喉にいつも何かあるような感覚があり、飲み込み切れないような変な感覚がある。
喉がフルフル震え続けてる。
体中がこわばり、太腿後ろがかちかちに固まって動かない。
酷い不眠。
光に耐えられず、光を見ると眩暈。
左肩の筋のつっぱるような痛み……。
寒いのに汗。暑いのに寒け。
動悸
何なの、これ???
とりあえず、辛い。ストッキング履くのすら辛い。もう塞ぎこむしかない…。
こんな症状の数々でお悩みですか?わかります、辛いですよね…。
この記事では、このような症状に対し当時35歳くらいだった私自身が試した事をご紹介しています。
こんにちは、れとです。
アメリカには、出たり入ったりですが、現在約6年程暮らしています。
上記のような症状が出だしたのは、かれこれ5年前。ある日突然、太腿が硬直してストッキングが履けなくなりました。次に眠りにつくことができなくなり、他の様々症状も次々に出て、貯まっていくストレスに耐えられず夜中に涙がこぼれ出るように。
病院にも通いましたが、「不定愁訴」と診断されました。要するに原因不明。色々とネットだったり本で調べてみると、どうやら「喉が震える」のを筆頭に、どうやら更年期障害の一つ…悲。
この障害は、卵巣の働きがおとろえることで、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することによって起こります。エストロゲンは体の色々な機能をコントロールしていて、エストロゲンが減ると調節機能が機能しなくなります。
様々な症状は慢性的に続き、段々と酷くなっていきました。そのため様々な方法を試行錯誤しました。色々と試しに試して、結果、私にはいくつかのことが有効でした。
今はエクオールのサプリを飲み続けていることもあり、症状が改善されて以前よりずっと快適な生活を送ることができています。
この記事では、以下のことをご紹介しています。
こういう仲間がいるということで、同じような症状に悩まされている方のご参考になればと思います!
それでは、早速ご紹介していきますね!
更年期のサプリ|アメリカでは何がおすすめ??【更年期障害対策】
やって効いたことをランキング形式でご紹介します。
具体的に一つずつご紹介していきますね。
第1位 針治療
針治療は、日本とアメリカで数回受けました。
やったのは、たった5回前後。しかし、一時的なりとも症状の軽減が見られました。
特に、太腿の後ろの、かちっかちで動かなかった拘縮状態(固まって動かなくなること)の筋肉に効きました。何回かのセッションの後、太腿の硬直の症状が突然改善したんです!
本当に辛い時期は、針治療のおかげでかなり症状が軽減され、助かりました。
針治療は、頭の天辺からつま先までに細い針を刺して行われます。私は最初針治療がかなり怖かったのですが、実際受けてみると気持ちいい。
精神的な癒し効果がとてもあり、毎回行くのがとても楽しみになりました。一度治療を受けるだけで、血行が各段に良くなり、体が軽くなります!
一方で、デメリットが大きい。それが金額。高額すぎなんです。
アメリカで針治療は大体一回およそ100ドル。
しかも、2週間に一度くらい受ける必要があるんですね。しかし、一か月に200ドル以上の出費はきつい。ただ、お金があれば、針治療はやってみる価値はあると思います。
第2位 サプリ
更年期障害は、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することによって起こります。
ということは、
このエストロゲンの代替となる成分を体に投与すれば、以前の体に戻るはず。
そう考えてエストロゲンの代替機能を持つサプリを探しました。
それで見つけたのが、このエクエルです。
最初は半信半疑だったのですが、飲みだして2か月程で症状が軽減し出しました!
