国際結婚て大変?本当のところどうなの?
そんな昨今ですが、まだ国際結婚は珍しいですね。たまにこんな質問を受けます。
結論を言いますが、国際結婚だから大変、ということは無いですね。
これ書いてるのは2020年です。今、国際結婚カップルって日本に3%もいるんですよね。
しかも東京にそんなカップルが居住してる割合は高く、結構見かけるようになりました。
世の中随分と変わりましたね…。
20年程前は外国人は滅多に見かけなかったのに。
今は多くの皆さんも様々な言語を話すようにもなりましたし。
距離があってもインターネットで出会うことは普通だし、国際結婚への敷居は低くなりましたよね。
こんにちは、れとです。
2019年にコスタリカ人マニュエルと結婚しました。
一緒に住み始めてたった10か月ですが、私の国際結婚生活体験談を記しておこうと思います。
マニュエルとの馴れ初めはこちらに書いています。
この記事で分かることは、これです。
とあるコスタリカ人と結婚した日本人女性の国際結婚体験談
では、お話していきますね!
国際結婚は大変か
人によりますが、私の場合全然大変じゃないです。
実際のところ、相手次第ですね。
私はマニュエルと付き合う前に日本人と付き合っていましたが、その時の精神状態の方がよっぽど不衛生でした。
その時からすると随分と健康に感じています。
「国際結婚」だから大変だ、という事では無いと思うんですよね。
相手が外国人であるということだけで発生する大変さというのは感じたことはありません。
手続きも淡々とすれば良いだけですよ。大変な事は特にありませんでした。
これから国際結婚をされる方は不安かもしれませんが、手続きは時間こそかかるもののどうってことありません。
マニュエルと結婚して驚いたこと
それでも、でもなんかやっぱりあるんじゃないの?異文化でびっくりしたとか困ったこと。
う~ん…
付き合いだした時から今までで、たった2年間。
その上その期間の半分は遠距離恋愛なので実質1年くらいしか一緒にいたことが無いんですよね。
そんな中驚いたこと。
うーん。しいて言えば…。
納豆
一回、日本で回転ずし店入った時に、納豆巻きに挑戦してもらったんです。
マニュエル、思いっきりかぶりついたと思ったら、数回噛んで、次の瞬間に全部吐き出しました笑。
はじめての発酵した豆にたいそう驚いた模様です。
(ごはん中の方ごめんなさい。)
彼は今では納豆が大好きで、納豆を買いに出かけるくらいですけどね笑。
因みに、マニュエルは日本食全般大好きなので、私の作る食事を残さず食べてくれるのが、私は涙が出るほどありがたいです…。
いつも食べてくれてありがとう、って拝んでます。
何でも食べてくれるのって精神衛生的にとても重要です。
通訳
お互いの家族と過ごす時は、どうしても通訳作業が必要になる時はありますね。
家の場合、マニュエル家はスペイン語で、れと家は日本語なわけですが、超超ラッキーなことにお互いの言語を勉強していた過去があったので、なんとかコミュニケーションはとれてます。
まぁ、今は家族とのコミュニケーションはお互いの通訳がなくても大丈夫です。
通訳アプリもあるし。
ラテン系すぎるノリ
マニュエルは、超ラテン系なんですよね。
もう、あのデスパシートのルイス・フォンシみたいなノリの世界で生きてきたわけです。
なので、どこでもベタつきたい。
一回、私の頬に噛み付いたまま歩いてたら、まじで浅草のおばちゃんに怒られて本当に怖かったです。私はもう怒られたくないです。
マニュエルが日本文化に触れて驚いたこと
しいて言うなら。
あと、テラスハウス見てたある日、こんな事を言ってましたね。
日本って、デートの前に「告白」しなきゃいけないの??
これはお互い気まずくない?プロポーズみたい。
驚いたことは、こんなもんです。
あと、日本人の丁寧な振る舞い、所作にとても感動していました。
彼は、日本文化が大好きな上に、とても神経が太いのでどこでも柔軟に生きていけます。
神経質な振る舞いは若干日本人のようでもあります。(たぶん私よりも日本人ぽい。)
その他大変かもしれないこと
その他、物理的に遠い場所に住むことになる可能性が高いために発生する問題もあります。
家族にすぐ会いにいけない
親兄弟に何かあった時、緊急事態にすぐに行けないこと。
本当に何かあった事がまだ発生していませんが、その時どうしたらすぐ帰れるんだろうと思うことは多々あります。
医療、社会福祉制度を利用しづらい場合がある
医療保険などが適用できない場合、本当に大変です。
日本は、医療制度は本当に優れていますからね、普段あまり気にしないんですよね。
どこに住むかを決めるに当たっては、医療保険がちゃんと適用される場所を選ぶ必要があります。
知らない土地に住むと、それだけで体は影響を受け、様々な症状が出ることがあります。
病院に行って、保険適用できず数百万円、数千万円もの医療費がかかる場合があります。
このリスクは事前に確認すべきです。
国際結婚耐性が無いと思うならやめた方がいい
恐らく外国人と付き合う、または結婚するということに至る方というのは、それなりに異文化に柔軟性がある方なのだと思います。
不安を抱く方は、そういった柔軟性を持っていないけれども恋に落ちてしまった人。
今恋に落ちている方には厳しい事を言うようかもしれませんが…。
伴侶選びは相手の宗教などの背景も含め、自分のライフスタイルに合っているかを十分に確認することをおすすめします。
結婚は一生続く予定の契約です。
私の友人は、国際結婚の離婚手続きに5年を要しました。
裁判所に通うのも本当に大変そうでした。こうなったら本当に大変です。
こうなった時は、本当に「国際結婚は大変」ということなのかも…。
今一緒にいる相手との間に違和感があるなら、きちんと立ち止まって自分の人生が良い方向に進むかを確認し、大丈夫だと思えるなら前に進みましょう。
人を好きになる、ということは素晴らしいことです。
でも、時に好きになってはいけない人を勝手に脳みそが好きになることがあります。
そんな時は、辛いけれど冷静に自分の気持ちを押し留めるのが正解の時もあります。
好きな気持ちに従って暴走すると、後で酷い目にあいかねません。
将来を見据えた時に、今一緒にいる相手と、自分が幸せになれるかどうかを一歩踏みとどまって見極めて下さい。
異文化間のコミュニケーションは時に大変な時もあるかもしれません。
しかし、異文化の世界に飛び込んでいく覚悟があって、相手も自分が選びたい相手なら、国際結婚に大変なことは特にありません。
私的には、今の世の中もはや日本人だろうと外国人だろうと何も変わらないように感じています。
あえて言うなら、話す言語を切り替える必要があるくらいですね。
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国際結婚は大変?色んな話を聞くけど、実際経験していることを淡々と書いてく まとめ
私はアメリカに初めて住んだのが20歳くらいの時に留学をした時。なので、欧米文化に馴染みがあります。
そしてマニュエルはアメリカの映画で育ったヒスパニック。
という事で、たぶん元々文化背景の捉え方、日々の動作、そういった事にはあまり違いは無かった、それが異文化間でも何も問題が無い一つの要因かもしれません。
まとめると、国際結婚だろうが、国内結婚だろうが、大変かどうかは人による。
大変な時は大変だし、そうじゃない時はそうじゃない。
そして、私の理解では、今は世界中から相手を選ぶことができる世の中になったということです。
だからといって、相手の文化が自分に合うとは限らないので、ちゃんと結婚前に見極めましょう。
男女互いに母数と選択肢が増えていいですね。