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【ボスニア・ヘルツェゴビナ】サラエボおすすめ観光名所をお散歩

ヨーロッパ

ボスニア・ヘルツェゴビナという国の名前をご存じですか?

ちわわ
ちわわ

うーん…。聞いたことあるけど、どこにあるかは知らないなぁ。



ボスニア・ヘルツェゴビナは、ヨーロッパの東側、バルカン半島にある「旧ユーゴスラビア」の国の内の一つです。

アドリア海を挟み、ちょうどイタリアの真向かいに位置しています。

クロアチアを西隣、セルビアを東隣りに有しています。


ボスニア・ヘルツェゴビナは、ヨーロッパとアジアの文化の交差点。

実は不思議な魅力がたっぷり詰まった国なんですよ。

この記事では、この国で暮らした私的におすすめな、魅力たっぷりのサラエボの観光名所をお散歩形式でご紹介します。

それでは行ってみましょう!

ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボおすすめ観光スポット

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボ。

第二次世界大戦が勃発した場所として有名なうえ、1992年から1995年にはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が起こりました。

国全体で戦闘が繰り広げられメディアでも大きく取り上げられたことから、戦争のイメージが強い方もいるかもしれません。

しかし、今は観光目的で行くのであれば、全く治安に問題はありません。

今のサラエボには、とても穏やかな空気が流れているんですよ。


このお散歩ではサラエボの旧市街地域を歩きます。

サラエボの旧市街地域は、東西に伸びる一本の歩行者天国、フェルハディヤ(Ferhadija)というメインストリートを中心として広がっています。

旧市街地区の中でも、東側のトルコ帝国支配時代に築かれた旧市街地区は「バシュチャルシア」と呼ばれています。

そして、バシュチャルシア外の西側は、オーストリアン・ハンガリー帝国統治時代に作られた旧市街となっています。

そのため、サラエボの旧市街は、歩いていると突然、トルコっぽい風景からオーストリアっぽい風景に変化します。

それでは、東側から早速歩いてみましょう。

バシュチャルシア(Baščaršija)

バシュチャルシアは、地図上で明るくなっている四角い地域です。

市庁舎 ビエチニツァ(Vijećnica)

バシュチャルシアの東の端でまず出迎えてくれるのは、市庁舎ビエチニツァです。

この建物は、オーストリアン・ハンガリー帝国時代に建設されました。

1992年、紛争中には砲弾を浴び大きく損傷しましたが、今は復元され、現役で市庁舎の一部として利用されています。

中の装飾も美しく、コンサート等も開かれています。

住所   : Brodac 1, Sarajevo, BiH.
営業時間 : 毎日10:00 – 18:00
https://www.vijecnica.ba/


この市庁舎のすぐ横から旧市街地区に入っていきます。

旧市街内に入りました。

こちら側から入ると風景はトルコ風です。低い階層の建物が立ち並びます。

突然ですが、ボスニア・ヘルツェゴビナの伝統料理といえば、この2つ。

  • チェバッピ
    (羊肉にスパイスを混ぜ、ソーセージ型にしてグリルしたもの)
  • ピタというパイ焼き
    (肉が詰まっているパイ。)

旧市街では、このチェバッピとピタの香ばしくて焦げたような匂いが漂っています。

セビリ(Sebilj)

ここは中央広場的な場所です。

トルコ時代に建てられた噴水、セビリが建っています(写真中央の緑屋根)。

この辺りはいつも人通りが多く賑やかです。

セビリの周りには、たくさんの鳩がいつもいて、人と戯れています。


すごい量の鳩です。ほんっとに凄い量なんですよ。怖いレベル。


引き続きメインストリートを歩きます。

トルコランプが色鮮やかで綺麗です。

カーペット等も販売されています。

トルコの影響が強いですね。

この日、メインストリートの脇道には屋台も出ていました。

歩行者天国なので、道路の真ん中です。

じゃがいもをスライスして串に刺したものや、ドーナツ等が売られています。

因みに、1KMは60円くらいです。

この先から、オーストリア・ハプスブルグ区画に変わります。

バシュチャルシアの外

建物が突然石造りの背の高い重厚な物に変わりました。

建物の色もパステル調に変化です。

イエスの聖心大聖堂(Katedrala Srca Isusova)

この地区にある大きなカトリック教会の大聖堂です。

イエスの聖心大聖堂(Katedrala Srca Isusova)

住所   : Brodac 1, Sarajevo, BiH.
営業時間 :夏 9:00 -17:30(月曜除く)
      冬 9:00 -16:00(日曜、月曜除く)


そのまま通りを歩くと、今度は市場に辿り着きます。

市場(Gradska tržnica)

