大々的に知られているような有名ブランドの婚約指輪を探すのはかんたんです。どこでもメジャーな都市に行けば、かんたんに店舗が見つかります。
一方で、そうでない一般的なブランドを見つけたい場合、アメリカでインターネットなしに婚約指輪を見つけるのは、なかなか難しいです。
各都市には宝石街だったり宝石ビルだったり、指輪が大量に売られているところがあるのですが、そうした場所で売られている指輪は大きくて大胆なデザインばかり。
とても購入を検討したいと思うようなデザインは見つかりません。
もし婚約指輪と結婚指輪をお探しなら、一生のものですし、まずはじっくりインターネットで好きなデザインの指輪が見つかるブランドを探すのがおすすめです。
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指輪は大きな買い物なので、割引率も大きくなります。損のないようお買い物をお楽しみください。
この記事を読まれた方が、素敵な指輪に巡りあえますように。
では、また♪
▼参考