もう、遠距離恋愛疲れた…。無理かも。なんか、前より心も通じなくなってきた気がする。
電話したくてもなかなか時間も合わないし。関係を保たなくちゃっていう義務感でストレスの方が上回って来てる気がする。どうしよ。
こんな悩みをお持ちですか?
遠距離恋愛は辛いですよね…。何が辛いかって、会えないから関係性に確信が持てないのが辛い。私は、濃い霧がかかった道を手探りで1歩1歩歩くような気持ちでした。何も指針が無くて、つかまる何かも無い。不安だらけの真っ白な闇。
こんにちは、れとです。仕事柄、世界を転々として生きています。
国際恋愛歴は15年程、引越の度に出会いと別れを繰り返しました。夫とは2年程に渡る遠距離恋愛/結婚を経て今は一緒に暮らしています。夫はアメリカ在住でしたが、私は1年東ヨーロッパ、1年日本に住んでいました。それぞれ、お互いを訪問するのに片道15時間かかる場所です。
先の見えない遠距離恋愛。それぞれのカップルの事情により環境や心境は違いますが、毎日先の見えない関係性を続けることに疲れて、放り出したくなってしまうこともあるものです。この記事では、そんな疲れたときに考えられることをご紹介しています。
この記事は、こんな方におすすめです。
恋愛を続けるか、それともこれからも続けるか…。大きな選択肢です。しっかり考えて未来を選びたいですね。まとめにも重要なことを記載しているので、最後までご覧ください。
それでは、お話していきます。
国際遠距離恋愛|疲れた…と感じたときにやるべき5つのこと
国際遠距離恋愛で「疲れた…」と感じてしまったら、2人の関係も含め、今の生活を見直すときです。考えるべきことは、以下の5つです。
1つずつ見ていきます。
2人で未来について話し合い、具体的に計画を練る
これが何よりも重要です。大事なので、もう一度言います。
2人で未来について話し合ってください。
2人で建設的な未来の話をすると、その日を目標にする心理が働きます。別に結婚だとか、そうした大きなことではありません。以下のような内容について話します。
2人で物理的に会う予定が確定すれば、毎日の連絡を「さらに意味のあるもの」に変えることができます。
2人の関係がこの先、互いの一致する方向に展開するか確認する
「2人とも同じ方向性、未来に向かって交際している」というのが片方の思い込みということがあります。恥ずかしいのですが、私にあった過去です。
日本とヨーロッパ間で1年以上付き合っていた方がいて、何度も彼のところに通っていたんですが、1年経って
「実は、結婚は一生したくないんだ。だけど、こうして会いたいときだけ会える関係でいたい。」
といわれました。
本当に好きでしたが、結婚せずに遠距離恋愛を永遠に続けるなど私にはムリでした。かなり泣かされました。最終的に方向性が一致していないのに、毎日一生懸命遠距離恋愛を続けるのは本当に無意味です。2人の方向性が一致しているかは早い段階で確認すべしです。
お互いの存在を大切に思えているか確認する
お互いの気持ちを確認するのも重要です。なぜなら、人は「現状を変えるのを嫌がるから」です。
本当はもう気持ちは無いのに、それを言いにくいからお互いに伝えていないだけかもしれません。それで惰性で関係を続けるのは無意味です。
恋愛を楽しいと思う気持ちよりも、面倒さが上回っているか考える
恋愛を楽しいと思うよりも「辛さ」や「面倒さ」が上回っていないでしょうか。もしも辛さが上回っている場合は、その恋愛を続けること自体を見直した方がいいかもしれません。
たとえ遠距離恋愛だとしても、お互いへの愛情があれば、連絡について楽しみにすることはあっても面倒に思うことはありません。
関係が面倒すぎると感じるなら、一時的に連絡をとらず気持ちを確かめてみる
関係を続けるのが面倒であれば、一時的に連絡をとらないことを提案してみるのをおすすめします。お互いに気持ちがあれば、また戻ります。どちらかの気持ちが離れすぎていれば、そこで終わるべくして終わる恋愛になります。
なぜ国際遠距離恋愛はこんなにも疲れるものなのか
なぜ遠距離恋愛はこんなにも疲れるものなのでしょうか。疲れる原因は以下のとおりです。
1つずつ見ていきます。
恋愛をすれば、近くにいたいと思うのは当然
通常、恋愛をするときは基本的には相手がそばにいるのが当然です。近くにいて手をつなぎ、抱きしめ、キスをし、愛情を表現するのが普通です。昔は携帯もタブレットも無かったので、「この人と一緒にいたい」と思ったら、ばらばらにならないように、どこでも一緒に行くしかなかったんですよね。人間は、そうやって何万年も命を繋いできました。
それが、今は連絡手段があることで「遠距離恋愛」が可能になりました。通常、恋愛関係にある人々は相手に可能な限り会いたいと感じます。一方で遠距離恋愛同士だと、会えるのは何週間か何か月間に1度です。
