国際恋愛のあるあるを教えて!ちょっと外国に興味のある人がいるんだけど、国際恋愛を選択したらどんな未来が待っているのか知りたくて。
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、れとです。
仕事柄、世界中を転々とする日々を10年以上を送ってきました。国際恋愛歴は15年を超え、引越つづきの生活のせいで、片手では数えきれない外国の方々と恋愛、遠距離恋愛、破局を繰り返しました。最終的には2年の遠距離恋愛のすえ、外国の方と結婚しています。今はアメリカ在住です。
この記事は、以下の方におすすめです。
✔ 海外の方とお付き合いする可能性がある方
✔ 国際恋愛に興味のある方
因みに、私はヨーロッパとアメリカに滞在していたため、情報がそのあたりに偏ります。それ以外の地域の国際恋愛に興味のある方は、この記事をスキップしていただければと思います。
最後に国際恋愛をうまくいかせる方法について言及していますので、最後までお読みくださいね。
それでは紹介します!
国際恋愛あるある ー ステージ1 恋愛のはじまり
まずは、恋愛がはじまるかどうかの段階です。この段階では、恋愛になるかどうかわからない方との間でも発生する「あるある」を説明していきます。
ここでご紹介するのは、以下の6つです。
1つずつ見ていきます。
ボディランゲージが情熱的過ぎて戸惑う
相手がアメリカやラテン系、ヨーロッパの方だったりすると、ボディランゲージがとても情熱的なことがあります。バイバイする際などにギューッと抱きしめられたりするので、「これは気があるのか?」と思ってしまうほど。
でも、相手は全然気なんかないことは多々あります。情熱的なボディランゲージの方々には意味もなくドキドキさせられ、恋と勘違いしてしまいそうですが、相手には気がないことが多いのでご注意ください。
言語の壁がある場合は、コミュニケーションに戸惑う
言語の壁がある場合は、おおいにコミュニケーションに戸惑います。ただ、言語はこれから伸ばしていけばOKです。大切なのは、フィーリングと2人の方向性が合うこと。言語は後からでもどうにかなります。
ただ、まったく語学をやる気がない場合は、将来的に苦労することになるので、覚悟が必要です。
どこからが恋愛なのかわからない
どこから恋愛なのかわからないのは、国際恋愛でよくあることです。
欧米では「告白」がない地域が多いというのはご存じの方も多いでしょう。恋愛のはじまり方は、なんとなく、が通常。
そのため、いつから恋人なのか、自分たちがどんな関係なのか分かりにくくヤキモキする人もいます。
とくにアメリカにはデーティングという文化があり、付き合いはじめは「お試し期間」で複数の人と同時並行でデートするのが普通という考えの方が多くいます。相手がこの考えの持ち主だと、日本人感覚では気持ちが悪く感じる人もいるかもしれません。
「一体どういう関係なの?」をはっきりする時期は、関係が確定すればやってきます。お互いに「恋人」であることを認め合えれば、正式なカップルです。
テキストを交わしだすと、超失礼になる人がいる
世の中には優しく素敵な人もたくさんいますが、一方でそうでない人もたくさんいます。テキストを交わしだすと、変になれなれしくなったり、失礼なこと、性的なことを直接的に聞いてきたりする人が多くいます。
これは、最初一度会ったとしても、恋愛アプリなどで知り合った場合でも一緒です。最初は相手をあまり信頼しすぎない方がいいですね。下手に信頼すると、傷つくことになりかねません。
日本の慣用句やジョークが通じず、理解しあえないときがある
語学を習っている最中って、日本語の表現が抜けないんですよね。日本語の慣用句など、どう訳してよいかわからず、日本語のニュアンスのまま伝えようとして間違った表現をすることがあります。
相手は、どうにか理解を示してくれようとしますが、お互い理解しあえずに気まずい瞬間になります。
それから、日本で通じるジョークなどもそうですね。外国人には日本のジョークは100%通じないと言っても過言ではありません。
結婚するという概念が無い人がいる
「結婚はする必要がない」と思っている人が多々います。これはそれぞれの国の制度にもよりますが、事実婚などの制度がある国の人などは、結婚の概念が異なることもあります。
相手を好きになってしまってから「結婚は一生考えていない」と言われるとかなり辛い思いをする(数人経験しました…。)ので、自分が結婚に興味を有しているのであれば、早めに確認しておいた方がよいかもしれません。
国際恋愛あるある ー ステージ2 付き合っている最中
付き合っている最中の国際恋愛あるあるです。これは、お互いを恋人だと認めた後あたりのあるあるです。
1つずつ見ていきましょう。
愛情表現がとても情熱的
外国の方は、どこにいても愛情表現が情熱的です。どこでもキス、ハグ、咬みつくなど、公共の場だろうがそうでなかろうが、区別なしです。日本滞在時はちょっと恥ずかしいですね…。
一方で、いつも愛情をしっかり表現してくれるので、安心感があります。見返りなしに愛情を表現してもらえれば、自分も思い切り表現でき、「自分は愛してもらえているのだろうか…」と不安に思うこともありません。
日本食に慣れてもらうのが楽しい/相手の国の食事に戸惑う
お互いの文化に少しずつ慣れていくのは楽しいですね。お互いの知らない背景を知れば知れるほど、ワクワクします。
汚い話ですが、夫がはじめて納豆を食べたとき、納豆巻きにかぶりついたと思ったら、そのまますごい顔でお皿に吐き出しました。その後、すごい後悔した顔してました。今では克服して、納豆大好きですけどね。
お互いの語学力と互いの文化に対する知識が向上する
