この記事は、ブルガリアの旅行録です。
行ったのは、数年前の夏。
現地に友人がいたため、「地元民一押し」の深いブルガリアを知ることができる観光スポットに行きました。
ブルガリアといえば、ヨーグルトですよね。
実際、現地では、「これでもか!」という程にヨーグルトが出てきましたよ笑。
でも、ブルガリアの魅力は、ヨーグルトだけじゃないんです。
特に美しかったのが、リラ・マウンテン。
この記事では、リラ・マウンテンの魅力の他、以下をご紹介します。
ソフィアは、この記事では触れていません。
本当のブルガリアらしさを見てみたいなら、ソフィア以外の都市に行かれることをおすすめします。
それでは、地元民おすすめのブルガリアを紹介していきますね!
ブルガリアの観光スポット ブルガリアってどこ?
![ちわわ](https://letolog.com/wp-content/uploads/2020/09/chihuahua-left.jpg)
ブルガリアってどこだっけ…??
ブルガリアの場所…といっても、すぐに出てこないですよね。
ブルガリアは、黒海に面するバルカン半島にある一国です。
北はルーマニア、西はセルビアと北マケドニアと接しており、南にはギリシャとトルコがあります。
ブルガリアの観光スポット リラ・マウンテン Rila Mountains
今回ご紹介するのは、リラ・マウンテン。
リラ・マウンテンは、首都ソフィアの南、2時間程の場所にあります。
リラ山脈は、ブルガリアとバルカン半島で最も高い山脈です。
7つの美しい湖があることで有名です。
この山を見るには、山登りが必要。丸一日かかることを想定する必要があります。
最初の湖に辿り着くまでの数時間が結構しんどいですね。
ひたすら斜面を登りました。
そして、突然開けた風景はこんな感じです。
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まるでファンタジー映画の世界のような光輝く世界です!
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太陽の光がとても強くて、実際光が反射した風景はキラキラと輝いていました。
(太陽の光が強いので、日焼け止め必須です。)
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この時はほとんど人が歩いていませんでした。
地平線が見えます。
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この山には商業施設などもありません。
自然そのままです。
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壮大な自然に囲まれて、自分が小さく感じられます。
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一日山を歩き続けへとへとでしたが、あの美しい風景は今でも思い出します。
是非ブルガリアに行ったらリラ・マウンテンを訪れてみて下さい。
ソフィアからは、車両で行くことができます。
日本語でツアーを作ってもらえる旅行会社をお探しなら、こちらの会社が便利です。
ブルガリアの観光スポット ヴェリコ・タルノヴォ Veliko Tarnovo
ヴェリコ・タルノヴォです。
こちらは、首都ソフィアから3時間程東に行ったところにある場所です。
ヴェリコ・タルノヴォは、ブルガリアの最古の集落です。
紀元前3千年紀には人が居住していた痕跡があるとのこと。
14世紀には、ブルガリアの首都として機能していました。
第3のローマと呼ばれた時期もあったようです。
そんな背景から、歴史的な建造物がたくさん見られます。
街の外観はこんな感じ。
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カラフルな建物の数々が、丘を見下ろすように建っています。
遠くから見ると、まるでレゴのようでした。
旧市街現在観光地化されていて、陶器や刺繍、レース、木彫りの小物などの店も並んでいて、歩くだけで楽しいんです。
お土産さがしのための時間を準備しておいた方が良いです。
そして、もう一つ、この地で見逃せないのが、ツァレヴェッツの丘の城壁です!
