日本人の恋愛の仕方と外国人の恋愛の仕方って違うのー?
結構違うわねー。
文化背景が異なる人との恋愛をする場合は、自分の文化の常識しか考えないと色々勘違いしちゃうかも!
この記事では、日本人と外国人の恋愛観の違いについてご紹介します。
こんにちは、れとです。今まで色々な国を転々としながらの人生だったため、様々な国の方とお付き合いし、お別れするという経験を繰り返してきました。
私が居住した地域は、東京を拠点に、アメリカの数都市と、ヨーロッパの数か国。数年ごとに転々と移動し続ける生活を送ってきています。
お付き合いした方々はどの国の方かというと…国例を挙げるのはかなり気が引けます。ですが、この記事、それが書いてないと信ぴょう性ゼロですよね…。
ということで、最後のまとめに記載しときます。記事を読んでも飽きなかった方だけ、最後にご確認頂ければと思います。
因みに、最終的には中南米出身の世界一優しいイケメン(私指標)と結婚しました。
この記事では、そんな私が外国人とお付き合いする中で特に感じた「文化背景により発生する恋愛観の違い」をご紹介します。
私の居住地が欧米地域なので、必然的に書いている内容は、この地域の情報に偏ります。それ以外の地域の方の情報をお求めの方は、恐縮ですが、他の方の記事をご参照下さい。
この記事でお読み頂けるのは、以下のことです。
☑ 外国人(特に欧米人)と日本人の恋愛観の違い
付き合う前、付き合っているのかどうかわからない時期、交際後の3つに分けてご紹介しますね。
それでは、行ってみましょう!
海外恋愛|外国人との恋愛観恋愛観の違い 付き合う前
まずは、付き合う前、まだ知り合ってすぐの友達状態の時。ついつい日本人だと勘違いしてしまう外国人の仕草をご紹介しますね。
それから、モテるタイプも異なるので紹介しておきます。
日常的にやたらスキンシップが多い人々がいる
欧米人はハグが挨拶の一つですよね。これは、映画等を見ているとよく出て来るので、ご存じかと思います。
しかし、外国の人々の中には、人によっては、ハグが物凄く情熱的な人も。もう情熱的過ぎて、ただの挨拶なのにぎゅーっと抱きしめてくるような人もいるんです。
これが、普段愛情表現に慣れていない我々日本人にとっては、
「私に気があるからこんな情熱的なハグをしてくるんじゃないだろうか。」
なんて勘違いを引き起こしちゃうことがあります。
国や地域によっては、感情表現が情熱的過ぎて、周りの人間にキスしてくる人さえいます。私は一度、ヨーロッパのとある結婚式の場で、愛情表現の大変豊かなおばあ様にご挨拶で口にキスされました笑。
「私/俺の事好きなのかも?」という思い込みは恥ずかしいですよね。
情熱的にキスやハグをしてくるのは、友達関係でも良くあることなので、「文化背景」の違いの可能性を考慮した方がよさそうです。
それからついでに「スキンシップ」という言葉。これ、和製英語なんです。なので、通じません。英語では、Physical contactと言いますよ。
自立した意見を持ち、場に流されない女性が好まれる
外国では、求められる女性像が異なります。
日本はどちらかというと、従順で若くて可愛いらしく、あまり自分の意見を言わないような女性が好まれますね。欧米では「大人びていて自立した考えを持つ女性」が好まれる傾向が非常に高いです。
可愛い、というコンセプトよりも「成熟しているセクシー」さですね。
テレビ番組などのメディアでも、成熟さをアピールする女性が人気です。
恐らく日本のアイドルの子達の売り出しをかけても欧米では人気は出ないでしょうね。
男性は筋肉が発達した男性が好まれる
日本だと、筋肉隆々な男性ってそこまでもてはやされてませんよね。一方で、他の国では筋肉崇拝が強い地域が結構あります。
普通、どこの国でもメディアでよく見かけるのは「女性の肌も露わな姿」なわけですが、外国では男性の肉体を見たい女性も結構いるようで、こんな筋肉隆々な男性のカレンダーが人気だったりします。
Australian Firefighters Pose With Animals For 2020 Charity Calendar ↗
これはオーストラリアの消防士のカレンダーなんですが、このBuzzfeedの記事のタイトルも「オーストラリアの消防士のカレンダーがホット過ぎて火がついちゃいそう」とか、確かにホットですね。このカレンダーは、超人気で毎年発行されています。
海外恋愛|外国人との恋愛観の違い 私達どういう関係?
