素敵な人に出会ったけど、共通言語が無い!!
共通言語が無くても、フィーリングだし、どうにかなるよね?
心がときめく人に出会ったけれど、共通言語が無い海外の人…。こんなグローバルになった世の中、こんなことも都会ならば日常になりつつありますね。
こんにちは、れとです。これまで海外駐在員としてアメリカやヨーロッパで通訳などの業務をしつつ10年程働いています。2年間の遠距離を終えて最近結婚し、アメリカに住んでいます。
この記事では、国際恋愛で相手との共通言語が英語だった場合、英語は話せないとダメ?という疑問にお答えします。
結論です。
ダメってわけではありません。
ですが、これを機に話せるようになることをおすすめします。
なぜなら、最低でもお互いの考えていることが伝えられるレベルに至らなければ、2人で複雑な手続きをする時など、将来問題を乗り越えなければならない時のコミュニケーションがますます大変になるためです。
この記事では、英語を話せた方が良い理由、そしてどうしたら英語を手っ取り早く学べるかについてご紹介します。
それではご紹介していきますね。
国際恋愛したいけど… 英語が話せないとダメ?
国際恋愛の先には、結婚が待っていますね。国際結婚の先には、日本人同士でも乗り越えられずに離婚しえる可能性のある問題を、外国人同士で乗り越えて行く機会が待ち受けています。
共通言語が無い、または英語を話さないとこんな問題が起こりえます。
一つずつ見て行きましょう。
2人で理解しあって解決すべき問題を1人だけが理解することになり、1人に負荷がかかる
パートナーと末永くうまくやっていくための重要な要素の一つがコミュニケーションです。
「相互理解」ですね。
しかし、言語バリアがあると、1人だけが物事を理解をしていくことが多くなります。
パートナーに毎回説明を求め、説明をもらっても100%理解ができないと、何度も説明を求めることになります。パートナーとしては理解してもらえないイラつき、面倒な気持ちが生じ、説明すら省くようになってしまいます。
コミュニケーションの小さなずれは、積りに積もると最終的にすれ違いを引き起こします。
実際、勢いで結婚してしまい、コミュニケーションがうまくいかずに離婚に至るというのは良く聞く話です。
日本以外の国で暮らすことになった場合、英語を話さないと不便が生じる
自分がパートナーの住む場所、他の国で暮らしだす可能性も考慮しておく必要があります。知らない土地で、何をするにもパートナーに頼る必要があるのはとても不便です。
現地の言語を習得するのは時間がかかると思いますが、今はどこの国でも英語が通じることは多く、英語を話せれば生活の利便性があがります。
最初は恋愛感情も強いので色々と世話を焼いていたいパートナーも、何かにつけ面倒を見なければならないとなると次第に面倒になる可能性があります。
おまけに、「愛情」は永遠に続くとは限りません。
もしパートナーとの関係に亀裂が入ったら…。外国にいて現地の言葉はおろか英語も話せない自分の立場はとても不利になります。
英語が話せないと働き口を探すことが困難になり、自分のセキュリティが確保できない
今の時代、どこに行っても自分だけの安定した収入を確保することは重要です。自分の収入を確保するにあたり、英語が話せるのとそうでないのでは雲泥の差があります。
国際恋愛で英語が話せない→恋人が外国人なら話せるようになる?
一緒にいる間に、自然に話せるようになっちゃう!ってことは無い?