お互いに新鮮で相手のことを学びたいと思っている期間なので、それなりに語学力や互いの文化に対する知識が増えます。相手に近づきたくて、お互い自然に勉強します。
どこに行くにもセット
欧米の方に多いのですが、カップルになったら「どこに行くにもセット」という概念がある人は多いです。相手の時間が空いているのに、1人で友達と飲みに行くとか言ったら確実に拗ねます。
冠婚葬祭も、旅行も、飲みに出かけるのも、すべて2人一緒に。日本は夫婦だとしても単独行動をする傾向にあると思うので、自分だけ単独行動に出つづけると喧嘩になりかねません。
日本で洋服のプレゼントを購入してもサイズが合わない
人によるかもしれませんが、服をプレゼントしようと思ったら、袖丈が合わずに断念したことが数回あります。日本で服のプレゼントを用意しようと思ったら、試着必須です。
国際恋愛あるある ー ステージ3 遠距離恋愛中
続いて遠距離恋愛のステージです。これ自体も「国際恋愛あるある」。国際恋愛だと、遠距離恋愛になる可能性って80%以上くらいはあるんじゃないですかね。私の個人的な感覚ですが。
このステージのあるあるは以下です。
1つずつ見ていきます。
遠距離恋愛になりがち
国際恋愛がはじまるのは、以下のような場所です。
元々遠隔地か、お互いが一時的に滞在している場所で発生することが多いです。そのため、先に待っている可能性が高いのは遠距離恋愛です。
ビデオチャットでの連絡が唯一繋がっていることを実感する瞬間
電話やビデオチャットで声と相手の顔を見るときだけが、繋がっているのを感じる瞬間。遠距離恋愛中は相手の心が離れてしまわないか、心配も生じます。
話す頻度も、一週間に2,3回ほど。時差もあるので時間を合わせるのも簡単ではありません。
会いに行くのに、かかる費用と時間の負担が大きい
会いに行くのにかなりの費用がかかります。私は、どの国の人と恋愛していたときも、大体以下の費用を見積もっていました。毎回会えるのは、数か月に一度、最大2週間くらいです。
高額なデートですよね。
恋愛が終了しがち
心の距離は、物理的な距離に比例する傾向にあります。遠距離恋愛になると、心が離れてしまう傾向は高く、数か月で終焉を迎える可能性はかなり高いです。
他方で、遠距離恋愛を乗り越えたカップルは絆が強いですね。2人で乗り越えたという事実が絆を深くしていることは多いです。
国際恋愛あるある-ステージ4 結婚間近
結婚間近でもまだまだ「あるある」はあります。この頃になると、お互いの家族と話す機会も増えます。
1つずつ見ていきましょう。
家族と話す機会が増え、言語が異なる場合は言語の壁にあたる
自分の相手とは英語で話していたとしても、お互いの家族と話し出すと英語では通じないことも多々あります。
私たち夫婦の場合は、お互い英語は第2言語です。夫の家族と話すときは、夫が通訳、私の家族と話す場合は私が通訳になります。大勢と会話する必要があったり、長時間に渡り話す場合などは、通訳をしつづけるのも一苦労です。楽しいですけどね。
どちらの国に住むかで悩む
どちらのいる国をベースに生きるかで悩みます。お互いの家族、仕事、医療制度、年金制度など、考えるべきことは色々あります。
お互いに仕事が見つかるかで悩む
の有無は死活問題ですよね。どちらの国に住むか、ということも大方仕事によって決まることが多いです。
一方で、最近はインターネットとコロナウィルスの蔓延もあり、リモートで働ける環境が進んできているので、正直どこの国でも仕事はできるような気がします。
国際恋愛あるあるを経由して関係を成功させるには
国際恋愛で大事なポイントを紹介します。
1つずつ見ていきます。
自分の意見を主張する
何か聞かれたら、自分の意見を述べるようにします。「なんでも相手の意向に従う」というような従順な性格よりも、自分の軸を持っている人の方が信頼されます。
問題が生じたら、後に引きのばさずに話し合う
問題が生じたら、即座に話し合います。「行間を読む」とか「以心伝心」などは、一切通用しません。相手と分かり合うためには、すべての概念を言語化する必要あります。
互いの文化の違いを受け入れる
最初出会った頃は、お互いの文化が新鮮で受け入れやすく感じるものですが、しばらく経つと自分の文化返りします。すると出て来るのが、「僕/私の国ではこうだから…」というもの。
たまに言われるくらいならいいのですが、毎回「自分の国では…」を繰り返し合うと、お互い疲れてしまいます。ずっと一緒にいるのであれば、お互い文化背景も含めてすべて受け入れる必要があることを理解する必要があります。
国際的に自立して生きていける知識と能力を身につける
外国の方々は自立心が強く、相手にもそれを求めます。自分と同じように生きていける相手を求めているので、相手が自分と同じ環境でサバイバルできるかを見定めています。
何かあったときも、すべてを任せられる信頼されるパートナーでいるためには、お互いどこでも生きていける知識と能力を身につける必要があります。
国際恋愛あるあるを踏まえて外国の方との恋愛にのぞもう
相手がどこの国出身かにより、国際恋愛あるあるにもバリエーションが発生します。他方で、上記でおおかたの「国際恋愛あるある」はカバーできていると思います。
これらの国際恋愛あるあるを踏まえて恋愛にのぞめば、各ステップごとに起こることが予期できると思います。1つ1つの「あるある」を楽しみつつ先に進んでください。
国際恋愛は、国内恋愛と異なり乗り越えるべき障害も多くなります。
一方で。個人的には、国際的な生き方を選択しているような方は、そういう乗り越えるべき障害すら楽しめてしまうのではないかなーと思います。
これを読まれている方が、素敵な人と出会い、幸せに生きられることを心から祈っています。
こちらもどうぞ。