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オスマントルコ帝国軍にこの地が攻められた際、要塞として機能した城塞。
遠くからでも目立つその城壁の造りは本当に美しいです。
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中に入ることもできます。
中には、歴史を伝える少しおどろおどろしい芸術作品の数々が飾ってあります。
Tsarevets ↗
Tsar Asen Square, Veliko Tarnovo 5000
TEL: +359 885 105 282
営業時間:
4月-10月: 8:00 – 19:00
11月-3月: 9:00 – 17:00
エタル野外民俗博物館 Ethno village Etar
よくブルガリアのツアーに含まれている、バラの丘で有名なカザンラクから一時間程の場所にあるのが、このエタル野外民族博物館です。
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ここは、水がテーマのテーマパークで、18世紀~19世紀前半の生活様式を伝える博物館です。
上の樽は、洗濯機だそう。
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脱穀機や、馬車、水車など、日本でも見かけるような、ひと昔前に利用されていた様々な道具が展示されています。
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こちらの糸も、水力の糸巻き機で巻かれていきます。
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他にも昔ながらの菓子屋や、土地特有のジュース屋、染物屋、絨毯屋、牛のベル屋など、たくさんの店が軒を連ねています。
見ているだけでわくわくします。
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砂糖の固まりのようなこれらの甘いお菓子。
多くの人が食べ歩きしていました。
ブルガリアの人々のひと昔前の生活を学ぶことのできるこちらの博物館。
カザンラクに行った際には、是非足を伸ばしてみて下さい。
Ethno village Etar
住所:ul. “General Derozhinski” 144, 5309 Gabrovo,
TEL: +359 66 810 561
営業時間 :9:00~19:00時
ブルガリアに来たら、見逃せない食べ物、飲み物
ブルガリアに来たらこれ!という飲み物、食べ物の数々をご紹介します。
まずは、やっぱりヨーグルトです。
アイリャン
このヨーグルトドリンクは、アイリャンと呼ばれていました。
どこに行っても、皆さんこれをジョッキでごくごく飲んでいましたよ。
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ヨーグルトは、煮物やキャセロールなど、他の料理の上にもよくかかっていました。
本当にヨーグルトの国なんですね。
ショプスカサラダ
こちらは、ミックスサラダです。
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上にかかっているのはチーズですね。
空気が違うのかなんなのか、サラダがやたらおいしく感じるんです。ブルガリア。
ケバプチェ
この地域でよくお目にかかる、中東地域風料理、ケバプチェ。
動物の肉をミンチにして、ソーセージ上に丸めたものや、肉をそのまま串焼きにしたものなど。
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レモンを絞って頂くんですが、スパイスとの調和がとてもよくて、肉もジューシーで美味しかったです。
ターラトールスープ
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にんにくの効いた冷たいスープです。
ひんやりしつつ、にんにくの匂いがふわりと口に広がります。
夏に食べたい一品です。
ブルガリアの不思議な文化、慣習
日本人の目から見るとちょっと不思議なブルガリアの慣習をご紹介します。
「はい」は、首を横に。「いいえ」は、首を縦に。
ブルガリアの方は、
「はい」って言いながら、首を横に振ります。
「いいえ」って言いながら、首を縦にふります。
そう、他の多くの国と逆なんです!ジェスチャーが!
ブルガリアの方は、英語で話しててもこのジェスチャーが変わらないので、時にとても混乱します。
どういう経緯でこうなったのか興味深いです。
亡くなった方を忘れない
ブルガリアの東の方の村に行くと、こんな張り出しをよく見かけます。
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どこの家のドアにもたくさん…。
なんと、これらは、亡くなった方をお知らせする掲示なのだそう。
しかも、期限は基本的になく、ずっと貼られているんだそうです。
町中に貼られているので、他の地域から来ると結構な違和感を感じます…。
これまた興味深い文化ですね。
【地元民とめぐるブルガリアの観光スポット】リラ・マウンテン他、一押しの観光地をチェック! まとめ
というわけで、今日は深いブルガリアを学べる観光地をお届けしました。
どこも見逃せない魅力的な観光地です。
ということでした。
ブルガリアへの旅行なら、ツアー会社を利用しても個人で組み立ててもいいと思います。
(英語は通じないところがあります。)
日本語でのツアーを旅行会社のお願いしたい場合は、タビナカで組み立ててくれます。
タウンライフでも旅行を組み立ててくれます。見積りを両方からもらって比較してもいいですね。
その他、個人で組み立てる旅程をお探しの方は、個人的にはアゴダがおすすめです。
>>> Airbnb
それから、このブルガリア旅記録を小説風にしたのが、こちらです。
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