恋人と必死にコミュニケーションを取ろうとするということは、自然にインプットとアウトプットの機会が増えるので、語学力が伸びる環境ではあると思います。
他方で、一緒にいたからといって必ず伸びるものではありません。一緒にいる間に語学力を伸ばせるかどうかは、本人の努力次第です。
因みに、反対側の言語を学ぶパートナーを見守る側からすると…。自分の母語を学んでいる誰かと一緒にいるのは楽しいものです。相手の脳に1単語ずつ理解できる単語が増えていくのは、嬉しいもの。
自分の学んでいる言語を練習させてくれるパートナーがいるのであれば、アウトプット、インプットの機会をおおいに活用しない手はありません。ここぞとばかりに知った言葉を試しまくり、間違えまくることができますね。
国際恋愛で英語が話せない→手っ取り早く話せるようになる方法
英語をマスターするには、まずリスニング力をあげるのが重要です。
リスニング力を上げるとは、
聞いた音を真似して聞こえた音を完璧に自分の口でコピーできるようになる、ということ。この学習方法は、「シャドーイング」といいます。
詳しい学習方法はこちらをご参照下さい。↓
重要なのは、頭を英語漬けにすることですね。日本語に一切触れずに英語漬けにしてインプット、アウトプットを繰り返すうちに段々と話せるようになっていきます。
今は昔とは違い、Youtubeや、様々な映像サービス、語学教材、アプリなど、色々と身近に利用できるものがあり、独学で言語を学ぶ環境はずっと整っています。自分に合う学習教材を是非探してみてください。
英語学習中に棄てるべき4つのこと
手っ取り早く英語を自分のものにするには、以下の4つを棄てることを意識することをおすすめします。
間違えたら恥ずかしいと思うこと/間違えてはいけないと思う心
学習中は、「間違えて当たり前」です。練習のための発言をしない事の方が罪深いです。どんどん発言することが重要です。
聞きなおすのは恥ずかしいと思う心
相手の言っていることが聞き取れなかったら、すぐ聞き返します。誤解が残る方が問題です。
笑ってごまかす、流す癖
理解できない時、わからない時、笑ってなんとなくごまかす日本人特有の癖も棄てます。わからなかったら「どういう意味?(What do you mean?)」と聞き返します。
今、この瞬間に学習しない面倒がる心
毎日1分1秒が学習の機会です。言語は特に毎日スキマ無く取り組むのが重要です。「今」やることを心がけます。
国際恋愛で英語が話せないのは辛い…英語を話すパートナーと生きていて思うこと
私の夫は、スペイン語が第一言語です。2人で話す時は英語ですが、お互いがお互いの言語を学んでいるのでスペイン語と日本語が間に混ざります。
英語は2人ともネイティブに近いレベルであるため、ミスコミュニケーションが発生したこともありません。一緒に過ごして3年程が経ちますが、コミュニケーションで困った状況に陥ることはないです。お互いの家族と話す時には、お互いが通訳として機能します。
以前、私はヨーロッパで勤務していたのですが、その時夫に勤務地に来てもらったことがありました。その時も、現地の人とのコミュニケーションについて私はもちろん夫も全く問題はなく、全てがスムーズでした。
世界中で生きるために必要なスキルとして、現在、英語ほどに素晴らしく機能するものは他にありません。
もし英語が話せなかったら…。夫と出会うことは無かったですね。
今は夫と出会えたことに感謝が止まらず、過去、辛かったけれど毎日英語を学ぶことを諦めなかった自分に「ありがとう」を伝えたいです。そして、同様に英語を学んでくれた夫にも感謝です。
国際恋愛で英語が話せないのは致命的? まとめ
ちょっと厳しいことを言います。
通常、恋愛というのは、自分と同じような環境にいる人間に出会い、その人とコミュニケーションをとる中でお互いに惹かれ合って生じていくものです。国際的な環境で働いていて、誰かに出会い、相手がたまたま外国人だった、というのはよくあることです。
一方で、ただ「国際恋愛」に憧れていて、国際的な環境からも遠い生活をしていて将来的にも日本的な考え方の中で生きて行きたい場合、将来その恋はかなりの可能性でうまくいきません。
憧れているだけで、言語を学ぶ意志も無いのであれば、将来的に海外で居住する際パートナーに負荷が生じます。昔ならまだしも、情報・コミュニケーションににシビアな昨今です。相手としては、自分に負荷がかかるかもしれない相手をあえて選ぼうと思うでしょうか。
世の中には、相手とコミュニケーションを取る際の言語レベルについて、「相手側の言語能力はつたなくとも良い」という方もいるかもしれません。または、相手の方が、とても日本文化に精通していて、日本人側が他の言語を学ばなくて良いケースもあるかもしれません。しかし、こういうケースは稀です。
よりよい生活を創り上げるため、誰でも一生を添い遂げる相手を探す時には基本的に「自分と相手がお互いを十分に理解し合えると考える人」を選択します。要するに、同じ知識レベルと感じられる人間です。
そして、世界で一般的に共通言語として話されている言語は英語であり、英語を話すことができれば、90億人、世界の20%の人々と言葉が通じるようになります。
「国際恋愛」に憧れるのであれば、国際的な人間になって国際的な環境に入ることを目指すことをおすすめします。憧れ、情熱は強い原動力。この原動力があれば、どんな言語でもマスターできます。どこの国の人間でもその地域の言語を習得できているわけで、必要なのは、その言語に浸かることだけです。
英語を話せるようになると、得られるものばかりです。失うものは何一つありません。
あなたが素敵なお相手と出会えますように!