この市場では、肉、卵、チーズ等を入手することができます。

この辺りではなかなか手に入らない豚肉も、ここの17番のお肉屋さんに行けば入手できます。

住所  :Mula Mustafe Bašeskije 4a, Sarajevo 71000, Bosnia & Herzegovina
営業時間:6:00 – 17:00

ストリートをそのまま真っすぐ歩いて行きます。

この辺りには、レストランやケーキ屋等が並び、人通りも多くなっています。

スリも多いので、気を付けてください。

そのまま、20分程歩き続けます。

アリパシャ・モスク(Alipašina džamija)

1500年代に建てられた美しいモスク、アリパシャ・モスクに辿り着きました。

住所  :Hamze Hume, Sarajevo 71000

このコースは、大体30分程です。

ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボおすすめレストラン

お腹が空いたら、腹ごしらえです。

サラエボの食文化は素晴らしいんです。本当に何を食べてもおいしい!

トルコ料理やイタリア料理に影響された、この地域ならではの美味しい食事。

そして、信じられない程に何を食べても安いんです


観光地でお財布の心配をしなくていいのは本当に嬉しいですよね。

ここだったらお腹いっぱい食べられます。


本当においしいので、半日観光などで来た場合でも何か召し上がって下さいね!

ジェニータ(Dženita)

サラエボの地元料理が食べられるお店です。

この地方ではスパイスで煮込んだ料理が多いです。

日本でも食べられているロールキャベツとかそういう料理に似てますね。

ピーマンの肉詰めや、ブドウの葉に肉を詰めた物がうまみたっぷりのスープで煮込まれて、とろとろ。

その上にサワークリームがかけられていて、さっぱりと頂くことができます。

サラエボではアルコールが提供できないお店もあるのですが、このお店ではアルコールの注文も可能です。

ジェニータ(Dženita)

住所  :Prote Bakovića 10, Sarajevo 71000
営業時間:8:00 – 22:00

ドゥヴェリ(Dveri

このお店は、ジェニータの隣にあります。

美味しい肉料理、シーフード料理が取り揃えられているお店。


サラエボならではの料理なんですが、この地方では珍しい豚肉も提供してくれます。

そして、このくるくるパンがおいしいんです!

売り切れが多いんですが、たまにありつけると本当に嬉しかったです。


私は、ここのムスカリツァという煮込みスープ料理が大好きでした。

ここもアルコールも飲めます。

ドゥヴェリ(Dveri

住所  :Prote Bakovića 12, Sarajevo 71000
営業時間:8:00 – 23:00

チャクム・パクム(Cakum Pakum)

このお店は、イタリアンです。

そして、はずれなし!

どのパスタもイタリアばりに美味しいです。

そして雰囲気も可愛い。

小さなお店なんですが、とても居心地がよくて一人で通っていました。

ここはアルコール出てこないんですが、搾りたてのフレッシュジュースが本当に美味しくて、おすすめです。

チャクム・パクム(Cakum Pakum)

住所  :Kaptol 10, Sarajevo 71000
営業時間:8:00 – 23:00

ミニストリーオブツェイフ(Ministry of Ćejf)(カフェ)

ここはトルココーヒーではない、普通のカフェです。

トルココーヒーはどこでも見つかるのですが、なかなか普通の美味しいコーヒーが飲めるお店が無く、ようやく見つけたお気に入りの場所。

コーヒーだけじゃなく、ケーキもおいしい。

そしてお洒落。

かわいいノラ猫もいます。

ミニストリーオブツェイフ(Ministry of Ćejf)(カフェ)

住所  :Kovači 26, Sarajevo 71000
営業時間:8:00 – 23:00

【ボスニア・ヘルツェゴビナ】サラエボおすすめ観光名所をお散歩まとめ

少し不便な地域に位置していて簡単に行くことはできないのですが、サラエボは不思議な雰囲気を持つ本当に魅力的な街です。

近くに来ることがあったら、是非立ち寄ってみてください。

半日程でも十分に楽しむことができますよ!

ボスニア・ヘルツェゴビナに来るなら、オーダーメイドの旅がおすすめです。


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サラエボに興味を持たれた方は、こちらもどうぞ。↓

サラエボでの生活を元に小説にしています。


そして、ボスニア・ヘルツェゴビナの南の美しい古都、「モスタル」もどうぞ!↓


先日、NETFLIXで「サラエボ」という映画を見たんですが、これがなかなかサラエボの雰囲気が伝わる作品でした。

今はボスニア語が3民族の共通言語(それぞれの民族ごとに若干の違いはあります。)ですが、1914年当時は、ハプスブルク家下だから、劇中ドイツ語が共通言語なのがとても不思議な感じ。


しかし、これがサラエボ事件の真相だとしたら、人間て本当に悲しい動物だと感じます。


ボスニアのことをもっと知りたい方にはおすすめの作品です。

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