頭では「遠距離恋愛だから仕方ない」と考えても、身体と心は無意識に恋愛相手に対し「通常の恋愛関係」を期待します。
これが、ストレスになるんですね。
国際遠距離恋愛には、お金、時間、忍耐がより大きくかかる
国際遠距離恋愛にはお金がかかります。
1度相手に会いにいくだけで20万円ほど、時間も15時間ほど、会えるのは4か月に一度。会いたい一心でいましたが、本当にしんどいものです。どれくらいお金がかかるか、忍耐を必要とするか、この辺りを見誤っていると、早期に破綻します。
お金、時間、忍耐の問題を乗り越えるには、お互いの経済状況への理解、状況への覚悟、強い情が欠かせません。
国際遠距離恋愛で疲れをもたらす3つのこと
国際遠距離恋愛あるあるです。以下は疲れを助長します。
メッセージへの返信のタイミングが遅い
メッセージへの返信は、基本その日に見込めません。互いに出張に出てたりすると、下手すれば2日後もありえます。テキストメッセージへの返信は、2日以内くらいに来ればヨシッという感覚です。
話せるタイミングが少ない
話せるタイミングは、お互いに働いていると限られることが多いです。話せるのは土日のいずれか一日だけということが多かったです。
触れ合えないことで、相手が遠のいていく感覚がある
時間が合わない、触れ合えない、と相手の気持ちに確信が持てなくなります。これは言葉でカバーするしかないのが辛いところです。
遠距離恋愛で疲れたら、自分の時間の活用に視点をすえるススメ
遠距離恋愛にはデメリットしかないように感じます。実際デメリットばかりなのですが、メリットとして考えられることといえば、「1人でいる時間が自由」ということ。この時間に自分がしたいことをするのも手です。2人になると、実際のところ自分の時間は1人だった頃よりもなくなります。
自分自身を他のことで忙しくしていれば、恋愛のことばかりを考えることも避けられます。
1人でやっておくことリストとしては、以下のようなものがあります。
旅行
1人、または友人との旅行です。一緒に住むようになれば、1人で旅行することも、相手が興味のない場所にも行きにくくなります。
旅行サイトは、国内・国外に関わらず、私は以下2社を利用しています。とくにアゴダは、最大75%Offがありえるんです…。これにあたったことがあり、日本で超高級なホテルに超安価で泊まれました。
スポーツ
空いた時間を有効利用してスポーツに挑戦して、何かできるようになるのもよいことです。ダンス、スキー、スノーボード、ロッククライミングなど、1人だからこそ時間に自由がきき、好きなだけ励むことができます。
ゲーム
やっておきたかったゲームなどは、思いっきりやっておきます。2人になると、相手がゲーマーでない限り、ゲームをすることもなくなります。
映画
私は駐在先でもっぱら映画を見ていました。今は、ネットで映画が配信されています。おかげでどこの国に滞在していても好きな映画を見れるのはありがたい限りです。英語字幕付きで見れば、見ているだけで英語も伸びます。
映画は、以下のVODならジャンルも多く、見るものが尽きないですね。
Huluは2週間、U-Nextはなんと1か月間も「無料キャンペーン」をやっているので、利用してみたかった映画をタダで見てしまいましょう。この間だけサービスを試して、やめるのももちろんOKです。
言語を学ぶ
相手と会わない間に語学力を伸ばすのもおすすめです。あなたのことを好きな相手であれば、会う度に語学力が上がっていたら…惚れ直しますよね?
英語を伸ばしたいなら、ネット上で仕事の合間にできるスタディサプリやネイティブキャンプを使えば生活を本格的に英語漬けにできます。スタディサプリは無料お試し期間があります。英会話を伸ばしたい方はとりあえず取り組んでみて、自分好みかどうか見てみるといいと思います。
まとめ
遠距離恋愛で疲れを感じたら、関係性を見直すときです。
先が見えなくて不安に思っていること、相手の気持ちを確かめたいこと、そうしたモヤモヤを相手に直接話してみましょう。相手があなたを本当に思ってくれていれば、あなたの不安を解消するための言葉が返ってきます。
そして、近い将来のこと、遠い将来のことを話し合ってみてください。あなたのことを真剣に考えていれば、安心する答えをくれるはずです。
もし、自分の不安を話すことができないと感じられたり、将来のことを建設的に話し合うことができないのなら…。その関係を続けるのは難しいのかもしれません。
とくに不安定な国際遠距離恋愛では、お互いの方向性がある程度一致していることを確かめられなければ、うまくいきません。
次回はいつ会えるのか、あとどれくらいで一緒に住むことができるのか。目標を2人で話し合う機会を設け、前に進めていきます。
あなたが、あなたにふさわしい大切な人と幸せになれますように。
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