外国に住んでて、仲良くなった異性がいます。気になってるし、これから付き合うことになるかも?と思ってるんだけど、付き合う前に知っておくべきことって何?
こんな疑問にお答えします。
日本で育ったのに、突然外国に住むことになって人間関係も変わると戸惑いますね。
こんにちは、れとです。
10年程の間、米国、ヨーロッパなどを転々とする駐在生活を送ってきました。
恋愛歴は22年、うち国際恋愛歴約15年、本格的な婚活が7年です。挫折と別れを繰り返し、試行錯誤の末、2019年に世界一素敵な方と結婚しました。今は一緒にアメリカに住んでいます。
実際のところ、外国での異性の関わり方と日本の関わり方はかなり違うものがあります。異性の方と仲良くなった場合に、知っておくべきことをご紹介します。
この記事は、こんな方におすすめです。
✔ 外国人と付き合うことを考えている
✔ 外国で異性と仲良くなって、戸惑っている
✔ 外国で異性と付き合う場合に知っておくべきことを知りたい
それでは、早速みていきましょう。
外国人と付き合う前の気配
日本では、なんとなく告白かな?と思う時期がやってきて告白があり、付き合いがはじまります。しかし、外国人と付き合う前は告白はありません。
以下のような状況から、少しずつ距離が近づきます。
1つずつ、みていきます。
いつの間にか会う機会が増える
機会が増え、顔見知りとしてだんだんと近くなっていきます。男性、女性は、この時点では以下のような努力をします。
女性から積極的に動きたいという人もいると思いますが、私的にはそれは推奨しません。なぜなら、本能的に男性はハンターであるためです。男性は、追いかけられた場合、追いかけてきた相手を利用します。
ボディタッチが増える
男性のボディタッチが増えます。髪の毛だったり、肩や腰をそっと触るような仕草が増えます。態度や言葉遣いも優しさを見せる傾向が強くなります。
しかし、態度が変わることなくボディタッチだけが増える場合は、注意が必要です。ボディタッチだけが増えて、あなた自体は大切に扱われていないと感じる場合は、少し距離を離した方が良いかもしれません。
自分が大切に扱われるべき存在であることを相手に態度で示すことは重要です。
男性側が迎えに来てくれたり、女性が喜ぶことをしようとする傾向が現れる
男性は、標的を捉えたら行動します。男性側に行動な無いならば、その女性に興味が無い証拠です。無理に興味を引こうと思っても、それは困難です。
女性が男性を振り向かせるためには、自身を魅力的に変える必要があります。
相手に合わせて言動や行動を変え、相手に尽くすことのないようにしましょう。相手に、「自分に合わせてくれる人間」と認識され、利用されます。
誰かのために言動や行動を変えることと、「魅力的になること」は違います。自分の魅力を高めることは、市場での自分の価値を高めることに繋がります。
言動や行動については、あなたの自然そのままの状態を受け入れてくれる人を選ぶことが重要です。
具体的に、何をすればよいの??
魅力的になるための方法は、こちらの記事をどうぞ。↓
外国人と付き合う前に心得ておくべきこと
外国人と付き合う前の状態で心得ておくべきことを紹介しておきます。「思ってたことと違った…!」ということにならないよう、頭の片隅に入れておいてください。
付き合う前によくある、主な勘違い2つをご紹介します。
1つずつ見ていきます。
とてもよく誘われるから、気があるのかと思った
欧米文化における「男女の友情は、日本文化よりも篤い」です。
どういうことかというと、具体的には、男女の友情がとても篤くて、家族みたいになることがあるということです。男女の友人同士として毎週末のごとく遊ぶのが普通の人もいます。
あぁー、わかる!ハリーポッターとハーマイオニーが一緒にダンス踊ってるときのシーンみたいな仲良しっぷりってことね!