金額は50ドル/月程とそこそこかかるものの、針治療に比べるとかなり安く、自宅にいながら手軽に試せるのもありがたい点でした。
因みに、更年期のサプリは、アメリカのアマゾンでも色々と販売されています。“menopause supplements“で検索することができます。エクエルもラインナップに入っていますよ。
更年期対策で色々と試しましたが、状況を改善するためにできることの中で一番試しやすいです。
なので、私はエクエルに落ち着きました。
サプリについては、後ろの項で改めて試したもの2種類の詳細を紹介します。
第3位 運動とメディテーション/アロマ
ランニング
運動は、いつでも持続するに越したことは無いですよね。
元々水泳を長い事やっていて、水泳をすれば血行が良くなって改善するに違いないと思ったんですが、残念なことに腰と太腿が拘縮し過ぎて痛くてできませんでした。
そこで、ゆっくりとしたランニングを中心に毎日運動を持続しました。
体を動かすと血行が巡るのは実感できます。自分で自分を動かして体質改善ができるならラッキーということで、運動は可能なら取り組んでみるのはありかもしれません。
ヨガ/瞑想・メディテーション
夜、光を最小限にし、ヨガを30分程。その後瞑想は15分程。
ろうそくを用意してメディテーションの時間を設けました。ヨガで血行が良くなり、じんわりと体がリラックスするのを感じます。
良い香りのするろうそくを用意すると更にリラックス効果が高まります。
考えが巡ってどうしようも無い頭が少しリラックスし、ベッドに少しすっきりした気持ちで入ることができました。
レモングラスの香りを焚くととても気持ちが落ち着きますよ。
アロマオイルをたいて心地よい香りに満たされると、本当に気持ちが落ち着きます。
第4位 病院(最初に行くべき)漢方と睡眠薬
何か体がおかしい、と思ったら、きちんと病院で確認する必要がありますよね。私も念のため症状の出始めに検査をしました。飲み込むのが困難なほどの喉のつかえと不眠、腿の硬直があまりに酷かったので病気かと心配で。
行ったのは、内科、診療内科です。日本とアメリカ両方の病院に行きましたが結果は「問題なし」でした。
何も体に大きな問題が無いということで、まずはほっと一安心です。
それにしても、アメリカでは、この診察だけで200ドル程とられました。日本では数千円。アメリカのこのおかしな医療保険制度は本当に辛い (´;ω;`)
そして行った病院では、以下の種類の薬が処方されました。
漢方薬「当帰芍薬散」
漢方薬「当帰芍薬散」。
全身に大切な栄養素を与え、結構を良くする漢方薬。水分の代謝を整えて、足腰の冷え性や生理不順、更年期障害などを改善します。
半年以上継続しました。しかし、結果、効果があったのかはいまいち実感できず、症状は続きました。漢方薬は効き目が出て来るまで相当時間がかかるとのことなので、もっと継続が必要だったのかもしれません。
日本
アメリカ
睡眠薬
医療機関にかかる度に、様々な種類の睡眠薬を処方されました。一時的に眠ることはできるようになりました。少しでも睡眠をとれだだけでもありがたかったです。しかし、睡眠薬はすぐ効かなくなってくるんですよね。
それで他の睡眠薬に切り替えていくのを繰り返す悪いスパイラルに陥りました。医師は、一つ効かなくなると、更に強い薬を処方します。最終的には筋弛緩剤まで処方されました。
一時的に眠れるようになるのはありがたいのですが、睡眠薬のスパイラルは一度はまってしまうと本当に断ち切るのが厄介になるので、服用をし続けることは全くおすすめできません。
どうしても眠れない時はお医者さんの指示に従って一時的に利用しますが、それでも私的にはサプリなど自然に近い物をおすすめします。お医者さんも、睡眠薬を処方せずに「メラトニンを購入してしばらく試しましょう」とおっしゃる時もありました。
日本
アメリカ
アメリカで更年期対策 サプリで栄養素を補充する
というわけで、色々と更年期障害にできることはあるわけですが、
としてもう少しサプリについてもう少し話します。
私が試したのは、
でした。
試してみた結果、私にはエクオールが効きました。改めて利用した両方のサプリをご紹介します。
エクオール配合 エクエル
更年期障害が出てしまう理由は、