外国では「告白文化」が無い国があります。そうすると「一体私達/僕達ってどういう関係なんだ?」と思ってしまいそうですよね。
この「私達は一体どういう関係なんだ!」という疑問を相手に問いたくてたまらなくなる、というのは、アメリカでの恋愛ではあるある現象だったりします。
この項では、友達から交際に入るまでの途中の過程での日本との違いをご紹介しますね。
他の国では、告白が無い地域は多い
日本では、避けられない「告白」文化。
告白は基本的に男性からだと思うんですが、あれってとてもぎこちないですよね。甘酸っぱい青春て感じでもありますが、個人的には告白の瞬間は、見るのも巻き込まれるのもめちゃくちゃ苦手です。
この告白。この文化は他の国ではある場合と無い場合があります。欧米でよくあるケースは、いつも一緒に遊んでいる内にいつの間にか恋人、というもの。
しかし、カップルによっては長い時間一緒にいるのに関係がはっきりしないため、「今僕達/私達ってどういう関係なの?」というやきもきした時間が訪れます。
「はっきりしてよ!」と片方に言われて関係をはっきりさせるとか、よくある話です。
曖昧さを回避できるという点では、日本の「告白文化」は理に叶ってますよね。色々はっきりさせられるわけですから。
でも、告白されても、すぐ答え出せない場合ってたぶん多いですよね。正解はどっちなのか分からない時に答えを求められるのって大変だろうなーと思います。正直毎回回答求められるのってめんどくさいでしょうね、モテる人は。
話がそれましたが、外国でも「出会って比較的すぐに関係性をはっきりさせたい場合」は、男女のいずれかが「相手の真意を問う」事もあります。
ただ、それが無い場合、だらだらといつの間にか交際に入っていきます。
不特定多数の人と同時進行のデート
外国では、不特定多数の人とデートをするのは普通、という人達が結構います。
特にアメリカ。一週間で複数人とデートとか。
「告白文化が無い」上に「不特定多数とデートOK」とか、本当に面倒ですよね。
本当に面倒でした、この考えを持つ相手に巻き込まれた時は。
ですが、考え方としては、
「自分も不特定多数とデートし続けて、その中から本当に付き合いたい人をきちんと絞り込んでいくという過程を持つことができる」
と考えられれば、フェアです。
しかし「一人の相手としかいちゃいちゃすることは考えられない」という人は、相手に不特定多数の人とデートされるのって不潔で嫌ですよね。
そして、「告白文化が無い」上に「不特定多数とデート」の両方を食らって「私達/俺達ってどういう関係なの?」という疑問に至った時は本当に面倒。
相手が他の人とデートしてるのが見える時の時間の無駄感が半端ない。嫉妬するわ、いらいらするわ。安定した関係性に至るまでの、この過程を通過するのは本当にしんどいです。
海外恋愛|外国人との恋愛観の違い 交際
「交際がはじまった後」のシチュエーションでも日本と考え方が違うポイントはたくさんあります。
割り勘
日本では男性が奢るのが正しいのか、割り勘にすべきなのか、という事がよく議論されますよね。基本的には男性が奢るべきでしょうか。
外国では私個人的には50%だと感じています。人によります。絶対払う、って言ってくる人と、割り勘前提の人と両方半々。場所によって奢るか奢らないかを決めるって人もいます。
私個人的には「割り勘」がフェアで、どっちも問題なくていいと思います。
ただ、お互いの経済がありますので、男女関係なく相手に金額の範囲を伝えずに高いお店に誘う場合は、誘った側が多く持つべきだと思います。
自分が行きたくもない高額な店に連れていかれて割り勘て言われると、めちゃくちゃ迷惑じゃないですか?超高額な店で「割り勘」て言われたときは、毎回「こいつとは二度と出かけたくない」と思いました。
この話に興味がある方はこちらの記事もどうぞ。↓
デートするなら、常識的なお店で割り勘、これがお互いあと腐れなくて一番いいですね。
というわけで、「割り勘が当たり前」と思っている人も結構いるので、デートに行って男性が「全部払うよ」って言わなくても、別にその人があなたに好意が無いって訳じゃないです。相手が好きでも「割り勘前提」の人は、結構います。
因みに、私の夫は割り勘派でした。
お互いを訪ね合う飛行機代やホテルや食事、全て割り勘にしてました。
愛の言葉がストレートな人が多い
これは、特にヨーロッパ系の人はそういう傾向が強いですね。
男女共にロマンチックな言葉を並べてみたり、花やプレゼントを用意したり。男女共に愛の言葉が日常的に利用されます。
根底には、「思考は言葉で伝えなければ伝わらない」という考え方があるからです。相手に自分の考えている事を理解させるために発言して伝える、を実践しているんです。