私自身も、毎週末、1年程一緒に遊んでいたアメリカ人男性の友人がいました。スノボやレストラン巡りのパートナーでした。恋愛のこともざっくばらんに相談できて楽しかったですね。お互い恋愛感情は無くて、私が結婚した今でも仲良しです。
友人なんだけど、ハグとかも情熱的なものだから、たまに戸惑うことがあったわ笑。
手をつなぎだしたので、このまま自分だけが彼女になると思った
外国人のデーティング(お試し期間)について知っている方は多いと思います。欧米文化では、特別な誰かを見つけるまで、複数の人と同時並行で付き合う文化を持つ人々がいます。
そうすると、自分が付き合っているような関係の人が、街で他の人と腕を組んで歩いているのを見かけたりするわけです。
日本人の感覚としては、「ありえない!」なのですが、外国の皆さまの中には「デーティング期間は色んな人を試すのが当たり前」と思っている人がいると心得ておきましょう。
男性は、真剣に見えて「遊び」の可能性が高い
「デーティング」のつもりなのか、「遊び」で女性とふらりと時間を過ごして去っていく男性率はかなり高いです。
そのため、警告です。自分から寝たいのなら話は別ですが、相手も自分を好きだと思ってすぐに一夜を共にするのはやめた方がいいです。自分のガードが堅いことを示しましょう。
様子見期間を数か月と長めに設け、相手が本気かどうか計るのがおすすめです。相手が本気であれば、デートに真剣に誘い続けてきます。
外国人と付き合う前に知っておくべき生活文化の違い
付き合うとなったら、踏まえておくべき文化の違いをご紹介します。
意見を持ち、はっきり言うこと
何食べたい?
14thストリートのすし屋の鉄火丼。
外国の人との会話では、言いたいことをはっきり言いましょう。言わないと、「この人何考えてるんだろう?」という状態になってしまいます。外国人は行間を読んだりできません。
ところ構わずしてくる愛情表現に耐える心の準備
ハグやキス、咬みつく、思い切り家族を抱きしめるなど、欧米人の愛情表現が日本人の想像を超えて爆発することがあります。
日本に来たら、あなたの家族にしてきます。家族の前でも堂々とキスや抱きしめるなどをしてきます。慣れてしまえばどうってことないことです。しかし、日本の家族は動揺するかもしれません。
髪の毛以外の毛はすべて処理したい人がいる
これは、女性だけのことではありません。「男性も女性も両方」です。欧米の方は、毛を気にする人がとても多いです。
脇やVIOエリアと言われる場所については、同等の処理をしていることが身だしなみという人がとても多いです。身だしなみとして整えておくべきだと考えられる場合は、整えておきましょう。
外国人と付き合おうと思うならよく考えるべきこと
雰囲気や流れで付き合いだす人は多いと思います。恋愛って普通はそういうものです。若ければ若い程、無鉄砲なので、心の赴くままに進みます。感情を止めることが難しいのも事実です。
そして、その恋愛がうまくいかなかったとしても、多くの人が「あの人といられた時間は無駄ではなかった、好きだったし、多くのことを学べたから。」と言うと思います。
しかし、どこか一定の場所にいられる期間や、若く自由がきく時間にはタイムリミットがあります。
いつまでも若く、今の生活が続くと思ったら大間違いです。結婚や家族を作ることを考えるなら、無駄になりえる恋愛は発生しないよう努め、「将来に繋がる正しい恋愛の確率」を増やすべきです。
国際恋愛をする場合は、その先の国際結婚のことを視野に入れ、現実的に国際結婚が可能かをよく考えたうえで関係を深めるか否かを客観的に判断することが無駄な時間を省くことに繋がります。
でもさ、20代前半とか、そんな切羽詰まらないし。恋愛感情も強いし。そんな「無駄のない関係構築」なんて考えないよねぇ。
そうよねぇ。まぁ私が若い頃無鉄砲な、未来の無い恋愛をし過ぎたってだけかもね。
若かった時に、もっと未来を描ける相手をなぜ選べなかったのかなって、30代を過ぎてからよく思ったの。
本当に好きになった場合のことを考える
関係がはじまる前に、「本当に好きになり、ずっと一緒にいたい」という結論に至ったときのことを想像しましょう。本当に好きになってしまうと、「離れる」ことは想像するよりも辛くなります。
一緒にいられる時間が限られているのであれば、離れ離れになった後一緒にいられる可能性があるか、現実的に考えてみましょう。
以下のような、さまざまな背景を元に、一緒にいることが困難だと最初の段階でわかる場合も多いのです。
あとで辛い別れがやってくるのが確実な恋愛に時間を投資する意味はあるか、よく考えましょう。
私は、1年程本当に好きな相手のためにオーストリアに通う日々を送ったことがあります。そして遠距離恋愛1年を超えたところで、相手に
「僕の親は離婚して、泥沼だったんだ。だから、結婚は考えられないけど、一緒にいたいときだけ君と一緒にいたい。」