更年期障害は女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少するため。
このエストロゲンの代わりになるのが、「エクオール」という成分。大塚製薬でエストロゲンに代替する成分として開発されたものです。
✔ エストロゲンと同じような働きをする
✔ エストロゲンが過剰に出た時は、その作用を抑える
✔ 男性ホルモンの働きを抑える
✔ 抗酸化作用(体がさびない)がある
✔ 健康と美容に力を発揮する
※大塚製薬でのこの成分の開発は、大変だったようです。エピソードは大塚製薬のホームページをどうぞ↗
そのエクオール成分が入ったサプリがエクエルです。日本に帰って更年期に効きそうなサプリを探していた時に偶然見つけました。
何気なく手に取って、半信半疑で2か月程摂取したところ、効果を感じ出しました。
なんと、左肩の痛みがすっかりとれ、喉の震えがおさまったんです。太腿の後ろの拘縮もほとんど感じなくなりました。それだけでも十分に嬉しかったんですが、症状が引いた上に、肌につやが出ました。
因みに、エクエルは医薬品ではありません。
エクエルは、大豆を乳酸菌で発酵させて作った食品です。大豆胚芽を元に乳酸菌を使って作った食品で、合成・抽出・濃縮は一切していません。「エクエル」の成分の構成は大豆胚芽とほぼ同じ。
「エクエル」はイソフラボン類の内、ダイゼイン類のほとんどがエクオールになっています。だから、食品として安心してお召し上がりいただけます。
大塚製薬ホームページより
大豆アレルギーがある方は避けた方がいいようです。
私はかなり効き目を感じられたので、アメリカまでの輸送料を追加されても日本から注文していました。しかし、毎回到着までは2か月程を要していました。
するとありがたいことに、2019年、大塚製薬がアメリカでこの製品の販売を開始したんです!
>>> 女性の健康をサポートする「エクエル」米国にてD to Cチャネルで販売開始し事業拡大へ
早速、アメリカでのエクエルの販売を機に現地での購入に切り替えました。
アメリカのAmazonで購入可能です。
それまで入手までに月単位の時間を要し、輸送費までかかっていたものがすぐに入手可能になり、いまだに感謝しています。
一方で、私個人として感じるアメリカのエクエルのデメリット。
アメリカのサプリって、かなり粒が大きいんですよね…。
これも大きい。一緒に水をがぶっと飲んで押し流す感じ。喉ごしの強さは否めません。
匂いはというと、きな粉みたいな匂いがします。きな粉の塊みたいなものなのかも。
あと、もう一つ、今から初めても、効果を感じられるのは2か月以降になる点ですね。即効性はありません。
逆に、今からはじめれば、2か月後には効果の有無を感じられると思います。
生薬成分配合 命の母A
こちらは生薬配合のサプリです。
含まれている成分には、
作用があるとされています。
例えば、命の母。こちらは13種類の生薬が配合された薬です。
この生薬のブレンドは、長年の間「効能がある」とされている生薬の配合に試行錯誤を重ね、多くの人に適応できるように開発されたものです。
残念ながら、この商品は数か月飲みましたが、私にはいまいち効果がありませんでした。ただ、口コミでは効くという声が多く聞かれます。漢方や生薬を好まれる方には、生薬成分配合のこの商品もご利用頂けると思います。
アメリカで更年期障害対策 まとめ
ここまでお読みになられた方は、相当辛い症状にお悩みなのだと思います。謎の症状に悩まされる日々は本当に疲れますよね。生活の質が一気に落ちてしまいます。
金額に問題が無いのであれば、一度針治療をしてみるのをおすすめします。とても気持ちいいですよ。
エクエルを飲みはじめた2か月後、ストッキングをはじめて問題なく履けた日は、本当に嬉しかったです。太腿の症状は一年以上続き、私の人生の質を各段に下げていました。履けた瞬間、嬉しすぎて涙ぐみました。
飲み始めて一年以上経ち、今は太腿の筋肉も柔らかくなり、以前できなかった水泳もダンスも快適にできるようになりました。快適に動けるようになったうえに気持ちも明るくなり、笑顔になれる瞬間と幸せを感じる瞬間が各段に増えました。
ここに記載したことは、あくまで個人の実体験です。ダメ元でやってみる何かのご参考になればと思います。
体が資本ですよね、何でも。
新しいことを試したら、情報をアップしていきますね。