日本では以心伝心=言わなくともお互いが分かる、というコミュニケーションの考え方がありますが、これの対極です。
日本の「言わなくても通じるだろう」をそのまま通してしまうと、
「この人は俺/私の事をどう思っているのかわからない」
という、相手にとってはストレスのある状況が生じます。
そのため、自分が外国に行って外国の方々とのコミュニケーションを取る際は、些細な事も全て言葉で伝えることが重要です。
感情をドラマの世界のように大げさに表現する人もいて、淡泊な日本人にとっては表現が大袈裟過ぎて面倒と感じることもあるかもしれません。
外国人が日本に来てる側なら、「郷に入っては郷に従え」で日本の「以心伝心」をマスターしていただきましょう笑。変な誤解がたくさん生じそう。
スキンシップが多い(付き合った後)
一番最初にご紹介した項目と被りますが、付き合った後、さらにスキンシップが濃くなります。
公的な場所でも平気でキスをしたり咬みつき合ったりするので、日本人の私としては見ているだけでドキドキしてしまうわけですが、当人達にとっては普通の事。
そして私自身も夫がラテン系の超スキンシップが多いタイプなので、日本にいるとそのスキンシップにおおいに戸惑います。
一度夫が私の頬に咬みついたまま離れずに歩いていたところ、浅草の仲見世通りで、お店のおばちゃんに怒鳴りつけられました。
「いちゃいちゃしてんじゃないよ!ダメ!そういうのは人のいない所でやるの!!!」と。本気の本気でマジギレです。
若干トラウマが生じそうな程に怖かったです。というか、トラウマになりました。まだ思い出しますもん、あのおばちゃん。
でもね、浅草のおばちゃんは、中南米のラテンのノリな人間なんて、今まで接点無かったでしょうからね。本当にすいませんでした。日本で文化背景の違いから生じる問題を実感した瞬間でした。
どこへ行くにも参加は「カップル」として
日本だと「会社の飲み会」なんてあったりすると、行くのは自分だけですよね。
外国だと、交際が始まると、どこ行くにも「カップルとしてセットで行くこと」が前提になったりします。
これも欧米文化に多いんですが、
飲み会やパーティーなどに恋人や配偶者を連れて行かなかったりすると、相手が拗ねます。
最初夫と付き合いだした時も、日本滞在中に私の会社のパーティーがあった際にこの問題が発生しかけました。
会社のパーティーの話を聞いた瞬間、「僕も行くんだよね?」という前提で自動的に話が進み、「僕も着ていく服用意しなきゃ」という会話がなされ、私は「おっと…これは連れて行かなかったら拗ねちゃうな、どうしよう」と思ったものです。
私の職場は国際的な環境なので、パーティーがある際は、主催者に毎回「彼も連れて行けるような機会か否か」を訪ね、可能であれば彼を連れていくようにしていました。
親にすぐ会わせる人々がいる
仲良くなってくると、すぐに親に紹介する機会を設けようとする人々がいます。
ですが、男女共に両親に相手を会わせる事に深い意味は別に無い事が多いです。親は、友達の延長のような感覚です。
日本だと、
「両親に会うなんて、相当真剣で、これからの未来を検討してるのかな??」
とか深読みしてしまいそうですが、別に結婚とか前提という事で両親に会わせるわけではありません。
最初から「結婚の話」をしている場合は別ですが。何も深読みせず、ただ家族に会う機会として捉えるべし、です。
海外恋愛|外国人との恋愛観の違い まとめ
以上、日本人と外国人の恋愛の仕方の中で、私が日々感じて来たことをまとめました。
つい先日も、夫に「なんで日本人はパーティーに彼女を連れて来ないの?」と問われました。
「日本は、パーティーにカップルで行くって考えは一般的じゃなくて、特別な機会の時だけカップルで行くんだよ。」と説明したんですが、「なんで?」と腑に落ちない様子。
小さな事が毎日異文化コミュニケーションですね。
さて、私のお付き合いした事のある国の方々ですが、国は日本、アメリカ、ドイツ、スロバキア、オーストリア、フランス、ポーランド、ハンガリー、コスタリカです。
人種偏り過ぎ!!って思うかもしれませんが、中欧地域とアメリカに長い事住んでいた結果です。
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ここまで駄文をお読み頂き、ありがとうございました。デート文化については、中欧地域と中南米地域の文化を良く理解してると自負してます笑。
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