と言われたことがあります。相手は大真面目です。最初からどういう関係を求めていたのかをきちんと問いただしておくべきだった、と痛感させられた関係でした。好きだったので、離れるのは本当に辛かったです。
国際恋愛・結婚の現実について考える
国際恋愛・国際恋愛のリアルを知っておくことも重要です。以下は、考えておくべきことです。
覚悟を決めていれば、乗り越えることができない内容ではありません。
1つずつ見ていきましょう。
帰国の度、航空費5万円~20万円、生活費20万円程/1人が必要
私は仕事で色々な国に住んでいました。日本には、年に1回帰るか帰らないかくらいの頻度です。毎回航空賃は15万円程、滞在費や食費で30万円程を使っています。
居住する国によっては、日本に頻繁に帰るのは難しくなる可能性もあります。
どちらの国に住むか、なんとなく考えておく
どちらの国に住む方が、経済的に苦労せずとも暮らしていけるかを早めに考えておくことは重要なことです。
私の場合、こんなケースがありました。
- 相手の国に住んだ場合、私が仕事を探せる可能性がほぼゼロ
- 相手の収入が多くて10万円/月
正直、生活していくのは相当難しいと思えました。彼は、日本に来る気はさらさらなく、結局別れました。
言語は習得できるか
外国で暮らすことになるならば、言語の習得は必須になります。話せない状態では、パートナーに依存せざるを得ない状況で不便です。仕事もできません。
英語は、どこの国に行くにしても習得することをおすすめします。世界共通語や、やはり英語です。
最初、英語の習得には壁を感じます。しかし、壁さえ乗り越えてしまえば、あっという間に自分のものになります。その壁まで続けることが重要です。ポイントは、リスニングを制することです。
リスニングを制すれば、聞き取れるようになり、真似ができるようになり、言葉が出て来るようになります。
私的には、流し聞きではないリスニング学習法を教えているプライムイングリッシュがおすすめです。流し聞きの教材は絶対に話せるようになりません。聞いたあと、シャドーイングをしてアウトプットを必要とするこの教材のメソッドなら、話せるようになる可能性を高められます。
デメリットがあって、3万円と少々高額です。しかし、3万円で英語が話せるようになると考えれば、激安です。少なくとも、私はその100倍くらいは教材に払っています…。
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英語を話せると、理解できることが各段に増えて本当に楽しい毎日です。英語のおかげで夫と出会えたことはもちろん、アメリカやその他の国で暮らしていても言葉の壁による不自由はまったくなくなりました。英語は私の人生を180度変えてくれました。
文化を乗り越えて一緒に生きていく覚悟があるか
一度一緒に生きていくことを決めてどちらかの国に住み出したら、簡単に離れることはできません。
食事や、宗教による作法、言語、家族との付き合いなど、自分の生活がすべて変わる覚悟が必要です。とくに、言葉の通じない家族、家族との会話や付き合い、同居が苦痛になるケースは多いようです。
自分が入るかもしれない環境のことを事前によく調べ、あとで後悔のないようにしましょう。
時間をただ無駄にする関係にならないか、考える
自分の人生や、自分の時間を守れるのは自分だけです。
自分が誰かと付き合う間、他のもっと大事かもしれない出会いの機会を失っているかもしれません。
恋愛となると、目の前しか見えなくなります。そのときだけ楽しければよいと考えるのも1つの考え方です。しかし、自分の人生にとって、その恋愛の時間は有意義な時間になるかを客観的に見据えましょう。
外国人と付き合う前に相手に率直に聞くべきこと
「早く言ってくれればよかったのに」と後で時間を無駄にしたと後悔することが無いように、最初に聞いてしまいましょう。
何でも思ったことを素直に聞けるのが、外国人同士の恋愛の強みです。異文化間においては宗教のことなど、突っ込むと厄介なこともあります。しかし、「自分に関係すること」についてはタブーはありません。
具体的に、以下のような内容は聞いておくとよいです。
率直に聞けることは聞き、お互いの理解をはっきりさせることを心掛けるのがおすすめです。
国際恋愛では、コミュニケーション上誤解が生まれやすいので、いかに理解を明確にできるかを追求しましょう。
まとめ
好きになったら止めるのは簡単ではありません。でも、だからこそ、のちのち自分が辛い思いをしないように、将来どうなるかを考える機会を自分に与えることが重要です。
2人でしっかりと話し合って、「好きだから、どんな困難を乗り越えても一緒にいられる方法を探す」という方向に進められるといいですね。
あなたが大切な誰かと幸せな日々を送ることができる日が来るよう、心から応援しています。
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